バリ島の芸術に親しむ！バリ島の伝統的なバリ舞踊を観賞しよう

レゴン Legong

いわゆる「レゴン・ダンス」と呼ばれている、バリ島でも有名な踊りのひとつです。バリの王宮で生まれ、宮廷の踊りや少女たちが神懸かり的になる神事の踊りとして踊られてきたもので、まだ小さな若い少女が花をまきながら可憐に踊るのが特徴です。ストーリーは王女ランケサリに求婚したラッサム王が願いかなわず、国をあげて出兵しようとするところに鳥が現れて敗戦の予告をする、というものですが、近年ストーリーもさまざまなものにアレンジされているようです。華麗な衣装とガムランの調べの中、バリ島らしさあふれる雰囲気をお楽しみいただけます。

「レゴン・ダンス」はどこで観賞できる？

クマンギ・レストラン

クタエリアではインドネシア料理、中華料理が評判の「クマンギ・レストラン」にて上演されています。毎週月〜土（日曜日はなし）18:30〜19:00、20:00〜20:30の30分間のステージを2回上演しています。ガムランの生演奏とともに、お食事をしながらきらびやかなバリダンスが楽しめます。最後は踊り子さんたちと記念撮影もできます。特に観賞料はなく、お食事の利用で観賞できます。

レゴンダンスを見ながらお食事が楽しめる「クマンギ・レストラン」

プリ・サレン・アグン

ウブドの中心エリアにあるウブド王宮、「プリ・サレン・アグン」で上演されています。現在でも王族が暮らすという王宮の一部で行われ、建物に沿ってともされたろうそくの火がなんとも神秘的です。王宮の入り口またはウブドの町中にあるチケット販売カウンターでチケットを購入できます。

アルマ・ミュージアムリゾート

ウブドのプンゴセカンエリアにある「アルマ・ミュージアムリゾート」でも、毎週日曜日にレゴンダンスが上演されます。こちらは美術館ですが、レストランのステージにて行われていて、ディナー付きでの観賞もできます。

「アルマ・ミュージアムリゾート」のレゴンは毎週日曜日

※上記料金・情報等は2019年11月現在のものです。

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バロン Barong

いわゆる「バロン・ダンス」と言われている、ふさふさの獅子のような「聖なる獣バロン」の踊りです。森に住む想像上の聖獣と言われ、悪霊払いや疫病払い、祭礼の時の奉納に踊られたりします。近年では観光用に、聖獣バロンと長髪の爪の長い悪の象徴「ランダ」との善と悪の永遠の戦いを描いた、バリらしい面を付けた踊り手のダンスが楽しめます。もちろんきれいどころの踊子さんも登場しますよ。

「バロン・ダンス」はどこで観賞できる？

獅子舞いのようなバロンダンス

サヌール地区の近くの「クシマン村」

有名なのが、サヌール地区の近くの「クシマン村」でのバロンです。こちらは午前中9:30からの上演となり、ウブドへ行く途中にあるため、そのままウブドツアーに出かけたりもできます。ガムランの生演奏とともにバリらしい雰囲気を味わうことができます。

ハノマン通りの「パダン・テガル集会場」

ウブドの中心地、ハノマン通りの「パダン・テガル集会場」で月、火、木曜日に上演されています。「パダン・テガル集会場」もバリ舞踊の上演場所として有名で、町中にあるため行きやすい場所です。

アルマ・ミュージアムリゾート

ウブドのプンゴセカンエリアにある「アルマ・ミュージアムリゾート」では金曜日に上演されています。レストランのステージにて行われていて、ディナー付きでの観賞もできます。

※上記料金・情報等は2019年11月現在のものです。

ケチャ Kecak

「ケチャック・ダンス」や「ケチャ・ダンス」と呼ばれる、大勢の上半身裸の男性による合唱舞踊です。バリ島と言えばケチャダンス、というくらい人気がありますね。円形になった男性たちの中でラーマーヤナ舞踊をもとにしたお話が繰り広げられます。お姫様や王子様、可愛らしいシカ、悪者の王やその家来たちなど、さまざまな登場人物が出てきて「チャチャ」のかけ声とともに優雅に踊ります。こちらも始まる前にはお坊さんが聖水で男たちを清めてまわってからのスタートとなります。昼間は普通のサラリーマンだけど夜はケチャをやっている、なんていうバリ人もけっこういます。人気があるのでバリ舞踊の中でも開催場所が最も多い舞踊と言えます。

「ケチャ・ダンス」はどこで観賞できる？

ウルワツ寺院

空港のあるクタエリアから車で1時間半ほどの「ウルワツ寺院」にて観賞できます。断崖絶壁の上にあり、寺院からのインド洋を見渡す絶景が有名です。こちらでは、インド洋に沈む夕陽を背にしたケチャダンスを楽しむことができます。寺院を入ると、大広場があり、広場の左手方向にケチャダンスのチケット売り場とその奥が上演場所となっています。18時開演なので、17:30くらいから場所取りにいくとちょうどいいでしょう。

タナロット寺院

「タナロット寺院」でもケチャダンスを上演しています。タナロット寺院は空港のあるクタエリアから車で1時間半ほどの海沿いにあります。海にせり出した岩の上に建っており、海に浮かぶような神秘的なたたずまいが特徴のバリ6大寺院のひとつです。寺院内の海を見渡す「デ・ジュクン・レスト＆バー」レストランにあるステージにて、18:00から上演され、背景には沈んでゆく美しい夕陽を眺めることができます。レストランではインドネシア料理やグリル料理が楽しめます。混雑具合でいうと、ウルワツ寺院よりこちらのほうがすいていてゆったり見ることができると思います。

美しい夕陽を眺めるタナロット寺院

アルマ・ミュージアムリゾート

ウブドのプンゴセカンエリアにある「アルマ・ミュージアムリゾート」では、バリ島の満月と新月の日に敷地内のステージでケチャックダンスが上演されます。レストランのステージにて行われていて、ディナー付きでの観賞もできます。新月と満月の日に見るケチャダンスの神秘性が人気です。

ウブドエリア

芸術の村、ウブドエリアではほぼ毎日ウブド近隣の寺院などでケチャダンスを上演しています。

この他の寺院や集会場でもありますので、滞在ホテルなどでその日のスケジュールを確認してみましょう。

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ホテルのバリダンス＆ディナーショーも要チェック！

グランド ハイアット バリ

バリ島のリゾートでは、レストランにてバリダンス＆ビュッフェディナーを開催しているホテルもあります。ヌサドゥアの「グランド ハイアット バリ」では、シアターのある「パサール・センゴール」レストランにてレゴンやケチャなど日替わりのバリ舞踊と豪華なバリ＆インドネシア料理のビュッフェディナーが楽しめます。（Rp.670,000/1名税サ別　毎日18:30～22:00／ショースタート19:30～）

グランド ハイアットのパサール・センゴールのステージ

グランドミラージュ リゾート＆タラソスパ バリ

ヌサドゥアのタンジュンベノアにある、「グランドミラージュ リゾート＆タラソスパ バリ」では、火曜日のレゴンダンス（20:45〜）、水曜日のヌサンタラダンス（19:45～）、土曜日のトラディショナル・バリニーズダンス（19:15～）が、オープンステージのあるラマシアターにて日替わりのテーマディナービュッフェとともに楽しめます。（Rp.455,000/1名税サ別）

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ヴィラ アイル バリ

バリ舞踊が楽しめる「ヴィラ アイル バリ」のレストラン

スミニャックエリアの「ヴィラ アイル バリ」ではハーブ＆ストーン・ガーデンレストランにて毎週木曜日にレストランのガーデンでバリダンスが上演されます。チャンドラワシやバリスなど、日によって違う3種のダンスが楽しめます。特に観賞料はなく、お食事の利用で観賞できます。5コースのバリニーズダンス観賞ディナー(US$32／1名税サ別)のご予約がおすすめです。ショーは毎週木曜日の19:00～20:30となっています。

※上記料金・情報等は2019年11月現在のものです。