1日100人だけしか行けない！オーストラリア「フランクランド島」で遊び尽くそう
オーストラリアのクイーンズランド州には美しい世界遺産グレートバリアリーフがありますが、その近隣には多くの島々が点在しています。日本人にも人気のハミルトン島をはじめ、マリンアクティビティが楽しめる島々が集まる人気のエリアですが、そのなかにあるフランクランド島は、1日に100人しか島に入れない稀少なスポットです。今回はそんなフランクランド島の基本情報をご紹介します。
フランクランド島とは？
オーストラリアのクイーンズランド州・ケアンズは、グレートバリアリーフの玄関口と言われ、多くの観光客が訪れる都市。そのケアンズから約45km南東の沖合にある美しいサンゴ礁に囲まれた島がフランクランド島です。
この島は、ノーマンビー島、ハイ島、ラッセル島、ラウンド島、メイベル島の5つを併せてフランクランド諸島、通称「フランクランド島」と呼ばれています。世界遺産のグレートバリアリーフの中央部に位置しており、保護区域に指定されていることから、入島できる人数は1日100人までとされており、許可証がない場合は島に足を踏み入れることはできません。上陸人数が限定されている稀少な無人島として近年注目を集めているスポットです。また干潮時には、それぞれの島に歩いて行くことができる点も見所です。
フランクランド島へのアクセス
日本からオーストラリアのフランクランド島への直行便はないため、日本からケアンズを経由して向かいます。日本からケアンズまでのフライト時間は、直行便で約7時間半です。
そして、ケアンズからフランクランド島までは日帰りツアーが基本となります。ケアンズ市内から南に45分ほど車を走らせると、ディーラル港に到着します。そこからクルーズ船に乗船し、マングローブのリバークルーズを30分、美しいグレートバリアリーフの大洋に出て30分ほど進んだところでフランクランド島に到着です。ケアンズからフランクランド島までの総移動時間は約90分。穏やかなクルーズですが、船酔いが心配な方は、酔い止めを持っていくと安心です。
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フランクランド島の天候・気候
同じグレートバリアリーフの島でも、南部と北部では気候も天候も変わります。ケアンズから比較的近いところにあるフランクランド島は、熱帯・亜熱帯性気候に属するため、1年中マリンアクティビティができる南国リゾートのような気候が特徴。6～11月までが乾期、12～5月までが雨期の2つの季節に分けられます。
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
| 平均最高気温 | 32℃ | 32℃ | 31℃ | 29℃ | 28℃ | 27℃ | 27℃ | 26℃ | 28℃ | 30℃ | 31℃ | 32℃ |
| 平均最低気温 | 24℃ | 23℃ | 23℃ | 21℃ | 20℃ | 17℃ | 17℃ | 17℃ | 19℃ | 20℃ | 21℃ | 23℃ |
乾期（6～11月）：穏やかな天候が続き、晴天率も高い時期なのでアクティブに活動できる時期と言えます。早朝の明け方や日が暮れる夕方以降は20℃を切ることが多いので、薄手のアウターを準備して観光に臨みましょう。
雨期（12～5月）：蒸し暑さが続き、1月は年間で最も気温が高くなります。日本のような長雨が続くような梅雨とは違い、短時間に強めの雨が降るので、折り畳み傘を準備すると安心して観光が楽しめます。
フランクランド島のベストシーズン
1年を通して海でのレジャーが楽しめるフランクランド島ですが、雨期の時期に雷雨やサイクロンが発生し天候が悪化するということもときどきあります。しかし、アクティビティが中止になるほどの事態に見舞われることは少なく、年間を通して楽しい観光ができるスポットと言えます。特におすすめなのは4～5月の上旬と10～11月は晴天率が高く、気温も安定します。
フランクランド島へのツアー情報
ツアーと一緒に現地オプショナルツアーも事前予約がおすすめ
オーストラリアの現地ツアーデスクでもフランクランド島のツアーを扱うお店はありますが、1日の入島人数が限られているのフランクランド島ツアーは、売り切れになることも珍しくありません。また許可申請の手続きなども必要なため、日本から事前に申し込みをしていくことをおすすめします。
送迎からアクティビティにランチなど全部楽しめる「オールインクルーシブ」プラン
この日帰りツアーの一番のおすすめポイントは「送迎・アクティビティ・ランチ・アフタヌーンティー・燃料サーチャージ」がすべて含まれた『オールインクルーシブ』プランであること！なんと、3歳未満は無料です。
ケアンズ市内から送迎！
事前にオプショナルツアーに申し込みをすれば、ケアンズ市内から送迎をしてくれるのでその点も安心。ツアー終了の後も、所定の場所まで送り届けてもらえます。
アクティビティの種類が豊富！
フランクランド島では、海のアクティビティ三昧！たっぷり海を楽しめるシュノーケリングツアー（道具付き）やシーカヤック、今人気のスタンドアップパドルボートなど豊富なラインナップ。
海に潜りたくない方や子供連れ、ご高齢の方にもおすすめの半潜水艦ツアーは、ガラス張りになったボートから海中をゆっくり楽しめます。座席があるので、ゆったりと座りながら海の景色を楽しむことができますよ。
また砂浜から入るシュノーケルではなく、ボートで少し沖合のポイントまで出てシュノーケルを楽しみたい方には「アドベンチャー・シュノーケルサファリ」がおすすめ。海洋生物者のガイド付きです！海のレジャーを堪能したら、島内散策もガイド付きで楽しめますよ。
ランチやアフタヌーンティーもゆったりと楽しめる豪華版！
たっぷりアクティブを楽しんだ後は、星砂ビーチでトロピカルビュッフェのランチを楽しみましょう。チキンや海老にサラダ、カットフルーツと盛りだくさんのランチも味わえます。ケアンズに向けての船内では、疲れた体を癒しつつ、アフタヌーンティーで休憩を。
ほかにもツアー申込特典が満載！
・軽くて携帯しやすい「ウォーターボトル」をプレゼント
・12歳以上から参加できる体験ダイビング付きプランもご用意
・カヤックレンタル無料
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フランクランド島で体験できるおすすめアクティビティ
グレートバリアリーフでのスキューバダイビング体験もおすすめ
グレートバリアリーフの真ん中にあるフランクランド島では、コバルトブルーの透明度の高い海のアクティビティが特におすすめです。シュノーケルからスキューバダイビングまでたっぷりと海の魅力に浸れるので、海好きにはたまりませんよ！
美しいグレートバリアリーフでウミガメと出合える？！シュノーケルを満喫！
フランクランド島は、浅い海の広がるグレートバリアリーフの中心に位置することから、シュノーケリングが初めての方も、比較的簡単に可愛らしい海洋生物に出合うことができます。
ディズニー映画でもおなじみのカクレクマノミや鮮やかなブルーが特徴的なハンヨウハギにも会えるチャンスが！さらにマンタやタコもこのエリアにはたくさん姿を現すので、子供も大人もワクワクの連続です。
インスタ映え抜群！星砂ビーチや魅惑のアイランドウォークを楽しもう！
美しい海のレジャーを楽しんだ後は、アイランドウォークもおすすめです。島全体が海洋国立公園のため、手つかずの自然を体感することができます。もともと珊瑚からできたこの小さな島は「星砂ビーチ」が有名で、波打ち際ではかわいらしい星型の珊瑚のかけらがシャリンと心地よい涼しげな音色を耳にできるとか。真っ青な海と真っ白な星砂ビーチは、インスタ映えすること間違いなしです。
1時間ほどで島を一周できてしまう小さな島には、熱帯雨林のマングローブが手つかずのまま保護されているため、この島特有の植物や昆虫、鳥類の散策も楽しめます。島の裏側の部分は磯になっているため、カラフルな珊瑚や海洋生物を目にすることができます。また12～2月にかけては、ウミガメの産卵スポットとなるので産卵をした跡を目にすることができるかもしれません。
初心者からプロまで！満足のダイビングスポットがスゴイ！
オーストラリアのグレートバリアリーフを訪れてからダイビングの虜になったという旅行者も少なくないと言われていますが、フランクランド島はグレートバリアリーフの中心部に位置していることから、ほかの島々よりも遠浅で初心者にも安心のダイビングスポットがたくさんあります。
無理のないレベル別のダイビングスポットで行われるインストラクターによる入門者向けのレクチャーもあるので、初めての方も安心してダイビングを楽しむことができます。
老若男女問わず楽しめるグラスボトムボート！
船上から海のなかを覗けるグラスボトムボート／イメージ
オーストラリアのグレートバリアリーフを訪れたら絶対に海の中を見てみたいですよね。しかし、泳ぎに自信のない方やメイクやヘアースタイルが崩れるのが不安で海に入ることを躊躇している方も多いのではないでしょうか？
そんな方におすすめしたいのが「グラスボトムボート」のアクティビティです。船底が透明になっているボートからゆっくりと海中散歩が楽しめるので、小さな子供からご高齢の方も安心して参加できますよ。メイクの崩れも気にすることなく、インスタ映えする写真も撮り放題です！
限られた人数で「フランクランド島」を独占！
今回は、日本人旅行者にも人気のオーストラリア・クイーンズランド州にある大自然の宝庫、フランクランド島の基本情報をご紹介しました。全長2,300kmにも及ぶ世界遺産グレートバリアリーフには、たくさんの島々が点在しますが、日本人もまだあまり馴染みのないフランクランド島は、魅力が詰まった秘島。コバルトブルーの美しい海と珊瑚でできあがった真っ白なビーチは、インスタ映え抜群のスポットです。絵葉書のように美しいショットを撮ってみましょう！
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