年末年始はポルトガル旅行！リスボン・カウントダウン花火情報！

リスボンで一番盛大なカウントダウンイベント！コメルシオ広場の花火

ポルトガルのカウントダウンは各地とも実に賑やか！花火が打ちあがり、ワイン片手に盛り上がります。

最も盛大なカウントダウンを求めるなら、やはり首都リスボンでしょう。その中でも一番派手なカウントダウンが行われる場所が、テージョ川に面したコメルシオ広場（Praça do Comércio）。もともと宮殿があった場所をリスボン大地震後に整備した広場のため、別名「王宮広場（Terreiro do Paço）」と呼ばれています。

リスボンで一番大きな広場という事もあり、カウントダウンなどのイベントごとには、もってこいという訳。

リスボンで最も大きな広場・コメルシオ広場

11月中旬頃になるとコメルシオ広場には大きなクリスマスツリーや、毎年異なるクリスマスイルミネーションで煌びやかに彩られます。国民の約91％がカトリック教徒のポルトガル。クリスマスにかける思いも強く、1月初旬まではクリスマスイルミネーションが楽しめます。

日本では新年を迎えるとお正月、というところでしょうが、リスボンではとことんクリスマス気分で過ごしましょう！

テージョ川と巨大クリスマスツリーはリスボンの風物詩

カウントダウンの1時間前には、コメルシオ広場にぎっしりと人が集まります。特設ステージが設置されボルトガル人アーティストが続々とステージに登場。花火までの時間に人の熱気をどんどん煽っていきます。混み合いますが、他の国と異なり人と人がぶつかっても殺伐とした雰囲気にはならないのがポルトガルの凄いところ。

いよいよ0時10秒前、特設ステージ上のスクリーンにカウントダウンが表示され、その場にいる観光客・リスボン在住の人々が大声でカウント！心をひとつに年をこします。

いよいよ0時！巨大クリスマスツリーの上空を花火がい彩ります

コメルシオ広場を象徴する「勝利のアーチ」からも花火が！

このアーチはリスボン大震災直後の1755年に着工し、1873年に完成した歴史的な建造物のはずですが、そんな建造物ですら花火の場所として使ってしまうという大胆さが、ポルトガルの良さ。

コメルシオ広場での花火は0時から15分間、息着く暇もないほど連発が続き、様々な方向から花火が打ちあがるため、迫力満点。リスボンで年を越すならぜひとも参加したいカウントダウンイベントです。

勝利のアーチ上にも花火が！

コメルシオ広場のカウントダウンを快適に最後まで楽しむには？

コメルシオ広場は、カウントダウンの花火終了時間までいると、帰りの足が確保できないことでも知られています。地下鉄・鉄道は夜通し運行する線も多いのですが、コメルシオ広場近くの公共交通機関は、帰りの混雑を避けるために一定時間運行を中止します。

人が引き切るまでコメルシオ広場周辺で飲んで騒ぐか、徒歩で帰れる場所にホテルを予約することが、コメルシオ広場でのカウントダウンを制する方法です。

リスボンでのカウントダウンを最後まで楽しみたい

コメルシオ広場のカウントダウンを安心して過ごせるホテル

コメルシオ広場はトラムの停留所やメトロの駅が近い交通要所であり、近くにはおしゃれなカフェや庶民的なレストランがいっぱい。また、坂道の多いリスボンの中で、コメルシオ広場の周辺は旅行者にとっては坂道がほぼないエリアであるのも嬉しいポイント。

特に公共交通機関利用で空港から市内に入る人は、キャリーケースを引っ張っての移動となるため、石畳＆坂道のエリアにあるホテルはおすすめできません。

ここではカウントダウン後に安心して徒歩で帰れる上、評判の良いコメルシオ広場に近いホテルを紹介します！

元総務省本部の歴史的建造物！ポサーダ デ リスボア テレイロ ド パコ（Pousada de Lisboa, Praca do Comercio）

コメルシオ広場の目の前と言うより、コメルシオ広場を囲む歴史的建造物の一部の貴重なホテル。ポルトガルではこのようなホテルを「ポサーダ」と呼んでいます。なんとこの建物はかつての総務省の本部だったのだそう。リスボンの最高級ホテルのひとつで、最高のカウントダウンを楽しみましょう！

コメルシオ広場を形成する一つの歴史的建造物だったホテル

客室によってはコメルシオ広場に上がる花火が望めるホテルも！

お洒落で評判良し！アルマルサ バイシャ（AlmaLusa Baixa）

コメルシオ広場からわずか400m！安心してカウントダウンが楽しめる立地はもちろん、個人の邸宅のような古き良きポルトガルの建物や、広場に面したテラスのあるカフェレストランでの美味しい朝食も大好評の4つ星ホテル。おしゃれで洗練されているため女性からの支持高し！

広場前のテラスレストランでの朝食も！

レトロかつハイセンスな客室

クリスチアーノ・ロナウド経営！ペスターナ CR7 リスボン(Pestana CR7 Lisboa)

コメルシオ広場からたった200m！ポルトガル出身のクリスチアーノ・ロナウドが経営するホテルで、彼のグッズもさりげなく置かれています。空港行のバスがホテルの横から出るという最高の立地はカウントダウンだけではなく観光の拠点としても最適。

歴史ある建物をクールなホテルに改装

客室はモダン！テラスのある客室は要リクエスト

コメルシオ広場の花火をポルタス・ド・ソル広場前から見る

あまりにも人が多い場所は苦手という人は、ポルタス・ド・ソル広場前から花火を見ると、高い位置からの違った角度で花火を眺めながら年越しができます。

絶景ビューポイント！ポルタス・ド・ソル広場

ポルタス・ド・ソル広場から見る花火

ただ、この広場も年末年始の花火を見ようという人で混雑は避けられません。カウントダウンぎりぎりではなく、様子見で少し早めに出かけると場所も取れて良し。

リスボンは「７つの丘の街」とも言われる場所で勾配が多く、高台の開けた場所であればカウントダウンの花火が見られる場所が多いので「カウントダウン後の交通の便が不安」という人は泊まっているホテルのスタッフに聞いてみるのも手。意外にも「ホテルの屋上を開放していますよ」とか「あの駐車場でみんなでお酒飲みながら見ていますよ」なんていう穴場情報をゲットできることも。

サン・ジョルジェ城をバックに打ちあがる花火

リスボン中心部カウントダウン花火お楽しみMAP

世界遺産「ベレンの塔」に打ちあがる花火！リスボン・ベレン地区

同じリスボンでも小さなエリアに2つも世界遺産があるベレンエリアのカウントダウンの花火は凄いのひと言！テージョ川に打ちあがる花火が、丁度、世界遺産「ベレンの塔」の背後に上がるため、素晴らしい光景です。

イベントとして賑やかにカウントダウンをしたいという人は、コメルシオ広場に集結しますが、賑やかすぎるのはちょっと・・・という人と、世界遺産を飾る美しい花火でその年を締めくくりたいという人はベレンへ！

世界遺産と花火が一度に楽しめるベレンならではのカウントダウン！

手の込んだ仕掛け花火も登場するので、最後まで見ていたいところですが、トラムや鉄道の終電がなくなった後、タクシーも数も極端に減る年末年始。12月31日のみベレンの塔から徒歩で帰ることができるホテルに泊まると、最後の最後までカウントダウンを楽しめます！

打ち上げ花火だけではなく手の込んだ仕掛け花火も！

ベレンの塔カウントダウンを安心して楽しめるホテル

同じリスボンでもベレンエリアはホテルが少な目。12月31日はカウントダウン目当ての観光客も多いので、予約はお早めに！

新年にプチ贅沢したい人はパラシオ ド ゴベルナドル（Palacio do Governador）

トラムE15「Largo De Princesa駅」のすぐ目の前にあるお屋敷ホテル。ポルトガル独自の装飾タイルで飾られたロビーやフロント、冬に来ても使える屋内プール、豪華ながら手作り感のある朝食、斬新なデザインの屋根が素敵な客室などベレンで1，2を争う人気ホテル。ベレンの塔までは200mほど！

屋内外両方にプールがある

印象的な屋根のデザイン、センスの良い客室にはファン多し

節約派はカーサアマレラゲストハウス（Casa Amarela Guesthouse）

ベレンエリアは超高級ホテルかゲストハウスに分かれる両極エリア。ゲストハウスの中でもトラムE15「Largo De Princesa駅」までわずか50m、スーパーマーケットが目の前、全室個室でキッチン使用可能、家庭的な雰囲気が評判の良い「カーサアマレラゲストハウス」は31日のカウントダウンをリーズナブルに快適に過ごしたい人におすすめ！ベレンの塔までは250mほど！

テラスにオープンエアのリビングまであっていい感じ！

ゲストハウスといえども全室お洒落な個室がうれしい

「ベレンの塔」カウントダウンお楽しみMAP

安い！ホテルが自由自在にカスタマイズできるポルトガル・リスボンツアー

年末年始の旅行は値段が安いうちに予約をするのがテッパン！そしてカウントダウンイベントで花火を楽しんだり、夜遅くまではじけたい場合は、きちんと宿泊場所とイベント会場の場所を考えた旅行計画を立てたいものです。

「でも・・・ツアーは安いけど自由度が効かないでしょう？」

と思っている皆さん！トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、ここで紹介したホテルにアレンジできます。一番スタンダードな値段のツアーから問い合わせをし「このホテルに変えたい」「12月31日だけこのホテルにしたい」とリクエストをかき込んでおけばOK！

旅のプロから連絡が来ます。

さあ、今年の年末は、ポルトガルで最高の瞬間を迎えましょう！