イスタンブール&カッパドキア(トルコ)旅行体験記・レビュー『イスタンブール&カッパドキアでグルメに世界遺産、気球ツアーを堪能!大満足の夫婦ご褒美トルコ周遊旅行』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのトルコ周遊旅行をお楽しみいただけます。
定年退職祝いで夫婦でゆったりご褒美旅行
以前からアジアとヨーロッパが混在するというトルコの文化や遺跡に興味があり、また世界三大料理といわれるトルコ料理を味わい、カッパドキアやハマムにも行ってみたい・・・と、3年前からガイドブックを買って夢を膨らませていました。が、折悪しくコロナのため海外旅行が延期、ガイドブックを眺める日々が続いていました。コロナも明け、2023年に主人と私の定年のお疲れ様お祝い旅行ということでようやく今回その夢が叶いました。今回の旅のコンセプトは「少し贅沢なゆったりご褒美旅行」でした。
これまで海外旅行は、飛行機手配からホテル、移動やスケジュール立案までを個人で行ってきましたが、トルコは国土が広く遺跡も点在しており、個人での移動手配は難しかったので、今回はツアーの旅行を探していました。いろいろな旅行会社のツアーを拝見した中で、御社は自由な手配が可能だったことと、デラックスで有名なカタール航空のビジネスクラスを選べたこと、またホテルの手配など旅のアレンジ全般において、他社と比べてとても親身にやり取りをさせていただけたことが決め手となり、トラベルスタンダードジャパンさんにお願いしすることにしました。
カタール航空の豪華なビジネスクラスに大満足!
イスタンブールに到着し、素敵なホテルに感激
羽田空港を深夜に出発。今回の旅行の目玉のひとつが、カタール航空の豪華なビジネスクラスを体験することでした。噂にたがわず、座席の快適さやアメニティの豪華さ、パジャマの持ち帰り、食事の際にキャンドルまでついてロマンティックな雰囲気が最高でした。トルコまでの直行便ではなかったので、途中ドーハでトランジットのためラウンジで休憩しましたが、ここはホテルでは?と思うほどゆったりとした空間で食事メニューも豊富!トランジットの時間もあっという間でした。
カタール航空 ビジネスクラス 夕飯
イスタンブールには午後到着。まずはホテル「スルターニャ・ブティック・クラス」にチェックイン。トルコの旧市街観光に非常に便利なホテルで、ブルーモスクやバザールにも徒歩圏内です。とても広々とした綺麗なお部屋でした。バスタブなしのシャワーのみでしたが、ツインベッドをリクエストさせていただき、無事ツインで利用できました。レストランの朝食はスイーツ系も充実していて、大満足でした。ホテルの方もフレンドリーで空港送迎なども安心してお願いすることができました。
ホテルが旧市街のほぼ真ん中という立地条件の良さもあり、すぐ近くにはトラムも走り、お土産屋さんやレストラン街が多くトルコに来た!という実感が湧いてきます。レストランで軽く夕食を食べ、ホテルの近くを少し散歩していると近くの果物屋さんで、量り売りのイチジク、ブドウ、ベリーが美味しそうで思わず買ってしまいましたが、これが美味しくて驚き・・・!イチジクはトルコが原産地いうことですが、イスタンブールの果物は本当に最高でした。
ホテル「スルターニャ・ブティック・クラス」
世界遺産アヤソフィアとブルーモスクの美しさに感動
グランバザール、地下宮殿を見学し、夜はトルコ料理を満喫
2日目は、ツアーガイドさん付きで旧市街の観光へ。まずは世界遺産アヤソフィアへ。ガイドブックやWEBサイトで美しい写真は見ていましたが、実際に行ってみると写真だけでは伝わらなかった壮麗な美しさで息をのむ迫力がありました。その後、トプカプ宮殿へ行き、ランチをし、午後は「世界一美しいモスク」とも言われているブルーモスクへ。中に入るとその壮大さと美しさに驚きました。観光用のモスクではなく、実際に礼拝をする人たちの祈りの空間として、ずっとそこに息づいている。厳かな雰囲気はとても心地よく、同じ空間で絨毯の上に座ってずっとそこにいたい、と思うような場所でした。アヤソフィアもブルーモスクも大勢の観光客で行列ができていました。ガイドさんが歴史や見どころなどを、じっくりと説明してくださりとても良かったです。
モスクの後、グランバザールを見て周り、午後の休憩で歩き疲れたので途中、セブンヒルズホテルというホテルの屋上にあるレストランに行きました。ここでは旧市街を360度見渡すことができることで有名で天気もよく、青空にブルーモスクの姿もきれいに見ることができます。また、それ以外にもレストランが余ったチーズなどをカモメの餌に提供されており、それを持って手を伸ばすとカモメがうまく餌をキャッチする・・・というのがとても楽しかったです。
その後、人気観光スポット「地下宮殿」へ。恐らく100名くらいの行列ができていました。なぜ貯水場にこんなに大勢の人が並んでいるのか?と思いましたが、入場してその理由が分かりました。地下はまさに宮殿のような高い天井に円柱、美しいライトアップの効果もあり、非常にミステリアスな印象でした。メデューサの首が魔を払ってくれると信じられ柱のモチーフに用いられています。日本でも建築をする際には上棟式をしてお清めなどをしますが、ローマ時代の人たちも同じように建物を建てる時にはお守りのようなものが必要だったんだな、と親近感を覚えました。
この日の夕飯はイスタンブールのロカンタと呼ばれているている地元の定食屋さんのようなレストランへ。旧市街の観光地の直ぐ側、ガラス越しにお料理を指差しして選ぶことができて、どれもとても美味しそうでつい選びすぎてしまいます。野菜と羊のお肉の煮込みを茄子でドーム型に包んだお料理はボリューミーでとても美味しくて完食しました!複数の人数で行くとシェアできて色々食べられるのでおすすめです。
アヤソフィア
ブルーモスク
地下宮殿
地下宮殿 メデューサ
夕飯はロカンタという地元のレストランへ!ボリューミーでとても美味しかったです
2泊3日のカッパドキアとパムッカレの観光ツアーに参加!
ロマンチックな洞窟ホテルに大満足
イスタンブールのホテルに大きな荷物を預け、必要な荷物だけを持って2泊3日のカッパドキアとパムッカレの観光ツアーに参加しました。イスタンブール空港から国内線に乗って、カッパドキアへ。そこでガイドの方と合流し、カッパドキアの地下都市やキリスト教徒が隠れたという洞窟や、焼き物の工房、またトルコの有名な手織りの絨毯工房の見学にも行きました。絨毯工房の見学はもはやショーになっていて、あっという間に様々な手織り絨毯が広い部屋に広げられ、「さあ、お得ですよ!」というお買い物タイムに。流暢な日本語で手織り絨毯の説明を聞いていると、まったく買う気が無くても、つい、ふらっとしてしまうのがさすがです。
宿泊はせっかくのカッパドキアということで是非泊まってみたいと思っていた洞窟ホテルに宿泊しました。「Hanedan Cave Cappadocia」というホテルで、シャワーと浴槽もあり、とても広いお部屋で贅沢な洞窟でした。洞窟ホテル、という名前から洞穴のようなところを想像していたのですが、とても洞窟とは思えないロマンチックなホテルでした。念願の洞窟ホテルは、大満足でした。
カッパドキア 奇岩
カッパドキア 洞窟ホテル
4日目は早朝からバルーンツアーに参加!
一生忘れられない素晴らしい絶景に感動
4日目は、早朝4時からバルーンツアーに参加しました。20人乗りのカーゴが大きなバルーンでふんわりと上空へ上がって、カッパドキアの遺跡を上空から360度眺めることができました。朝日の登る山の風景とカッパドキアの壮大な奇岩の風景を見渡しながら、朝日が登って岩々が明るいオレンジ色に変わる様子、また自分が乗った気球以外に何十もの気球が広い大地からゆったりと空に舞い上がっていく光景は一生忘れられない思い出となりました。これまで見た景色の中でも絶景で、絶対見る価値有り!本当に素晴らしかったです。是非今後トルコに行かれる方にはおすすめしたい光景です。主人は高所恐怖症のため別の意味で思い出になったようです(苦笑)。気球から降りてシャンパンで乾杯も!トルコの気球ツアーガイドの方たちも明るくて本当に素敵でした。
この日は、その後カッパドキアからキャラバン・サライというシルクロードの途中に作られた宿泊施設の見学とコンヤという都市の観光を経て、パムッカレに車で移動しました。
早朝にバルーンで出発です
いくつもの気球が舞い上がる風景は絶景でした
5日目はパムッカレへ。遺跡プール「パムッカレ・テルマエ」で泳ぎました
5日目はパムッカレへ。パムッカレはローマ時代からの温泉地で、ローマ時代の遺跡と石灰棚の白亜の石棚が有名です。パムッカレは白亜の石灰棚で有名ですが、私たちはその中にある「パムッカレ・テルマエ」と呼ばれる遺跡プールで是非泳ぎたいとわざわざ水着を持参していました。ちょうど暑い時期でもあり、古代神殿の円柱がごろごろと転がっているプールで、水着で泳ぐのは不思議な体験でとても楽しかったです。
パムッカレ観光後、イスタンブールのホテルに戻ると「お帰り!」とホテルの方が迎えてくださいました。
パムッカレ 遺跡
パムッカレ・テルマエ
6日目はイスタンブールを一日観光
最後のディナーショーはトルコ宮廷料理に舌鼓
イスタンブールにはまだまだやりたいこと、いきたいところがいっぱいあります。6日目は旧市街からガラタ橋を渡った向かいの新市街に観光に行きました。ここからはガイド無しでしたが、市内を走るトラムが頻繁に有り、とても便利なのでガイドブックをみながらゆっくり回ることができます。ガラタ塔を上ると360度の大パノラマ!大勢の観光客が思い思いに指をさして風景を楽しんでいました。主人が高所恐怖症と闘いながら塔の高いところからの眺望を恐る恐る眺めていました(苦笑)。
新市街の中心タクシム広場から、赤いトラムに乗ってガラタ橋を渡り、旧市街側で是非食べたかったサバサンドの屋台でサバサンドをいただきました。トルコのパンとサバが絶妙にマッチしていて、しかもボリューム満点!ムール貝にピラフを詰め込んだミディエ・ドルマスも、レモンをきゅっと絞っていただくと最高においしくて大満足でした。 後、どうしても行きたかったところがもう一つ、「ハマム」と呼ばれるトルコのお風呂です。有名なモスク建築家が建てたという「Cembelitas Hamamu」というグランド・バザールに近いハマムに行きましたが、ハマムの中が本当に綺麗で、まるでモスクのようでした。こちらで、垢すりとシャンプー、体のマッサージまでついたフルコースをお願いして、観光で歩き疲れた体をマッサージしていただくと至福の時間・・・危うく眠ってしまいそうなくらい気持ちよかったです。最後にアイランというヨーグルトの飲み物をいただき、すっかりリラックスモードになりました。お土産に体を洗った垢すりをいただきました。 ちなみに、男性客は当然男性の方が洗ってくれるということで、主人はムキムキのがっしりした男性が垢すりでパワフルに洗ってくれて、かなり痛かったそうです(笑)。
最後の夕食は、主人の誕生日のお祝いにトルコの宮廷料理を再現しているという、ガイドブックでも一押しのレストラン「デラリエ(Deraliye)」を予約しておきました。イスタンブールの最終日にとっておいたレストランです。お料理はトルコのスパイスを使いながらヨーロピアンと統合している不思議な味、またお料理もさることながら、スタッフの皆さんの笑顔と会話がとても素敵でした。メロンをくりぬいてスパイシーな肉とナッツ、ハーブなどを詰め合わせた料理が絶品でした。見た目のゴージャスさと美味しさで一押しです。また、トルコのレストランはどこに行っても人懐こい猫が遊びに来て、猫好きの天国でした。
トルコ宮廷料理「デラリエ(Deraliye)」
7日目はクルーズ船でイスタンブールの街を一周
イェニ・ジャミィ(モスク)とトルコ・イスラム美術博物館を見学
最終日、夕方空港に向かうまでの自由時間はフェリーに乗ってイスタンブールのクルージングをすることにしました。ガラタ橋から1時間に1本出ている観光フェリーに乗って、ゆっくり旧市街から新市街、Uターンしてアジアサイドを通ってガラタ橋に戻るというコースです。気持ちのよい風を浴びながら、イスタンブールの街を一周して眺めることができました。
クルージングの後はガラタ橋を渡ってすぐの場所にある「イェニ・ジャミィ」というモスクと「トルコ・イスラム美術博物館」を見学。旧市街は簡単にトラムで移動ができ、気軽にあちこちを散策することができました。最終日、もう一度見ておきたいところもありましたが、少し時間には余裕をもって軽く食事をして、帰りの飛行機に向かいました。最終日までかなりゆったりとしたペースで、やってみたいこと・行ってみたいところを満喫することができてとても充実した旅行になりました。
イスタンブール海峡 クルーズ船
中川さん、ありがとうございました!
この度は、トルコ旅行にて大変お世話になり、誠にありがとうございました。最初にご相談をしたタイミングからこちらの希望する内容をうまくくみ取っていただき、良いご提案をいただくことができました。正直、最初は対面することなくオンラインのみでのやりとりで大丈夫?という不安もありましたが、担当いただきました中川さんにはチャットなどを通じて、素早いレスポンスで安心して手配をお願いすることができました。特に途中でホテルの手配を変更していただいたり、色々とお願いすることが多かったのですが、丁寧なご対応をしていただきました、ありがとうございました。
トルコに行くことを考えていた時よりも、実際行ってみると色々な経験ができ、改めてトルコが大好きになりました。今までいろいろな国を旅行してそれぞれ素敵な場所がありましたが、今回は特にのんびりとした旅行で、大きなトラブルもなく、安心して楽しむことができ大満足の旅でした!ありがとうございました。