世界三大夜景・ナポリの超絶景ホテルでゲーテのことわざ「ナポリを見てから死ね!」を体感!
「ナポリを見てから死ね」というイタリアのことわざをご存知ですか?「ナポリの美しい景色を見ないで死んだら、生きていなかったも同然」という意味です。ゲーテが残したこの言葉通り、ナポリの絶景は死ぬまでに1度は見ないと!ナポリ滞在は絶景を一望するホテルに泊まって「ゲーテよ!私は生きている!」と叫びましょう。
- ナポリの絶景ホテルは高台かサンタ・ルチア地区の海沿いに集中
- BWシグネチャーコレクション ホテル パラディソ(BW Signature Collection Hotel Paradiso)
- グランドホテル パーカーズ (Grand Hotel Parker's)
- ホテル サン フランチェスコ アル モンテ(HOTEL SAN FRANCESCO AL MONTE)
- グランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)
- ロメオホテル ナポリ(Romeo hotel NAPOLI)
- ユーロスターズ ホテル エクセルシオール(Eurostars Hotel Excelsior)
- ロイヤルコンチネンタルホテル(Hotel Royal Continental Napoli)
- ルネッサンス ナポリ ホテル メディテッラネオ(Renaissance Naples Hotel Mediterraneo)
- 番外編:ホテルNHナポリパノラマ(NH Napoli Panorama)
- ホテルや日程のアレンジが自由自在!ナポリツアーも安いトラベル・スタンダード・ジャパン
ナポリの絶景ホテルは高台かサンタ・ルチア地区の海沿いに集中
「ナポリを見てから死ね!」とはずいぶん激しい言い方!とても有名なことわざですよね。これは世界的に知られるドイツ出身の詩人ゲーテの言葉です。
ナポリのカッペッラ・べッキア通りにゲーテ会館があるように、ゲーテは一時期、ナポリに住んでいました。ゲーテはポシリポ地区にある「ポシリポの丘」からの景色に感動し、この言葉を口にしたのだそう。今でこそ高級住宅地になっているエリアですが、ゲーテが住んでいたころにはまだ道もないような丘だったそうで、ゲーテの散歩も草をかき分け、大変だったのではないでしょうか。やっと登った丘から見えた、ナポリ湾に浮かぶベッキオ山・・・こみ上げてくるような思いにとらわれたのは想像ができます。
ゲーテをここまで感動させたナポリの絶景。ナポリに行くなら見たいと思うのは人として当然。
「ナポリを見てから死ね」ではなく「ナポリを見たから私の人生は素晴らしい~!」と叫びたくなる絶景ホテルをご紹介します!
風光明媚なナポリの絶景。ゲーテが見つめたこの景色を見に行こう!
ゲーテが見ていた景色はここ!BWシグネチャーコレクション ホテル パラディソ
「BWシグネチャーコレクション ホテル パラディソ(BW Signature Collection Hotel Paradiso)」のある場所は、まさに「ナポリを見てから死ね」とゲーテが言葉を残した絶景が見える場所「ポジッリポの丘」に位置。ホテルからはナポリの街並み、ベスビオ山、ソレント半島を一望できます。
テラスにデッキチェアがある客室をゲットしたい!
「パラディソ」とはイタリア語で天国の意味。まさにその通りかもしれません。特にレストランからの眺めは素晴らしく、広いテラスにはデッキチェアまで置いてあり、ナポリの春~秋にあたる5月~10月なら、穏やかな海風を感じながら過ごせます。ゲーテと同じ絶景を眺めつつ、美酒に酔いしれることも可能。ワインセラーがかなり充実しているそうなので、美味しいイタリアワインをいただきながら、まったりと過ごしたいですね!
見よ!この絶景。ゲーテが見ていた「ナポリを見てから死ね」がここに!
当然ホテルの朝食もこちらのレストラン。口コミの評価の高い朝食は、はちみつはコムハニーでいただけるうえ、ナポリの名物菓子パンやスイーツもあり、ナポリの魅力が存分に味わえます。窓際に座ればベスキオ山の美しい雄姿が広がり、幸先の良い旅の1日を始められそう。
客室はかならずシービューの予約を。このホテルを選んで、客室選びで遠慮したら絶対に損。シービューの客室は多いですが、ベスキオ山を正面に臨む客室はあまり多くないので、強めにリクエストしましょう。
「プールがないなあ」なんて思っている方。実は、このホテル一番海に近い階に豊富なジャグジーとデイベッドを備えたスパゾーンがあり、水着で寛げ、大変好評です。なんと言ってもガラス目前に波が迫ってきますからね。4つ星ホテルながら施設は5つ星ホテル並み。スタッフが親切という口コミ評価も目立ちます。絶景のホテルでナポリの人の陽気な性格に癒されることができるのも嬉しいですね。周辺は静かで絶景ポイントが多く、ゲーテ気分の散策も楽しいですよ!
住所:Via Catullo 11 10125- Napoli
ナポリ随一の絶景ホテル・グランドホテル パーカーズ (Grand Hotel Parker's)
「グランドホテル パーカーズ (Grand Hotel Parker’s)」は、ナポリの高台に建ち、ナポリの街並みをすべて眼下に見下ろせる環境。まるで空を飛んでいるような素晴らしい眺望!
ベスキオ山、ナポリ湾、そしてナポリの街の全貌、カプリ島までも見渡すその眺望は、世界中の旅好きの間で有名で、わざわざ「景色のために」泊まりに来るゲストがいるほど。特に「ジョージレストラン」のテラスで撮影したナポリの景色は、エアラインの機内誌や旅行雑誌の表紙を飾り、ナポリを象徴する場所のひとつ。
息を飲むナポリの絶景が待っている
ナポリの絶景ホテルは、ほとんどがサンタ・ルチアの海岸通りに集中。そんな華やかな通りとは一線を隔す高台から見下ろす眺望の美しさ!1870年創業の老舗ホテルですが、客室はリノベーションされ、モダンで寛げるインテリアです。もちろん宿泊するなら絶対にシービューの客室を予約してください。高台にありますがナポリ・ピアッツァ・アメデーオ駅 (Stazione di Napoli Piazza Amedeo)が徒歩圏で観光地へも好アクセスです。
テラスが解放されるのは外での食事が心地よい5月~10月のみ。レストランの屋内からも景色は楽しめるのでご安心を。
住所:Corso Vittorio Emanuele, 135, 80121 Napoli
画像出典:Grand Hotel Parker’s
絶景プールとレストラン!ホテル サン フランチェスコ アル モンテ(HOTEL SAN FRANCESCO AL MONTE)
ナポリの世界遺産「歴史地区」にあるサンテルモ城に隣接する修道院を改装したホテル。
一等地を抑えるほかの絶景ホテルが大型であり、チェーンの4つ星・5つ星ばかりであることを考えると、一軒宿の上に、決して大型ではなく、修道院を改装した歴史的建造物という点が、ある種異質な存在感!
まずは屋上のレストランをご覧いただきたい・・・朝食はこのレストランでいただけます。これはうれしいですね!
また元由緒ある修道院であることから、ナポリっ子たちのウェディングパーティーの場としても大人気。この絶景と、神に仕えた修道女の暮らした場所であれば、幸せな旅立ちになるというジンクスもあり。
あやかりたい!あやかりたい!
高名な建築家の指示の元に建てられた修道院だったため、宗教色だけではない趣き深いしつらえをあちこちに見ることができます。客室によっては建てられた16世紀そのままのインテリアが残されている場合があり、クラシックホテル好きにもたまらない雰囲気。
ナポリの中心地にありながら、城が建つ土地柄、小高い丘のようになった場所にあり、上階の客室からの眺めは素晴らしすぎるのひと言。もともと高額なホテルではないので、高層階のテラスのある客室をぜひ予約していただきたい!贅沢な客室を予約しても、5つ星ホテルのスタンダードの客室と同額レベルで済むはずです。
広いテラスで「ナポリを見てから死ね」と言われる景色を独り占めできるなんて、贅沢すぎます!
このホテルのもうひとつの自慢が絶景のプール。しかもこの雰囲気を見てください!修道院の跡とは思えないリゾート色強めのプールは、1日読書しながら過ごしたくなります。
6月から9月にこのホテルに泊まる人は、水着を忘れずに!普段泳がない人もこの景色を見たら、考えが変わるはずです。
ナポリ最高級ホテル「グランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)」
ナポリの著名なホテルが集中して集まるサンタ・ルチア地区で、ナポリで1番の格式と歴史を誇る高級ホテルが「グランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)」。貴族の屋敷を改装したその堂々たる姿はナポリ湾に面し、カプリ島、ベスビオ山の景色を見渡しています。世界中のVIPや首長がナポリ滞在の際は、このホテルに滞在することから考えると、日本で言うと帝国ホテルのような存在かもしれませんね。
特に最上階にあり、イタリアの高名なオペラ歌手の名を付けた「カルーソー」から眺めるベスキオ山の雄姿とナポリ湾は最高!
最高のサービスが受けられる「カルーソー」。ナポリ旅の思い出に1日は贅沢したい
政治家や有名人がナポリに来る場合は、このホテルに宿泊する
1882年創業の歴史と伝統を全面に出したホテル内は、とてもエレガント!ナポリの歴史を強く感じさせてくれます。また、目の前には海だけではなく、ナポリを代表する観光名所、卵城(Castel dell’Ove)がそびえ、最高の雰囲気。卵城は夜はライトアップされ、シービューの客室からも眺めることができます。
という訳で、客室はぜひともシービュールームのカテゴリー指定を!このホテルに泊まってシービューの客室にしないというのは、他のホテルに変えた方が良いのでは?と思うほどもったいないです。
5月から10月、ナポリの一番過ごしやすい暖かな時期は、10階にある「ワンダフルスカイラウンジ ソラリウム&カクテルバー」がオープン。デッキチェアに寝ころんで、ナポリの絶景を堪能しながらお酒が楽しめ、だらだら長居してしまいそうです。そのためのデザインなので良しとしましょうか!
日本とイタリアの融合!絶景ホテル「ロメオ ホテル ナポリ(Romeo hotel NAPOLI)」
歴史ある建物が目立つサンタ・ルチア地区で最も目を引くおしゃれな外観のホテルがここ「ホテルロメオ ナポリ(Romeo hotel NAPOLI)」。世界的に有名な日本人建築家・丹下健三氏が手がけたデザイナーズホテルで、クール・モダンな雰囲気を全面に出しています。
このホテル一番の絶景スポットは、プール!ナポリは5つ星ホテルにプールがないことが多く、ここはとても稀少。そしてその景色は筆舌しがたい美しさ。夕日に染まるベスキオ山は必見ですね!
ホテルが打ち出しているコンセプトは和と伊の融合。中には日本庭園つきのスイートルームもあり「こんなにユニークなホテルに泊まったよ!」と自慢できる滞在になりそう。
レストランからの眺望も素晴らしくホテルゲストの朝食も、ナポリ湾が見渡せるレストランです。
建物の美しさはナポリ随一!ユーロスターズ ホテル エクセルシオール(Eurostars Hotel Excelsior)
建築の美しさはナポリ随一。ユーロスターズ ホテル エクセルシオール(Eurostars Hotel Excelsior)は1908年創業の老舗ホテルで、当時のベルエ・ポック様式をそのままに2010年に改修されました。
屋上テラスには、真っ白なラタン制のソファやテーブル、パラソルが置かれた南イタリアのリゾート的空間があり、宿泊客がまったりと寛げます。そして、そこから見る絶景こそ「ナポリを見てから死ね」に値する息を飲む景色なのです!
屋上テラスからの眺めは、憧れのナポリの情景そのもの!
客室はシービューであれば、ベスキオ山やナポリ湾の絶景を見渡せます。テラスのある客室もあり、客室でゆっくりする時間が持てる旅であれば、ぜひ指定していただきたいもの。ナポリは歴史地区と海沿いの観光エリアが分かれますが、ホテル拠点が海沿いにあれば、効率よく観光できます! 卵城まで海沿いの遊歩道を、のんびりと散策するのも楽しいですよ。
ここで紹介している多くの絶景ホテルが、海沿いのサンタ・ルチア地区に位置しますが、ナポリの中では比較的治安が良く、安心できるエリアです。カプリ島に行くフェリー乗り場も近いので、ナポリを拠点に南イタリアを周遊するという人にはまたとない環境!
利便性と優雅さを兼ね備えた、極めて5つ星に近いホテルです。
住所:Partenope 48,Lungomare Caracciolo 80121 Napoli
卵城越しのベスキオ山の絶景!ロイヤルコンチネンタルホテル(Hotel Royal Continental Napoli)
ロイヤルコンチネンタルホテルは、先に紹介した「グランド ホテル ベスビオ(GRAND HOTEL VESUVIO)」のすぐ隣。しかしちょっとした角度の違いで、このホテルにしか見えない絶景が楽しめます。それは、重厚かつ美しい卵城を間近に、その背景にナポリ湾の景色が見えること。絶好のインスタ映えスポットとも言えます。
朝のビーチ沿い散策に歴史的建造物が加わる
イタリア建築の建物が美しいこのホテルは、1955年創業の老舗。スタンダードな客室は全く景色が楽しめないので、ベランダ付のシービュールームを確保したいところ。ちなみにスタンダードな客室とベランダ付のシービュールームは€20程度しか差がなく、とても良心的。
サンタ・ルチア地区の4つ星としては、宿泊料金も手ごろなので、かなりねらい目!
ちなみにトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーでは、このホテルに宿泊するナポリツアーがかなりお手頃。これだけの絶景で、お値段が安いのはありがたいですね!
このホテルのもう一つの自慢が、10階にあるスイミングプール。なんと、イタリアの天才建築家ジオ・ポンティがこのホテルのために設計したという贅沢なもの。しかも1955年という年代に造られながら、今も人気のある流線型フォルムのプールです。
さらに周囲の歴史的建造物や、卵城の眺めが相まって、実に芸術的!ナポリは6月~9月がプールで泳げる気温。観光に疲れたら、絶景プールでのんびりする時間も欲しいですね。ナポリは一流ホテルでもプールがあるホテルは稀少です。4つ星ホテルで絶景プールがあるホテルは、ありがたい!
絶景朝食!ルネッサンス ナポリ ホテル メディテッラネオ(Renaissance Naples Hotel Mediterraneo)
「ルネッサンス ナポリ ホテル メディテッラネオ(Renaissance Naples Hotel Mediterraneo)」で「ナポリを見てから死ね」の光景が楽しめるのは屋上のレストラン!
このホテルの朝食は屋上レストランでいただけます。ナポリ湾とベスキオ山に毎朝挨拶しつついただく朝食は「ナポリに来て良かったぁ」と思わせてくれそう。
そして夜は世界三大夜景を見渡しつつ優雅にディナー!
ホテルの建物は、歴史ある建造物を改装しているため少々古さは感じるものの、居住性は良し!客室でも絶景が楽しみたい人は、上層階のシービュールームを予約すること。ホテルはシーサイドではなく、歴史地区に位置するため、下層階では海が見えません。
「ルネッサンス ナポリ ホテル メディテッラネオ」にはプールはありません。その代わり・・・真っ青な空の下、最高の景色を眺めながらジャグジーに浸かれるという贅沢なスパ「ソラリウム」があります。究極の露天風呂とは、これを指さずして何というのでしょう。 もちろんジャグジーなので水着着用の事!観光で疲れた身体をジャグジーの泡がブクブクと癒してくれる上に、その後はデッキチェアでお昼寝。これぞ非日常ですね。
住所: Via Ponte di Tappia, 25, 80133 Napoli
番外編:ナポリ随一の高層ビル!ホテルNHナポリパノラマ
今最も注目を集めている絶景ホテルが「NHナポリパノラマ」。実はこのホテル、高層ビルがほとんどないナポリにおいて、随一の高層ビルなのです。
えっ?それなのになぜ番外編なの?・・・という問いにお答えします。
つい最近まで、「ホテルNHアンバサーダー」という名前で営業してきましたが、現在、最新のホテル「NHナポリパノラマ」に絶賛改修中ということで、番外編です!楽しみですねえ!
この改修が終わり、宿泊可能になれば、「ナポリを見てから死ね」の絶景と、世界三大夜景を高層階から見下ろすことになり、他のホテルでは見られない絶景が楽しめることになるのです!
上から見下ろす世界三大夜景のひとつ、ナポリの夜景は想像を絶する美しさ
シービューの客室はリノベーションが終わればナポリ・ナンバー1の眺めに!?
ホテルや日程のアレンジが自由自在!ナポリツアーも安いトラベル・スタンダード・ジャパン
世界三大夜景のひとつでもあり、ゲーテを感動させたナポリの絶景。どのホテルも心を打つ景色が楽しめそうですね!
ゲーテが言った「ナポリを見てから死ね」の「ナポリを見る」の意味は、絶景だけではなく、ナポリの暖かな気温や、陽気なナポリの人々、美味しい食べ物、そしてナポリのこれまでの歴史に対して残した言葉とされています。
ゲーテの讃えた絶景をホテルで眺めたら、ナポリの街に出て、ナポリの魅力を堪能しつくしましょう。筆者も急激にナポリに行きたくなってきました。
イタリアに強いトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは、ナポリのツアーがとてもお得!この中の絶景ホテルに泊まるツアーもありますよ!
また、ホテルのアレンジも自由自在なので、ツアーにない絶景ホテルをリクエストしていただければ、アレンジします。観光をメインにする日とホテルステイをメインにする日を別にして、ひたすらナポリの景色を眺める日を作っても「ナポリを見てから死ね」というドラマティックなゲーテの心情に達する旅ができそう。
まずはトラベル・スタンダード・ジャパンのナポリツアーをご覧ください。そして「こんなことできますか?」「あんなことできますか?」と、どんどん質問してくださいね。
旅のプロがあなたの旅を張り切ってアレンジさせていただきます。