「アエロメヒコ航空」搭乗記~座席、機内食、アメニティなど(成田-メキシコ・シティ編)~
メキシコへの旅行。アメリカやカナダを経由する乗り継ぎ便を利用しようか、それとも直行便を利用するか…迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?メキシコへ向かうフライト選択に悩んでいる方に役立つ、成田-メキシコ・シティを直行便で結ぶ「アエロメヒコ航空」のエコノミークラスに搭乗した際の体験をレポートします。
搭乗機材はボーイング787型機
アエロメヒコ航空のボーイング787型機
成田空港-メキシコシティ間を結ぶ路線、アエロメヒコ航空の機材はボーイング787-8型機です。エコノミークラス211席とビジネスクラス32席あり、全シート数は243席です。
エコノミークラスの座席は3-3-3列の配置。今回搭乗した座席は、真ん中の列の真ん中の席。約13時間のフライト時間を考えると、個人的には通路側の座席や追加料金で利用できるAM PLUS+シートがおすすめです。
座席の大きさや足元の広さは、一般女性なら問題ないスペースでした。しかし、隣の席のメキシコ人男性は、大柄な体格で足元も少し窮屈そう。ちょっとお隣の方の幅が気になりますが、仕方ありません…。
アエロメヒコ航空の「AM PLUS+シート」とは?
通常のエコノミークラスのシート料金に$180の追加料金で利用できるAM PLUS+シート(2019年12月現在)。エコノミークラスよりも少し広めのシートピッチにリクライニング角度が深めな座席です。メキシコまでのフライト時間が少し優雅になるだけではなく、優先チェックインや機内への優先搭乗、預け入れ手荷物が目的地で優先的に受け取れるサービスも受けられます。
※換算レートは予約日によって異なります。
エコノミークラスの座席
フライト中にタッチパネルスクリーンで楽しめるエンターテインメント
各座席にはタッチパネルスクリーンが付いています。フライト中には映画や音楽、テレビ番組などを楽しむことができます。タイトル数も豊富で最新作から懐かしいシリーズ作品がピックアップされていました。
映画カテゴリーに邦画はほとんど無く、日本語字幕や日本語吹き替え作品の数は、確認できただけで20作品ほどでした。おおよそ30本程度は用意されているそうです。日本ですでに公開されている作品は、日本語対応していることが多いようです。英語やスペイン語の作品は充実しているので、英語やスペイン語を聞きながら海外旅行気分を高めてみては?
また音楽カテゴリーには、クラシックやジャズ、ポップスなどジャンルが用意されています。曲数が豊富なので、フライト中に飽きることはなさそうです。
USB電源やAC電源でバッテリー残量も気にならない
フライト中にスマートフォンで音楽を聞くという方は、電源があるか心配ですよね。ボーイング787型機のエコノミークラスの各シートにはUSB電源とAC電源があります。目的地に到着するまでの間の充電の心配はありません。
エコノミークラスのアメニティ
搭乗すると各座席には、ミニクッションとブランケットが用意されていました。
また、離陸を待っている間に客室乗務員が配っていたのはイヤホン。フライト中にプライベートモニターで映画や音楽を楽しむ際に使用できます。
もう1つ、フライト中に配られたアメニティはアイマスクと耳栓のセット。長時間のフライトでは就寝して体を休めることも大事。アイマスクと耳栓がフライト中の眠りをサポートしてくれます。
エコノミークラスの機内食
成田-メキシコシティ路線で機内食のタイミングは2回あります。
1回目は離陸して2時間ほど経ったころ。日本時間の18:00頃だったので夕食のタイミングでしょうか。客室乗務員の方が2種類あるメニューの内どちらが良いか聞いてくれました。メキシコ人ではなさそうな乗客には写真付きのメニューを出してくれます。
※機内食の数に限りがあるため、同じエコノミークラスでも座席の位置によりメニューを選べない場合もあります。
機内食の写真付きメニュー
選択肢は「パスタ or ごはん」。メキシコらしいメニューはなかったので、今回は日本風の味付けがされたごはんメニューを選択しました。
牛肉のしゃぶしゃぶ風
メインの牛肉のしゃぶしゃぶ風にサラダ、パン、そしてデザートのチョコレートケーキのセットが配られました。同時に飲み物も配られるので、料理に合わせてワインやビールなどのアルコール類も選べます。
日本食をイメージしてメインの牛肉のしゃぶしゃぶ風を食べたので、少し不思議な味に感じてしまいました。あくまでも、しゃぶしゃぶ風であることを忘れてはいけません。サラダとパン、デザートも頂いてお腹は満足です。
アエロメヒコ航空の食後のコーヒーをもらう際のポイント
食後のコーヒーを飲む場合、「食後のコーヒーは?」と聞かれたら機内食のトレーに載っている赤または紺色のカップを客室乗務員に出してください。今回の機内食では、パンが入っていた赤いカップにコーヒーが注がれます。
食後のコーヒーとミルク
2回目の機内食は、メキシコシティ到着の3時間前頃。離陸してから10時間以上が経っているので寝ている方も多いなか、機内に明かりがつき機内食が配られました。選択肢は日本食風とオムレツの2種類だったので、オムレツを選択しました。
トマトソースがかかったオムレツ
機内食が配られたタイミングは、日本時間にすると早朝の3:00、メキシコシティの時刻では正午ごろなので朝食とお昼ごはんを兼ねた食事といったところ。寝起きでも食べやすいメニューでした。もちろん、食後のコーヒーは紺色のカップに入れてもらいます。
成田からメキシコシティまでノンストップ!
約13時間のフライトは、やはり長く感じます。しかし、タッチパネルでエンターテインメントを楽しんだり、無料で楽しめる飲み物やアルコール類を召し上がってみたり、到着まで眠って過ごしていただけば、日本からメキシコシティまでノンストップで到着できるのは魅力的です。みなさんもアエロメヒコ航空を利用してメキシコ旅行に出かけませんか?
【成田発着】アエロメヒコ航空利用 メキシコシティ&カンクン
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