イタリア2大リゾート地のひとつカプリ島の高級リゾートホテル5選!青の洞窟とホテルライフを楽しもう!
日本人には「青の洞窟」で知られる南イタリアのカプリ島。ヨーロピアンや地元イタリア人にとってはカプリ島でバカンスを過ごすことは、とても誇れるステイタスです。初代ローマ皇帝が初めて別荘を建ててから2000年以上、高貴なリゾート地として君臨するカプリ島の素晴らしい高級リゾートホテルを紹介します!
ホテル シーザーアウグスツゥス ルレ & シャトー ホテル(Caesar Augustus, Relais & Chateaux Hotel)
カプリ島の静かな別荘地アナカプリエリアにある「シーザーアウグストゥス(Caesar Augustus Hotel)」。しかしながらマリーナ・グランデからの無料の送迎など、卓越したサービスで、ゲストの移動をサポート。厳格な審査とゲストに対するホスピタリティ、そしてホテル自体の個性がないと所属できない「ルレ・エ・シャトー」加盟のホテルだけに、カプリ島の中でも特別な存在と言えるでしょう。
ホテル名になっているのはカプリ島にほれ込み、他の島を渡してでも我がものにしたローマ帝国初代皇帝アウグストゥス。このホテルはもともと、ロシアの王子が夏の別荘。王子はテラスの隅にアウグストゥス像を置いていたことから、今もホテルのシンボルとして、カプリ島を見守るように立っています。
崖に張り付くように建設された、カプリ島の自然景観を活かしたスリル満点の造りです。
ガーデンビューとシービューの客室がありますが、このホテルに泊まるのであれば、デラックスシービュークリフサイド以上からが良いでしょう。カプリ島は長い時間の間、海と風がこの芸術的な断崖絶壁を造り上げてきました。それを間近に眺められる客室は絶景です。
プールやレストランバー、テラス・・・すべてがここに泊まってよかったと心から思える環境。そしてアナカプリエリアなので、バスで「青の洞窟」にも行きやすいですよ!
また、ホテルには菜園があり、野菜類はこちらから吟味して提供されるため、サラダをはじめ野菜の料理が大変好評。朝食には日本ではめったに食べられないフレッシュモッツァレラチーズの燻製なども並ぶので、ぜひお試しあれ。カプリ島の断崖から望むナポリ湾を眺めての朝食は最高!
ナポリからの船が到着するマリーナグランデも眼下に見えます。夜もまた違った美しさの景色なので、滞在中はレストランのテラスで一度、ディナーも楽しみたいものです。
ホテルのオーナーは日本を旅行した際、高級旅館で受けたサービスに感動したとのことで、日本人にも優しくしてくれます。最高級ホテルでありながら、家庭的で温かなサービスは評価が高く、リピーターが多いことでも知られています。
住所:Via G.Orlandi, 4 – 80071 Anacapri Na
グランド ホテル クィシサーナ(Grand Hotel Quisisana)
1845年に建てられた療養施設を改装して造られたことから、イタリア語で「ここで癒される」という意味を持つ「グランド ホテル クィシサーナ」。ホテルの営業は1860年から始まり、カプリ島のリゾートホテルの中ではなんと最古の歴史を誇ります。カプリ島を愛するイタリアやヨーロピアンのリゾート客に長く愛され、カプリ島ホテルの中で唯一イタリアの最高クラス5つ星+Lを獲得。
リゾートムードたっぷり!
客室はスタンダードな客室の場合、バルコニーがなく眺望も期待できないため、デラックスルームか、プレミアデラックス以上を予約することが、このホテルでのリゾートライフと、カプリ島滞在を楽しくなるコツ。
ちなみにこのホテルには作家のヘミングウェイや哲学者のサルトル、名だたるハリウッドスターが宿泊しているため、奮発してスイートルームに泊まってみても良いかも。セレブのカプリ島バカンスと同じ目線で過ごせますね!
カプリ島の中心カプリタウンにあり、ケーブルカー駅からも徒歩10分ほど。カプリタウンにはバーやクラブまであるので、食事の後にちょっと飲みたい、なんていう人にも便利。カプリの街とホテルライフがバランスよく楽しめるのが良いですね!
住所:Via Camerelle, 2, 80073 Capri NA
ラ スカリナテラ(La Scalinatella)
米国旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)」で「世界のベストホテル」に選出されたラスカリナテラ。
1950年代のオープン以来、1度泊まったゲストがリピーターとして戻って来ることが多いホテル。カプリ島の特徴である切り立った岩肌と地中海、そして眼下には小さくて可愛らしいビーチ「マリーナピッコロ」を見下ろし、遮るもののない素晴らしいパノラマビューが楽しめます。特にプールからの眺めは最高!プールは屋内外にあるので、天候を気にせず泳げます。
客室はわずか30室。ヨーロッパのホテルの水準から考えると、一つひとつの客室が広く、リゾートを過ごすには最適な快適さ。1番スタンダードなクラシックルームからマジョリカの床タイルで涼し気な造り。どの部屋にも広さは違えどリビングエリアとテラスを備え、ブルーとホワイトのインテリアがどこまでもカプリ島をイメージさせてくれます。
5つ星ホテルながら、家族経営のアットホームなホテルで、スタッフに対する口コミも高評価。オーナー家族の別荘に招かれたような寛ぎが得られると評判です。
絶景のテラスでいただく朝食も、クオリティが高し。これだけ自然に囲まれた場所にありながら、カプリタウンへはわずか400mで、ショッピング、食事とも困りません。
絶景の中でいただく朝食は、最高の気分!
ヴィラマリーナカプリホテル&スパ(Villa Marina Capri Hotel & Spa)
カプリ島の玄関口マリーナグランデにあるため、カプリ島に着いたらすぐホテルに入れるありがたい立地。徒歩10分で到着しますが、カプリ島の道は平たんではないのでスーツケースを持っていると歩くのは大変。船の到着時間を知らせて、迎えに来てもらう事も可能なので甘えちゃってください。
カプリタウン行きのケーブルカー・フニクラーレの駅まで徒歩4分。これだけ賑やかかつ便利な場所にありながら、これほど広大な敷地の中でリゾートライフが送れるとは何たる贅沢!19世紀の屋敷を改装しているのに客室や共有スペースをとびきり斬新にリノベーション。おしゃれさではおそらくカプリ島ナンバー1です!
広大な敷地にもかかわらず、ヴィラ マリーナカプリホテル&スパの客室はわずか22室。6タイプに分かれていますが、どの客室も全く違う造りです。全室にバルコニーかテラス、ガーデンのいずれかがついていて、ナポリ湾の海風を感じさせる開放的なステイが楽しめます。プライベートリビングルームとライブラリー、プライベートジャグジーがついたスイートルームもあり、ハネムーンなら断然こちら。リゾートアイランドで、夢のような滞在・・・やってみたいですねえ!
特筆すべきはマリーナグランデに突き出した素晴らしいレストラン。素朴な島のレストランのデザインながら、洗練された地中海料理と選び抜かれたワインが揃います。夜は遠くナポリの夜景がきらめき、最高の雰囲気に。
また、プールも最新のクールなデザインかつリゾート感たっぷり。こちらは夜はおしゃれなバーに。こんな空間でお酒を飲んでいたら、小さな島にいることを忘れてしまいそうですね。
スパリゾートの名が示す通り、本格的なスパも備えています。日本からの長旅から身体を開放して、そのままジャグジーでだらーり。観光は翌日から!なんて贅沢も可能。
住所:Via Marina Grande, 191, 80073 Capri NA
ジェイケイパレス カプリ(J.K. Place Capri)
こちらもカプリ島の玄関口、マリーナグランデにある邸宅風のホテル。船着き場のにぎやかさとは一線を隔す上品な雰囲気は、ひと目見て「この建物は一体なに?」という興味を惹かれてしまいます。
ホテルの建物は1878年より以前に建てられ、1885年にホテルとして改装。様々なホテルが入れ替わりながらもカプリ島のファーストクラスのホテルとして君臨してきました。フィレンツェやローマにも同系列のホテルがあり、どちらもその街に溶け込むようなインテリアやデザインを配しつつ、どこまでも控えめで上品、というコンセプトを貫いています。ここ、カプリ島もそう。
建物や共有部分だけではなく、客室も上品。華美すぎないカプリ島の魅力を伝えるインテリアやカラーリングが施されています。
クラシックルームはまるでナポリ湾をオレンジ色に染めて沈む夕日を表したかのようなカラーリング。 カプリ島にはこぢんまりとしたホテルが多く、1番スタンダードな客室はどうしても狭くなりがちですが、こちらのホテルは30m2から!ベッドにソファ、ダブルシンクの洗面台に、シャワーとバスタブは別、という贅沢な造りをこのタイプの客室から備えているとは良心的!ただし眺望は海ではないので、カプリ島に来たならシービューでしょ!という人はハイダウェイスーペリアルーム以上のカテゴリーを予約しましょう。
デラックスルーム以上はカプリの海をそのまま表現したような爽やかなブルーとホワイトのインテリア!海景色も相まって、海に浮かんでいるような素敵な滞在ができますよ!カプリ島のセレブの別荘に泊まっているみたいでしょう?
2つのレストランは、どちらもマリーナグランデを見渡す素晴らしいロケーション!ここでいただく朝食、そして夜のカクテルやディナーは最高でしょう。
カプリ島に入っては出ていく船を眺めながら、旅情に浸るのもまた良し。200年近い歴史を誇るカプリ島の邸宅で、最高のリゾートライフを楽しみましょう。ただし、このホテルはかなり人気。余裕を持って予約しましょう。立地と雰囲気から特に夏のバカンスシーズンはソールドアウト必須の人気リゾートホテルです。
カプリ島にしてはプールも広め
南イタリア・カプリ島でバカンスしましょう!
いかがでしたか?
日本人の中にはカプリ島を「青の洞窟」だけしかない、と思っている人も多いそうです。事実「青の洞窟」だけを見て帰るという人も多いですよね。
古代ローマの初代皇帝ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥスがカプリ島に惚れ込み、2000年以上前に別荘を作り、2代皇帝ティベリウスが「ジョヴィス邸(Villa Jovis)」を始め、12もの別荘を建て、ロイヤルリゾート「カプリ島」は誕生しました。2000年もの歴史のあるリゾート地は恐らく他にないでしょう。だからこそ、イタリア人にとって、そしてかつてローマ皇帝が統治した国の人々にとってもカプリ島は特別な存在。「バカンスをカプリ島で過ごしてくるよ」と言えば羨ましがられるステイタスある島なのです。
今度のお休みはいつですか?「青の洞窟」も見つつ、ヨーロピアンのようにカプリ島でバカンスしましょう。
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