年末海外旅行どこ行く?ポルトのカウントダウン花火情報【ポルトガル】
今年の年末年始はポルトガル第2の都市・ポルトでカウントダウンしませんか?ポルトの歴史地区は町全体が世界遺産。歴史的建造物に囲まれながらのカウントダウンと花火が楽しめるイベント情報をお届けします。最後まで安心して楽しめるようにイベント会場から徒歩で帰れるホテルの情報もバッチリ教えます!
ポルトガル第2の都市・世界遺産ポルトのカウントダウン花火
ポルトガル第2の都市、ポルト。
中心部にあたる歴史地区は、町全体が世界遺産という貴重な都市。ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルのひとつなのでは?ともウワサされる美しく重厚感がある街です。
歴史地区の街自体が世界遺産!
街の建物の多くが歴史的建造物であるというポルトですが、日本人には衝撃のカウントダウンで喜ばせてくれます。それは花火の激しさ。いや、これが海の上や、大きな広場などなど特設の海上なら何の問題もないのですが、貴重な世界遺産の数々が「こげないのか?」「燃えないのか?」と心配になるほど、思い切った場所で盛大に激しく花火が打ち上げるので、心配になります(笑)。
しかしその光景は、同じポルトガル人でも「すごい!」と思うようで、わざわざリスボンからポルトへ移動して年越しをする人もいるほど。
さて、多くの人が酔いしれる、世界遺産と花火のコラボレーションとは?
右端の「ドン・ルイス1世橋」も世界遺産
世界遺産ドン・ルイス1世橋での花火が凄すぎる件
世界遺産の街の目の前を、緩やかに流れるドウロ川にかかるのは、これまた世界遺産ドン・ルイス1世橋。この橋は毎晩のライトアップがとても美しく、ポルトを象徴する美観のひとつ。
ポルトのガイドブックやポスターに必ず登場するこの橋は19世紀、パリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルの弟子が設計。そのため見た目もエッフェル塔をそのまま橋にしたかのような華麗で、どことなくゴシック建築の雰囲気も感じさせてくれる、クールな橋です。
幅8m、2階建て。上層は歩行者とメトロ用、下層は自動車と歩行者用と用途が分かれています。世界遺産を未だに日常使いしているポルトガル人の恵まれた環境には、本当に驚かされますね。
世界遺産の上をメトロが通る・・・
毎晩ライトアップされるドン・ルイス1世橋の夜景は美しく、これもポルト観光の人気スポット。しかし12月31日はそのライトアップに加え、カウントダウンの花火が大輪の花を咲かせる場所でもあります。
ドン・ルイス1世橋のライトアップと歴史地区の上空に花火!
歴史地区の反対側のドン・ルイス1世橋のたもとから花火をみると、世界遺産しかない!
しかしポルトガルの凄いところは、古く価値があるものに「保護」する観念があまりないということ。古く価値あるものは保護すべき世界遺産ですら利用してしまうこと。ドン・ルイス1世橋からの仕掛け花火も、容赦なくやってしまいます。
いいのか?世界遺産だぞ、君たち!
この光景を楽しみたい人は、ドウロ川沿いの花火ビューポイントにいる必要がありますが、橋を含め、一体が通行止めになる時間があり、宿泊しているホテルのスタッフに確認の上、橋の通行止め前には対岸に渡っておきたいところ。
川沿いの花火で年越しをしたい、という人は、帰りの交通確保を考えると、ホテルの多い歴史地区や、他のエリアには宿泊せず、このエリアのホテルに宿泊するのが成功のポイント。ただしこのエリアはホテルが少なく、早めの予約が必須。
ドウロ川沿いの花火を安心して楽しめるホテル
ドウロ川沿いには、見学のできるポートワインのワイナリーや、ロープウェイなど、川沿いでなければ楽しめない絶景が広がります。観光スポットの集まる歴史地区エリアには、メトロやバス、そして徒歩でもアクセスでき、不便だと思うことはないでしょう。
296 ヘリテージ アパートメンツ (296 Heritage Apartments)
小さなゲストハウスの多いドウロ川沿いですが、296ヘリテージアパートメンツはパリのアパルトマンを思わせる洗練されたホテル。客室はかわいらしく女性ウケ良し。ドウロ川と旧市街が望める眺望の良い客室は早めの予約が必要です。スタッフが親切でおすすめのレストランやスポットなど、観光情報も気軽に教えてくれます。
かわいらしいデザインの客室!眺望の良い客室は早めの予約を
共有のテラスがあり世界遺産・歴史地区の光景が見事
住所:Av. de Diogo Leite 296, 4430-999 Vila Nova de Gaia,
ポルトのB&B口コミ評価1位 オー!ポルト(Oh! Porto)
名前のインパクト(笑)!思わず感嘆の声を上げてしまうほど、世界遺産ドン・ルイス1世橋が目前・・・というよ橋に貼りついているような距離の珍しい環境。花火が見られる場所の立地だけを望むなら、地下にある安い客室を。せっかくなら世界遺産を間近に感じたい、という人は、少々値が張りますが格上の客室を。正直に言うとこの値段を払うならもっと高級なホテルにも泊まれるかな?という印象ですが、1泊くらいなら贅沢して「世界遺産に貼りつく」経験も良し。
ドン・ルイス1世橋の欄干に付着しているような近さ!
凄いロケーション
ポルトの歴史地区のカウントダウン&花火は騒げる雰囲気!
ポルトのカウントダウン花火は、川沿いだけではありません。歴史地区では大規模なカウントダウンイベントが行われます。特に一番有名な場所が市庁舎前で毎年行われるカウントダウンイベント。
ポルト市庁舎も世界遺産に含まれる
12月31日の夕方には市庁舎周辺の道路が車止めになり歩行者天国に。リベルダーデ広場ではライブイベントが開催されますが23時には終了するため、市庁舎前広場の人口密度が一気に上がります。 カウントダウンの10分ほど前から大きなスクリーンで映像が流され、カウントダウンの数字も表示。それに合わせて全員で絶叫する一体感がたまらない年越です。
そして当然、カウントダウン後には花火が!
世界遺産に含まれる貴重な建物が燃える勢い
その後も15分近く花火が打ちあがります。混雑が苦手な人は無理に市庁舎前に行かなくても、町の至る所から空を彩る大輪の花を見ることができるのでご安心を。
世界一美しい駅のひとつ「サン・ベント駅」付近
各エリアで小規模な花火も打ちあがります
ポルト歴史地区のカウントダウン花火を安心して楽しめるホテル
歴史地区にはカフェやバーも多く、カウントダウン後、飲みに繰り出すのも良いでしょう。しかしここで力尽き、こらえていた眠気がマックスを迎える人もいるはず。
いずれにしても人であふれた道路にタクシーはいません。そして公共交通機関は終わっています。このエリアもカウントダウンイベント会場から歩いて帰れるホテルに泊まることが、ポルトのカウントダウンを制する最高の方法となります。
ホテル メルキュール ポルト セントロ(Hotel Mercure Porto Centro)
1920年に建てられた歴史の古い建物を改装。フランス資本のアコーらしくおしゃれでセンスの良い雰囲気が人気。周囲に高いビルがなくレストランからの景色は最高!朝食もこのレストランでいただけます。サン・ベント駅の丁度真裏にあたり、トラム22番の停留所もすぐそば。市庁舎前からは徒歩10分かからず、カウントダウン後にのんびりと歩いて帰れます。
シンプルでおしゃれなフランスのホテルブランド「メリキュール」
世界遺産の歴史地区を見渡しながらいただく朝食は最高!
住所:Praca Da Batalha 116 Nº De Registo:3244, 4049-028 Porto
レジェンダリーポルトホテル(Legendary Porto Hotel)
世界一美しい駅と讃えられるサン・ベント駅から徒歩5分、カウントダウンイベントが行われる市庁舎前へも徒歩約10分という立地がうれしいピンク色のホテル。古いホテルを改装していますが、内装はシンプルモダン。朝食も美味しいと評判で、格安ホテルでありながらスタッフが親切だという口コミも多し!
すっきりとしたシンプルなインテリア
歴史ある建物を改装
住所:Praça da Batalha 127 130, 4000-102 Porto
ポルト・カウントダウン花火お楽しみMAP
年末年始の旅行はポルトガルの世界遺産でカウントダウン!
ポルトガルは日本の4分の1の国土に世界遺産が17もある世界遺産大国。貴重な世界遺産の建築物が花火の光で闇夜に浮かび上がり、色づき、地元のポルトガル人や他国の旅行者と共に笑顔で「ハッピーニューイヤー!」と叫び合える瞬間は、一生忘れられない思い出になるでしょう。
世界遺産をしっかりと保護する日本では、世界遺産の間近で、いや、世界遺産そのものに花火を仕掛けるなんてことはありえません。こんなレアな景色を楽しめる都市は稀少ではないでしょうか?
さあ!ポルトで迎えるカウントダウンの年末年始のツアーは今のうちに予約しておきましょう。トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、とてもお得です。
「ツアーは安いけど、泊まるホテルは好みで選べないでしょう?」・・・と思う方もいるかもしれません。ところが!トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは他と違いますよ!なんと、ホテルもスケジュールも自由自在にアレンジできます。
まずは一番お得なスタンダードなツアーの料金を要チェック!そこからホテルアレンジのリクエストをしてみてください。トラベル・スタンダード・ジャパンの旅のプロから連絡が入ります。
世界遺産の花火が待つ、ポルトに出かけましょう!