フィレンツェのドゥオモが見えるお屋敷ホテル「グランド ホテル バリョーニ」
フィレンツェではドゥオモのクーポラが見えるホテルに泊まりたい!そして世界遺産の町にふさわしい歴史的建造物のホテルで、安い方が良い!ちょっと!そんな贅沢なホテルあるわけないじゃないですか!あれ?ありました。「グランド バリオーニ ホテル」はルネサンス発祥の地らしい元貴族のお屋敷。フィレンツェ中央駅徒歩2分という立地も最高!
ルネサンス文化発祥の地で歴史的建造物に泊まる
1300年代にフィレンツェを中心に始まったルネサンス文化。古き良き文化や芸術を大切にしてきたフィレンツェは、街自体が屋根のない美術館と言われています。そんな都市を訪ねるのなら歴史的価値の高い建物に泊まってみたいものです。「グランド ホテル バリョーニ」は1800年代に当時の皇太子だったカッレーガ・ベルトリーニの邸宅として建てられた、由緒正しい歴史的建造物。その後ホテルとして創業したのは1903年。外観を変えないようにという命があり、今も建築当時の雰囲気をそのまま感じることができます。
グランド ホテル バリョーニは歴史的建造物なのに駅が近いっ!
日本では歴史的建造物のクラシックホテルが駅の目の前にある、という光景はなかなか見かけることができませんが、そこはさすが「町全体が美術館」であるフィレンツェです。グランド ホテル バリョーニはフィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)からわずか徒歩2分ほど。しかも地下道を通れば直結という便利さ。
フィレンツェ 中央駅
飛行機だけではなく、鉄道の周遊で来る観光客が多いフィレンツェ。駅の近くで、さらに観光地にも歩いて回れるというのは、何物にも代えがたい立地ですね!もちろん、クーポラを含むドゥオモの観光は、毎日通えるくらい便利。ほかにもヴェッキオ宮殿やウフィツィ美術館も、とても近く、観光に疲れたら1度ホテルに戻って、再度外出することも可能です。
フィレンツェの郷土料理である「トスカーナ料理」の名店やスーパーマーケットも近く、言うことなしですね!
観光客の少ない早朝を狙っての散策もできる環境
由緒あるグランド ホテル バリョーニの歴史
グランド ホテル バリョーニには誰でも知っている歴史ある名ホテル
現在でこそ、気取らずに泊まれる4つ星ホテルとして営業していますが、グランド ホテル バリョーニはオープン当初は各国から訪れた皇帝や王族、国の長たる政治家が宿泊した超名門ホテルでした。かのムッソリーニも宿泊したそうですよ!
何より都市自体が貴重なアートにあふれているこの都市の中心地には大掛かりなホテルがなかなか作れず、客室193室のこのホテルは、フィレンツェでは貴重な大型ホテルのひとつ。
作り物ではなく、歴史をそのまま趣きとして保っているフロント
それも駅の近くで、クラシカルな屋敷の形をとどめたまま、ホテルとして営業しているということで、フィレンツェの人なら誰でも知っているホテル。鉄道なら駅の目の前なので問題はありませんが、空港からこのホテルを目指す時には、特に道案内など必要ありません。100年以上、要人たちがこのホテルに泊まってきたわけですから・・・。
華やかなパーティーが行われたホールを惜しみなく使う
グランド ホテル バリョーニは皇族の屋敷だった訳ですから、数々のパーティーや晩餐が行われてきました。そんな華やかな場所を、コンベンションホールやパーティー用の空間に提供。貴族の囁きが聞こえてきそうな場で会議だなんて、贅沢すぎ。さぞや議題が進むでしょうね!
会議室の名前もフィレンツェらしく「ミケランジェロ」や、この建物を建築するよう命じたカレーガ皇太子の名を冠し、格式ありすぎです。
歴史がなかれば造れない大人のラウンジ・バー
19世紀、フィレンツェは6年間だけイタリア王国の首都になった、ユニークな経緯があります。その時、すでにこのホテルは要人たちの密談に使われていました。フィレンツェの行方や、当時のイタリア王国のさまざまなことが、このラウンジで囁かれていたのでしょう。ソファーや絵画、柱の建築は優美さとゴシックな雰囲気が入り交じり、何とも言えない重厚なバーを造り上げています。「イタリア風のインテリア」なんて言葉や、そんな造りのカフェやバーは沢山あります。しかし、本物を目にすると太刀打ちできませんね。外相から戻って、いかにもフィレンツェらしい歴史ある屋敷のラウンジで、一杯飲みたいものです。
全室のミニバー利用が無料という太っ腹!さすが皇子の屋敷!
ホテルのミニバーは高いと相場が決まっていますが、このグランド ホテル バリョーニ・・・なんと、ミニバーの飲料が無料です。これは相当格上のホテルでなければできないことですが、4つ星ホテルなのにそれをやるという心意気が、グランド ホテル バリョーニの良さだと思います。星は下でも格式は落とさない!かっこいいですね!
ミニバーが無料だと買い物し忘れた時も安心!
これぞ貴族の屋敷!本物のクラシカルホテルが魅せる客室
ひとり旅にうれしいシングル―ルームがある!
海外のホテルでは、なかなかシングルルームの確保が難しく、2人分の質量を払わなければならないことが多いのですが、この客室はひとり用。ツインベッドルームを2人で使うよりは少し値段はかかりますが、それでも2人分払うよりはかなりお得!
ひとり旅でフィレンツェに行く人にはうれしい「シングルルーム」
窓枠のステンドグラスが素敵なクラシックルーム
クラシックホテルは全体的に客室がコンパクトです。その代わり、どっしりとしたアンティークな家具や、ステンドグラスなど、当時の雰囲気をそのままに残すインテリアに感動してしまいます。バスタブも憧れのヨーロッパ風。日本のバスタブとは違って、女性らしさが随所に感じられますよね。
ヨーロッパのホテルは、ベッドのタイプ(ツイン・ダブル)やバスタブのある・なしなど、予約時に確約されないことが多く、日本のように客室のタイプも同じではありません。ホテルにメールしたり、予約サイトのリクエストの欄にきちんと明記する必要があります。
広いリビングルームでゆったりくつろげるエグゼクティブルーム
観光ばかりではなく、ホテルでまったりと過ごす時間が欲しい、という人も多いと思います。ましてやこんなに歴史を感じることができるクラシカルホテルに泊まったら、貴族気分で過ごしたいはず。そんな時はエクゼクティブルームを予約。大きなソファーに広いリビングエリア・・・こんなに素敵な客室なら旅行中1日はホテルでのんびり過ごす日がほしくなりますね。
バスタブも広め!最高のバスタイムが過ごせます
ドゥオモのクーポラを眺めつつ素晴らしい朝食を
フィレンツェと言えばドゥオモ、という人も多いでしょう。日本映画のロケ地になったこともあり、こと日本人には知られた存在です。フィレンツェで最も有名なドゥオモを眺めながら朝食がいただけるとしたら、なんて素敵なことなんでしょう。その夢さえかなえてくれるのが、ホテルがグランド バリオーニ ホテルです。
このレストランはディナーの営業もあり、そして、暖かい季節には屋上に「屋根のない美術館」と言われる花の都フィレンツェの町並みを眺めるテラス席が登場。旅の最終日の夜や、特別な日に一度はホテルディナーを楽しみたいものですね。
住所:Piazza dell’Unità Italiana, 6, 50123 Firenze FI
記事内画像:Grand Hotel Baglioni公式サイトより
フィレンツェとベネチアの鉄道周遊旅の人、注目のツアーも!
フィレンツェとベネチアの2都市を鉄道で周遊する人も多いですよね!そんな人は、フィレンツェはフィレンツェ中央駅と地下道で直結している「グランド バリオーニ ホテル」、そして、運河と水路だらけで大荷物での移動が大変なベネチアも、ベネチア唯一の駅「サンタルチア駅」のすぐ側のホテルを予約すれば安心。 泊まりたいホテルの立地をきちんと調べてアレンジしてくれるトラベル・スタンダード・ジャパンのフィレンツェ&ベネチアツアーなら、どちらのホテルもアレンジ可能ですよ!
素敵なホテルがいっぱい!トラベル・スタンダード・ジャパンのフィレンツェツアー
旅の勝因は何と言っても立地。いくら素敵なホテルに泊まっても、限られた時間の中で観光もしたい、というタイプの方には、やはりアクセスが便利なホテルの方が合っています。
でも便利なだけではイヤ、歴史あるフィレンツェらしいクラシカルホテルに泊まりたい・・・という方は、断然「グランド ホテル バリョーニ」。イタリアに強い「トラベル・スタンダード・ジャパン」のフィレンツェツアーは、素敵なホテルに泊まるツアーがたくさんあります。カジュアルからラグジュアリーまで、ホテルのアレンジは自由自在。
特に初めてのフィレンツェ旅行の方は、泊まりたいホテルの立地を一つひとつ探していくのはとても大変ですよね?そんな時は旅のプロが常駐するトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーをご利用ください。あなたの理想とするホテルに合わせたフィレンツェツアーをアレンジして、予算内で行けるよう、精一杯お手伝いしてくれます。