【バンコク エアウェイズ搭乗記】エコノミーでも快適なラウンジが使える【スワンナプーム~プーケット線】
フルサービスとLCCの良いとこ取りの「バンコク エアウェイズ」。バンコクとプーケットを中心に、タイ国内やアジア周辺国へ就航しています。すべての利用者が快適なラウンジを使えることで有名です。ラウンジだけでなく、機内サービスも非常に充実しています。今回は、スワンナプーム空港からプーケット空港行きの搭乗体験をレポートします。
バンコク エアウェイズの特徴
海を連想させる水色や青を基調としている
バンコク エアウェイズは、バンコクのスワンナプーム空港拠点とし、 1日あたり約200便を運航しているエアラインです。タイ国内や近隣諸国に就航し、全路線で機内食やドリンクサービスがあります。預け入れ手荷物は、エコノミークラスであっても、20kgまで無料。すべての旅行者がラウンジを利用できるという、他の航空会社にはみられないオリジナルサービスを誇っています。
・バンコク拠点
・タイ国内、近隣諸国に1日200便ほど就航
・全路線で機内食あり
・エコノミーでも預入荷物が20kg~無料
・ラウンジの利用が可能
※ラウンジ内では空港のアナウンスが聞こえないようになっているので、乗り遅れないように注意が必要です。
バンコク エアウェイズ運営のラウンジ
笑顔がすてきなスタッフの方
バイキング形式で好きなものを好きなだけ
バンコク エアウェイズでは、クラスにかかわらずバンコク エアウェイズの搭乗券を持っていれば使える空港ラウンジサービスがあります。サンドウィッチやタイの伝統菓子などの軽食、コーヒーやオレンジジュースなど種類豊富なソフトドリンクが無料。また、WiFiや電源が完備しているカウンターデスクなど、搭乗までの待ち時間を有意義かつ快適に過ごすことができます。
エコノミークラスであれば、「Boutique Lounge/ブティックラウンジ」へ。ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスであれば「Blue Ribbon Lounge/ブルーリボンラウンジ」となります。スワンナプーム国際空港の他に、サムイ空港、プーケット国際空港、ルアンパバーン国際空港に用意されています。
種類豊富なラウンジの軽食や飲み物
クロワッサンやパイ
カオトムマット(黒豆とモチ米のココナッツミルク味)
ポップコーンやクッキー
スワンナプーム空港の「Boutique Lounge/ブティックラウンジ」での軽食は、クロワッサンやパイ、サンドイッチなどが6種類、タイの昔ながらのお菓子が3種類、ポップコーンやクッキーなどのお菓子が3種類並べられていました。
機内食が出るということも知っていたので、全部食べてみたい気持ちをぐっとこらえて、大きなチーズが挟まれたサンドイッチと、モチ米でつくられたタイの「カオトムマッド」というスイーツをいただきました。飲み物は、豆を挽いて作られるネスカフェをはじめ、オレンジやコーラなどのジュース類、紅茶やミルクなど。
ネスカフェコーヒー
オレンジジュースやミルク、紅茶など
座席やキッズルームについて
広々とした明るい空間
子連れに嬉しいキッズルーム
まず、入って驚いたのは清潔さと明るさです。ラウンジといえば、シックで薄暗いイメージがあったのですが、バンコクエアウェイズの水色カラーが合うポップな印象の内装でした。充電ができるお洒落なカウンターテーブルを中央にし、両サイドにソファ席や、高さの違うテーブル席が並べられています。
パソコン作業だけでなく飲食もしやすいレストランのような空間。また、子供用のプレイルームがあることにも驚きました。小さなお子様がいる家族にとっては嬉しい限りですよね。長旅で疲れても、横になって休ませてあげることもできます。
電源もあるカウンターテーブル
2~3名用のソファ
フリーWiFiの使い方
搭乗券をスキャン
WiFiのパスワード用紙
WiFiを使うには、パスワードを発行しなければいけません。ラウンジ中央に置かれたスキャナーにて、搭乗券に記載されたバーコードをかざして、個別のWiFiパスワードを発行します。かざすと同時に、小さな用紙が出てきます。少し手間ですが、簡単にできます。
エコノミー用「ブティックラウンジ」への行き方
突き当りを左側(A)へ進む
ラウンジの案内板
スワンナプーム空港のバンコクエアウェイズのラウンジは、搭乗ゲート左側の「A」サイドにあります。エコノミークラス用のブティックラウンジも、ビジネス・プレミアムエコノミークラス用「ブルーリボンラウンジ」も、「A」サイドにあります。
突き当りを左側にまがると、すぐにファストフード店が多くあるフードコートがあります。さらに奥へ歩くと、まずはタイ航空のラウンジが見えてきます。その先が、バンコクエアウェイズのラウンジエリアとなります。ブティックラウンジが手前側、さらに奥側がブルーリボンラウンジです。
搭乗ゲートAにあるフードコート
バンコクエアウェイズの機内サービス
エコノミークラスの座席
モニターは付いていません
3-3の配列
エコノミ―クラスの座席は、特筆すべきポイントはなく、通常のエコノミーシートといったところ。今回利用した、スワンナプーム空港発プーケット空港行きのPG275便は「A320」の機材です。3-3の配列です。午前10時に離陸し、午前11時25分着の約1時間半のフライトとなります。リクエストによって、アイマスクや耳栓などをもらうことも可能です。
短距離の移動でも機内食が付く
機内食(ボトルのミネラルウォーター付き)
バンコクエアウェイズでは、短距離の飛行であっても機内食が提供されます。国際線であれば2種から選べるのですが、今回は国内線のため、選ぶことなく「Fish」と表記された食事をいただきました。少しピリ辛の魚の炒め物でした。付け合わせのタイ野菜もジャスミンライスも美味しかったです。食事中のジュースや、食後のコーヒーや紅茶なども無料です。
パパイヤとメロンも付いていました。また、ミネラルウォーターについては、よくLCCにある蓋つきのカップではなく、「小ボトルのミネラルウォーター」です。この場で飲まずとも、搭乗後にバックにいれておくことができるので、個人的にはとても嬉しいポイント。
※特別メニューはベジタリアン、糖尿食、宗教食、キッズメニューの用意がありますが、フライトの24時間前までに予約が必要です。
クラス別の機内サービスの違い
無料のジュースサービス
キャビンアテンダント
エコノミークラス
・機内食:国内線/国際線短距離路線では、冷たいお食事。国際線中距離路線では温かいお食事。※場合によって変更になります。
・ドリンク:オレンジジュース、コーヒー、紅茶、ビール(タイ国産ビール2種、国内線では有料)、ワイン(国際線中距離路線のみ)。
ブルーリボンクラブ(ビジネス・プレミアムエコノミークラス)
・機内食:洋食とタイ料理の2種から選択(国内近距離線はメニュー選択できません)。
・ドリンク:オレンジジュース、ソフトドリンク。コーヒー、紅茶、ワイン、ビール(タイ国産ビール2種)
バンコクエアウェイズに搭乗できるツアーも作れます!
以上、バンコクエアウェイズ搭乗記をご紹介しました。バンコクからプーケットは約1時間半と近いですが、搭乗までの時間を含めて非常に快適に過ごすことができました。特にラウンジサービスが素晴らしいです。エコノミークラスなのに、ラウンジを使えるなんてちょっとお得で贅沢な気分を味わえます。子連れの方にとっても非常に使いやすいエアラインだと感じます。
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