【ドバイおすすめホテル】JWマリオットマーキスホテルドバイ宿泊記
世界一にこだわるドバイ。「2番目じゃダメなんですか?」という某女性議員の声が聞こえてきそうな世界で2位の高層ホテルが「JWマリオットマーキスホテルドバイ」です。しかも「ホテル専用タワーとしては」という謎の前置き付き。何それ!?そんなことはどうでも良いほど素晴らしい眺めと快適なホテルライフが楽しめるホテルですよ!
国内で「世界一」争いをするドバイの凄さ!
「ちょっと前まで世界一って何事よ!」と思われていそうですが、タイトルそのままのホテルです。
「JWマリオットマーキスホテルドバイ」は、ほんの少し前、2018年に世界一の高層ホテルの座を同じドバイの「ゲボラ・ホテル」に奪われたばかり。しかも驚くなかれ、その差はたった1m!ドバイの世界一に賭ける思いの強さには圧倒されてしまいます。
「2番目ではダメなんですか?」と言った某女性国会議員を思い出してしまうほどの激しい戦いです。
世界で2番目の高層ホテル「JWマリオットマーキスホテルドバイ」
ブルジュハリファの展望台からも見え世界一の高層ホテル「ゲボラホテル」
なぜ同じ国内で世界一の高層ホテルの座を奪い合うのかは不明。しかもこの世界一「ホテル専門のタワーとしては世界一」という謎の前置きが付いています。これは「世界一高い地点にあるホテル」という香港の世界貿易センター内(高さ488m)の102階から118階にある「リッツ・カールトン」には負けていますよ、ということ。
ゲボラホテルだけではなくて、もちろんJWマリオットマーキスホテルドバイもそういうことになり、ホテルの客室から眺める景色に関してはどちらも負けています(笑)。
いやいや、高いビルの中に位置しているのと、そのホテルのためにだけ造られたタワーとは違うでしょう?という争いですが、どうもこの「高層」ジャンルの世界一は、とても競争率が高い様子。このジャンルに関しては生暖かい目で見守りましょう。またすぐ抜かれてしまうのではないかと思われます。
「リッツ・カールトン」の入る香港の世界貿易センタービル。無敵の高さ!
世界で2番目の高層ホテルビル「JWマリオットマーキスホテルドバイ」に潜入!
世界一の高層ホテルビルだからと言って、世界一素晴らしいホテルなのかというと、そのレベルで競い合っているわけではありません。単に高さを競い合っているので、世界で2番目の高層ホテルビルでも、居心地よく、ドバイ観光を最高の思い出にできるホテルであれば、それだけで自分の中の世界一ではないですか。
ということで、5つ星ホテルの上、マリオットホテルの上級カテゴリーである「JWマリオットマーキス」のブランドを堪能することにしましょう。ドバイの一等地、ブルジュハリファやドバイモールのある、ドバイダウンタウンにほど近い「JWマリオットマーキスホテルドバイ」へ宿泊してきましたっ!
ずどーん!
世界で2番目の高層ホテルビルとはいえ、地震大国日本国内では見たことがないような高層ホテルです。エントランスに立って上を見上げていると、首が痛み、口が開いてしまうほどの迫力と、デザイン性の高い素晴らしいビルであることがよくわかります。ドバイの高層ビルは、近未来的かつ、デザインセンスもあり、とてもかっこいいのです。
ここは空港か?突っ込みたくなるチェックインカウンター数は15!
外観のアグレッシブさが内部にまで続くかと思いきや、意外なことにフロントはとても落ち着く造り。涼しげな白いタイルとブラウンの木の色合いが「滞在」をメインに考えるゲストの心を癒してくれます。
美術館のようでありながら、落ち着く色合い
マリオットブランドの中でも「マリオットマーキス」と名は1200室以上の巨大ホテルに着く名前。そして同じくマリオットブランドのなかでJWを冠するのは上級ホテルの証。巨大ホテルでありながら上質なサービスのために、チェックインカウンターは15もあるというから驚き!一つのエアラインの空港チェックインカウンターくらいあるのでは?
長いフライトを終え、チェックイン時に待たされるほど辛いものはありませんからね・・・。
ゲストを待たせない。地味ですが一番うれしいサービスでは?※1
ドバイの高層ホテルの真骨頂!客室からの眺望にうっとり!
エレベーターホールで十分満足してしまう寛ぎ度
ではさっそく客室へ!63階の高層フロアの客室に泊まれるという事で、ドキドキです。エレベーターホールの丸いソファと、絨毯の丸模様のトータルコーディネイトも、とても素敵。
円を効果的に使ったトータルコーディネイトが素敵
エレベーターホールからも景色を堪能してくださいとばかりに、窓辺には座り心地の良いソファが。ここで1日中過ごせるほどの寛ぎ感。そして、窓辺のソファに座った時の眺めのスリルは想像以上です。高所恐怖症の方には全くすすめられませんが、高所大好きな方にはすべての人にすすめたい、ドバイの高層ビルの眺めは壮観です。
あちこちに寛ぎスペースがある贅沢
このビルがいかに高層なのか、わかります?
居心地、使い勝手を考え抜いたJWマリオットマーキースドバイの客室
今回お世話になる客室は一番スタンダードな客室であるデラックスツインルーム。海外のホテルというと、やたらとダブルベッドが多くリクエストしていたにもかかわらず、「どうして友達同士なのにダブルベッドなの!」などという状況に陥ることがありますよね。
他の国の人はあまり「友達同士だから、親子同士だから別々のベッドがいい!」という徹底した考えがないらしく「ツインベッドリクエスト」の多さは、日本人がずば抜けて多いのだとか。
お洒落感より、落ち着きと居心地の良さを感じさせてくれる客室
JWマリオットマーキースドバイのデラックスルームはツインベッドルームの方が多く、日本人には嬉しい限り。クッションの色合いも深みがあり、奇をてらわず、年齢を問わず好まれそう。もちろんひとり旅の方はダブルベッドをリクエストしてくださいね。大の字になって寝ようじゃないですか!
ベッドライトがさりげなくおしゃれ
お風呂が楽しみになるバスルーム。その広さにびっくり!
女子旅、カップル旅、その他の滞在にしても、旅先の客室でのバスルームはとても大切。歩き回る観光旅、ホテルおこもり旅とも、入浴剤をいれたお湯に浸かってゆっくりと旅の疲れを癒したいものです。
JWマリオットマーキスホテルドバイのバスルームは一番スタンダードな客室でもバスタブ付き。ベッドルームと同等の広さがあるのではないかと思われるデラックスルームのバスルームは、バスタブが深めで、ゆっくりとお湯に浸かれます。
広く高級感のあるデラックスルームのバスルーム
深めのバスタブは日本人好みですが、ご年配の方や、足の短い筆者は少々不安。バスタブに置かれた踏み台は、そういった方々にも対応してくれる細やかさを感じさせてくれます。
踏み台をおいてくれる優しさ!
バスアメニティはイギリスを代表する「アロマテラピーアソシエイツ」。ラベンダーやイランイランなどの植物由来の製品で、香りも自然。シャンプー、コンディショナー、ボディソープが揃っています。
植物由来の「アロマテラピーアソシエイツ」
客室からの眺望は筆舌しがたい!
お風呂上がりの窓辺のソファでビールを飲みたい!これぞ至極の時間。そして目の前に広がるのはこの光景です。
沢山の世界一があれども、景色を含めたゲストが感じる感動の世界一なら、絶対に譲らない!そんな心意気すら感じる景色を見ながら、まったりとしてしまいました。
足がすくむ高さ!
摩天楼に浮かぶオアシス的プール
ドバイは灼熱の国。12月から3月以外は朝から日が落ちるまで暑い!それでも特に女性は街中での露出の多い服装は、ドバイの人たちから見ると常識外れになってしまうためミニスカートや、短すぎるホットパンツなどは避けたほうが無難。でもホテル内では好きなスタイルで過ごせます。そして、プールでは水着でゆったりと寛げますよ。
プールのあるフロア
ブルジュハリファを眺めながら泳げるプール※2
都会の天空庭園のような場所に、様々なベンチやソファ、テーブルが置いてあり、とても快適。
ドバイの摩天楼を眺めつつ、のんびりと昼寝できます
日本では見ることができないもの凄い光景が!
そんな時、なぜか頭に雫が。ドバイは年間1~2度しか雨が降らないという、砂漠の乾燥地帯なのですが、雨に当たるとは何ともラッキー・・・と思いビルを見上げます。
皆さんも目を凝らしてこの画像のビル上層部を見てください。
お分かりいただけただろうか・・・
!!!!窓の清掃中です
日本の高層ビルの窓の清掃はゴンドラに乗って行いますが、何かおかしい。そう、ロッククライミングの要領で命綱一本で窓を拭いているのです。こんな仕事大変だろうと思っていたら、なんと本職のロッククライマーたちだともこと。彼らはシーズン以外、高層ビルの清掃のバイトをしているそうで、世界で2番目の高層ホテルであるこのホテルでも、そしてあの世界一の高層ビル、ブルジュハリファでも同じ清掃法で窓清掃が行われているそうですよ!
これは日本では絶対に見られない光景なので(途中で地震が起きないからできることなのでしょうね)、目撃する機会があったら観察しましょう。
できたてほやほやのナンもいただけるマリオットマーキースドバイの朝食
1500以上の客室を誇る巨大ホテル、マリオットマーキース。そのため朝食レストラン「KITCHEN6」は大変にぎやかになります。静かに朝食をいただきたいなら早朝か、10時以降がおすすめ。しかし補ってあまりあるのが、このレストランの広さ!様々なタイプの椅子やテーブルが置かれた、レストラン内は3フロアあり、世界各国の料理が楽しめます。
料理を取りに行くゲストがぶつからないよう、ゆとりある造り※3
世界各国の料理がすべてオープンキッチンで作られている※4
全オープンキッチンで作られる世界中の料理は、イタリアンや、中華、そして中東料理ほか、何泊しても全制覇がほど遠い世界。驚いたのはインド料理ブースで、その場で毎回丁寧に作ってくれる窯調理のナン。作り置きをしないその精神にはただただ脱帽です。
朝食の調理風景を見ていると、不思議とお腹がいっぱいになってしまうので、ご注意を!筆者が特に何度も通い詰めたのは、その場であつあつの点心を作ってもらえる中華料理ゾーン。2kg太って帰ったことは、誰にも言っていませんでしたが、帰国後「デブ」と言われたのは、屈辱デシタ。良いんです。ここではダイエットは忘れましょう。
お酒好きは断然クラブフロアに宿泊を
ご存知の人も多いかと思いますが、ドバイは法律で飲酒が禁じられています。しかし、飲酒の免許を持っているホテルやレストラン内で外国人が飲酒をするのは許されています。でも・・・とにかく高額であるというのがドバイ旅の悩み。ビール1杯AED50(1500円)以上はまちがいなくかかるので、せっかくの旅行中、ちびちびお酒を飲まなければなりません。
しかしクラブフロアに滞在すれば大抵のホテルが2時間はお酒の無料フリーフロー(飲み放題)が許されるのです。ここ、JWマリオットマーキースドバイも同様、クラブフロア泊のゲストはクラブラウンジで飲酒可能なので、お酒好きはぜひ。朝食も静かな環境でいただける上、ソフトドリンクはいつでもいただけ、カフェ使いできますよ!
上質な空間でお酒が飲み放題!最高のおもてなしが受けられます!※5
JWマリオットマーキースドバイに泊まるツアーがお得でびっくり!
超高層ホテル「JWマリオットマーキースドバイ」は、世界的高級ホテルチェーン、マリオット系列の中でもハイブランドホテル。
泊まりたいけどさすがにドバイの5つ星ホテルは高そう・・・
なんて思っていませんか?
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーなら、びっくりするほどお得ですよ。ツアーなので飛行機代とホテル代込み。近場のアジア並みに気軽に飛べます。
クラブフロア希望の人も、その分の追加料金で手配できるので気軽に相談してください。ドバイは特に日本の夏休みシーズンやシルバーウィークはホテルが底値になるので、お得な夏休み旅行や、秋のシルバーウィークにお試しあれ!
所在地: Sheikh Zayed Rd Dubai
画像出典(※1~※5まで):JW MARRIOTT MARQUIS HOTEL DUBAI