ロサンゼルスに行く前にチェック![アクセス方法・ESTA・気候・移動方法]お役立ち基本情報
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真っ青な空と眩しい太陽が印象的な、アメリカ西海岸にある都市「ロサンゼルス」。温暖で雨の少ない気候、多くの観光スポット、フォトジェニックなおしゃれな街並み、ホワイトサンドの美しいビーチと、魅力的な要素がたくさん詰まった人気エリアです。今回はアメリカ屈指の観光都市「ロサンゼルス」の基本情報をご紹介します。
ロサンゼルスといえば…
アメリカ映画の本拠地ハリウッド。アカデミー賞授賞式でも有名なハリウッド&ハイランド、スターの名前を刻んだ星型プレートが並ぶウォーク・オブ・フェイムなど見どころがたくさん。もちろん、ハリウッドサインも忘れずに!
ダウンタウンでは、現代美術館ザ・ブロードで有名アーティストたちの名作に触れ、最先端のショップで買い物を楽しみ、スタイリッシュなルーフトップバーで夜景を満喫するおしゃれな1日の過ごし方も。人気のビーチタウンサンタモニカも、訪れてほしい場所のひとつです。広々としたビーチ沿いには人気レストランなどが立ち並び、いつでも賑やかな人気スポットです。
サンタモニカ・ピア
日本からロサンゼルスへのアクセス方法
日本からロサンゼルスへの直行便は、羽田、成田、関空の3つの空港から毎日出ています。メインとなるのは、全日空(ANA)やユナイテッド航空、日本航空(JAL)などの大手航空会社です。フライト時間は約10時間。乗り継ぎ便も数多く運航されています。直行便よりも時間はかかってしまいますが、渡航費用を抑えたい場合は、乗り継ぎ便を利用するのもおすすめです。
出発地 | 便の種類 | 航空会社 | 経由地 | 所要時間 |
成田空港 |
直行便 | 全日空・ユナイテッド航空 | 9時間40分 | |
---|---|---|---|---|
アメリカン航空 (3/28まで) |
9時間55分 | |||
シンガポール航空 | 10時間 | |||
羽田空港 |
直行便 | 全日空・ユナイテッド航空 | 9時間55分 | |
アメリカン航空 (3/29~) ※1日2便に増加 |
10時間 | |||
デルタ航空 | 10時間 | |||
関西国際空港 |
直行便 | 日本航空 | 10時間10分 | |
乗り継ぎ便 | ユナイテッド航空 | サンフランシスコ | 13時間 | |
デルタ航空 ※夏季シーズンのみ運航 |
シアトル | 14時間30分 |
※2020年3月現在の情報です。
※上記は一例となります。
※2020年夏季、デルタ航空[関西空港-ロサンゼルス間]の運航は見合わせとなりました。
ロサンゼルスに行くならESTAを忘れずに!
現在、アメリカに90日以内の短期滞在をする日本人は誰もがESTA(エスタ)という入国審査の申請をして、アメリカ入国のための認証を受けなくてはなりません。またESTAの申請は、アメリカにて乗り継ぎするフライトを利用する場合でも必要となります。
ESTAはアメリカ入国に必要
ESTA(エスタ)とは
ESTAとは、電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の略で、2009年にアメリカ国土安全保障省(DHS)によって義務化された制度です。事前にアメリカへの入国条件を満たしているかを申請し、認証を受ける必要があります。
ESTAの申請方法
申請はインターネットで行います。アメリカ政府のESTA公式サイト(下記参照)にアクセスして、住所やパスポートナンバーなどの個人情報を英語で入力し、適格性に関する質問に答えましょう。20分程度で終了する簡単な内容なのでご心配なく。
すべての入力が終了すると、支払いになります。支払いはクレジットカード払いとなり、費用は1人あたりUS$14です。その後、申請時に登録したメールアドレスに渡航認証許可のメールが届き(申請後約3日以内)、手続きは終了です。また、旅行の時にESTA渡航認証のコピーを提示する必要はありませんが、念のため渡航認証を印刷して持参することをおすすめします。
ESTAの申請はインターネットで
在日米国大使館・領事館のESTA関連ページ(日本語あり):
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/esta-information-ja/
ESTA申請公式サイト(日本語あり):
https://esta.cbp.dhs.gov/
ESTAの申請時期と有効期限
申請から認証許可が出るまで最大3日ほどかかるので、最低でも旅行3日前までに申請しましょう。ESTAの有効期限は2年間です。ただしパスポートの期限内なので、2年以内にパスポートが失効すれば、その時点でESTAも無効になります。新たなパスポートを取得後、再度申請が必要です。
パスポートの期限が切れたら、ESTAも無効に
ESTAを申請しないと、どうなる?
ESTA渡航認証を取得していない渡航者は、飛行機や船の搭乗拒否もしくはアメリカへの入国拒否をされますので、必ず取得してください。
ロサンゼルスの年間気温・気候
アメリカ西海岸に位置するロサンゼルスは、都市部や沿岸部は地中海性気候、内陸は砂漠気候となっており、1年を通して温暖な気候で雨の日が少ないのが特徴です。湿度が低いので、気温が高い日でもカラッとして非常に過ごしやすい気候となっています。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
平均最高気温 | 20℃ | 21℃ | 21℃ | 23℃ | 24℃ | 26℃ |
平均最低気温 | 10℃ | 10℃ | 11℃ | 13℃ | 15℃ | 17℃ |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均最高気温 | 29℃ | 29℃ | 29℃ | 26℃ | 23℃ | 20℃ |
平均最低気温 | 18℃ | 19℃ | 18℃ | 16℃ | 12℃ | 9℃ |
春(3~5月):ほとんど雨が降らない地域ですが、2~3月にかけては雨が降ることが多くなります。日本のように続けて雨が降ることはあまりありませんが、折り畳み傘をバッグに入れて置くと安心です。昼間は半袖でいられる日も多くなりますが、夕方から夜にかけては肌寒く感じることもあるので、軽く羽織れるカーディガン等を持参するといいでしょう。
夏(6~8月):湿度を感じない爽やかな季節で、半袖とショートパンツで過ごすことができます。かなり日差しが強いので、紫外線対策を忘れずに。屋内の冷房が強めのところが多いため、長袖を携帯した方がベター。ビーチをメインに訪れるのであれば、この時期がベストシーズンです。
秋(9~11月):9月ごろまでは、まだまだ夏の気温です。10月半ばごろから少しずつ気温は下がりますが、それでも最高気温は20℃を超えるため、コートは不要です。気温が高すぎないので、市内散策やレジャーランドで遊んだりするにはちょうどいいシーズンです。
冬(12~2月):冬のシーズンですが、厚手のコートがいらないくらいの暖かさです。最高気温も20℃前後まであがるので、少し厚めのパーカーや軽めのジャケットを羽織るぐらいで過ごせます。2月は雨が降る日が増えてくるので、折り畳み傘を常備しておくといいでしょう。
ロサンゼルスでの移動手段
ロサンゼルス市内を中心に移動する分には、レンタカーがなくても大丈夫です。都市部では、バスや地下鉄の路線も整備され、タクシーやライドシェアサービスのウーバー(Uber)やリフト(Lyft)も充実しているため、効率よく観光することができます。
メトロレール(Metro Rail)電車/地下鉄
ロサンゼルス郡都市交通局が運営する鉄道メトロレール。ハリウッドやユニバーサルスタジオにアクセスするレッドラインや、ロングビーチへ向かうブルーラインなど全部で8路線あります。目印は「M」のマーク。
乗車するには、タップカード(tap card)と呼ばれるICカードをUS$2で購入し、運賃をチャージする必要があります。基本料金は1乗車でUS$1.75、1日券はUS$7です。タップカードはメトロレール各駅の窓口もしくは自動券売機で購入することができます。
地下鉄と電車の両方ある便利なメトロレール
メトロバス(Metro Bus)バス
メトロレールと同じ会社が運営するメトロバス。全部で約200路線もあり、市内はほぼ網羅しています。ダウンタウンだけでなく、少し離れたサンタモニカやディズニーランドなどにも行くことができる便利なバスです。停車駅が少ない快速バス(Rapid)に乗れば、目的地まで早く行くことも可能なので、上手に利用したいですね。
基本料金は1乗車US$1.75、1日券はUS$7です。現金での支払いもできますが、お釣りがでないので注意してください。メトロレールのタップカードも使えます。
約200もの路線があるメトロバス
タクシー
ロサンゼルスでは、その場でパッと乗れるような流しのタクシーはありません。空港やホテルなどの指定の場所で乗車するか、電話で呼ぶ必要があります。
黄色のイエローキャブがロサンゼルス内をメインで走っているタクシー。「TAXI CAB」というステッカーが目印です。このステッカーは認可タクシーの証明なので、乗車前には必ず確認してください。乗車後はメーターが動いているかを確認し、もし動いていなければスイッチを入れてもらうように運転手に告げましょう。支払い時には、乗車料金の15%程度のチップを渡すことも忘れずに!
タクシーではチップを忘れずに
ウーバー(Uber)・リフト(Lyft)
スマートフォンアプリを使い、自分のいる場所に迎えの車を呼べる配車サービスがウーバーとリフトです。利用するには、どちらも専用のアプリをインストールする必要があります。
通常のタクシーよりも値段が安く、使いたい時にすぐ呼べるというメリットがあり、ウーバーは世界600を超える都市で利用されています。また、リフトはアメリカ国内300都市以上で利用されています。登録しているドライバーは、車両ナンバーやソーシャルセキュリティナンバーなどが登録された身元が明らかな人のみ。ドライバーとしての評価が低くなると、業務ができなくなることもあり、利用者の安全を第一に考えたサービスを受けられる仕組みになっています。
アプリによって、あらかじめ目的地も設定でき、料金もわかるので安心感もあります。チップは下車後に任意で支払います。直接お金のやり取りをする必要がないので、支払いで慌てる必要がありません。
アプリを使って簡単に呼べる移動手段も活用したい
ロサンゼルス観光で注意するべきこと
近年、再開発によって治安が良くなってきているロサンゼルス。犯罪率も劇的に減少したとも言われています。とはいえ、そこは海外。いまだに危険なエリアも存在します。
ダウンタウン地区では、ストリートギャングが多いサウスロサンゼルスとリトル・トーキョーの近くにあるスキッドロウが危ないといわれるエリアなので近づかない方がいいでしょう。また夜間の移動は、公共交通機関は使わずにウーバーやリフトを利用することをおすすめします。危険なエリアに近づかない、道端で現金を数えないなど一般的常識を持って行動すれば、犯罪に巻き込まれる可能性が低くなるはずです。
窓に鉄格子があるエリアは危険!
いかがでしたか?さまざまな文化が入り混じる活気に満ちた都市ロサンゼルス。気候も温暖なので年間を通して楽しめるアメリカ屈指の人気エリアです。観光はもちろんのこと、ショッピングをするのもよし、ビーチでのんびりくつろぐのもよし、アミューズメントパークで遊ぶのもよし。いくら時間があっても足りないくらい魅力たっぷりの都市ロサンゼルスで、ぜひ素敵な休日を過ごしてください。
【出発地別】ロサンゼルスへ行くツアー
- 成田発
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