オーストラリア・タウンズビルからフェリーで20分!「マグネティック島」の美しい自然を満喫しよう
オーストラリア北東部に位置し、常に人々を魅了してやまない世界自然遺産グレートバリアリーフ。その美しいエリアに点在する島のひとつが「マグネティック島」です。青く澄んだ海はもちろんのこと、島の半分以上が国立公園という自然豊かな島で、コアラやロックワラビーなどのオーストラリア固有の動物に出合えることでも有名です。日本ではまだ穴場的存在のマグネティック島へのアクセス方法、天候などの基本情報をご紹介します。
マグネティック島はどこにある?
クイーンズランド州北東海岸にあり、グレートバリアリーフの島々の玄関口のひとつでもある湾岸都市タウンズビル。北クイーンズランド最大の都市で、年間320日が晴天日という天気に恵まれた観光スポットでもあります。そんなタウンズビルから約8km、クリーブランド湾に浮かぶのがマグネティック島です。タウンズビルからフェリーでわずか20分の場所にあり、グレートバリアリーフ内でもアクセスしやすい島のひとつと言えます。
マグネティック島のアクセス方法
現在、日本からマグネティック島への玄関口・タウンズビルまでの直行便はないため、オーストラリアの主要都市を経由して行くことになります。同じクイーンズランド州にあるケアンズ空港やブリスベン空港を利用すると比較的便利でしょう。フライト時間は、日本からケアンズまで約7時間30分、ブリスベンまで約9時間10分です(いずれも直行便利用時)。
ケアンズからタウンズビルまでは、飛行機で約55分。バスを利用すれば約4時間で行くことができます。ブリスベンからは飛行機で約2時間の距離となります。タウンズビルからは、フェリーに乗って20分程度でマグネティック島へ到着します。フェリーは、1日15~18便も運航しているので、本土からアクセスしやすく便利です。
タウンズビルからフェリーに乗ってわずか20分ほどで到着
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「マグネティック島」へのアクセス便利!【出発地別】ケアンズへ行くツアー
- 成田発
- 羽田発
- 大阪(関空/伊丹)発
- 名古屋発
マグネティック島の天候
マグネティック島は南半球にあるため、日本と季節が真逆になります。高温多湿の熱帯性気候に属しており、季節は雨季(夏)と乾季(冬)に分かれていますが、年間を通して寒暖差が少なく過ごしやすいのが特徴です。マグネティック島は、雨季であってもグレートバリアリーフのほかの島よりも比較的雨量が少ないため、一年中アクティビティを楽しめます。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
平均最高気温 | 29℃ | 28℃ | 28℃ | 27℃ | 25℃ | 23℃ | 22℃ | 23℃ | 25℃ | 27℃ | 28℃ | 29℃ |
平均最低気温 | 23℃ | 23℃ | 22℃ | 19℃ | 16℃ | 13℃ | 13℃ | 14℃ | 17℃ | 19℃ | 22℃ | 23℃ |
4~11月(乾季・冬):冬とはいえ、平均最高気温は25℃前後、平均最低気温は16℃前後と温暖な気候です。特に5~10月に関しては体感気温が高く感じるため、昼間は半袖とショートパンツで過ごすこともできます。朝晩は潮風が涼しい日もあるので、軽めの長袖の上着を持参するといいでしょう。晴天時の日差しはかなり強く感じますので、紫外線対策をお忘れなく。
12~3月(雨季:夏):気温は高くなり、蒸し暑く感じる日も多くなります。年間を通してみると1~2月の降雨量が多いのですが、それでも北側の湿潤熱帯地域に比べれば降雨量は少ないのが特徴です。平均最高気温は28℃前後、平均最低気温は23℃前後。10~12月が気温も高く過ごしやすいため、マリンスポーツや海水浴などに適したシーズンと言えます。
日本とマグネティック島との時差
日本とマグネティック島との時差は1時間で、日本が1時間遅れています。日本が正午の場合、マグネティック島は13:00となります。
マグネティック島のホテル情報
本土から近く、フェリーの本数も多いため、日帰りで訪れる観光客も多いマグネティック島ですが、宿泊してゆったりとした休日を過ごすのもいいでしょう。戻る時間を気にせずにマグネティック島を満喫できる、タイプの異なるホテル3選をご紹介します。
ペッパーズ ブルー オン ブルー(Peppers Blue on Blue)★★★★★
ペッパーズ ブルー オン ブルーは、タウンズビルからのフェリーが到着するネリー・ベイ(Nelly Bay)に位置する、モダンでスタイリッシュな外観が印象的なラグジュアリーなホテルです。部屋数は全60室。スタンダードタイプから、2ベッドルーム、3ベッドルーム、4ベッドルーム、アパートメントタイプとさまざまな種類の部屋が用意されています。白を基調とした室内は清潔感にあふれ、大きな窓からはマリーナや緑豊かな山並みを眺めることができます。
敷地内にあるプールは、広々としてゆったりと過ごせるリラックスした空間ですが、夜になると一転、美しくライトアップされ幻想的な雰囲気になります。プール近くのラウンジでカクテルを飲みながら、ロマンティックなひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
また、ホテル内にある「ボードウォークレストラン(Boardwalk Restaurant)」では、新鮮なシーフードや地元・北クイーンズランドの食材を使ったモダン料理を味わうことができます。
住所:123 Sooning Street Magnetic Island , QLD 4819 Australia
電話:+61(300) 987600
HP(英語):https://www.peppers.com.au/blue-on-blue/
Wi-Fi:500MBまで無料
バンガロー ベイ コアラ ヴィレッジ(Bungalow Bay Koala Village)
バンガロー ベイ コアラ ヴィレッジは敷地内に野生生物公園があるリゾート施設です。コアラやウォンバットなどのオーストラリア固有の動物と触れ合うことができるツアーや、コアラと一緒に朝食をとるツアーなどユニークなアクティビティを実施しています。
コアラと触れ合うアクティビティ体験もできる宿泊施設
敷地内の宿泊施設は、シェアタイプのバンガローや、ダブルベッドが備わったプライベートタイプのバンガローなど全36室。朝は鳥のさえずりで目を覚まし、澄んだ空気に癒され、とにかく自然を満喫したい人におすすめのバンガローです。共同キッチンで簡単な食事を作ることもできますが、敷地内にある「オン ザ ロックス バー(On The Rocks Bar)」では、ピザやサンドウィッチなどの軽食やお酒を楽しめます。また、海水浴スポットでもあるホースシューベイビーチからも近いのも魅力のひとつです。
住所:40 Horseshoe Bay Rd Magnetic Island, QLD 4819 Australia
電話:+61(7)47785577
HP(英語):https://www.bungalowbay.com.au/
Wi-Fi:無料
アイランド レジャー リゾート(Island Leisure Resort)★★★★
ネリー・ベイのビーチまで50m、フェリーターミナルまでは徒歩15分という抜群のロケーションにあるアイランド レジャー リゾート。敷地内にはポリネシアン風のヴィラが18棟あり、すべてにキッチンが付いている、いわゆるアパートメントタイプのヴィラです。
大きな窓から光が差し込む客室は明るく開放感いっぱい。各ヴィラにはパティオもついており、外の風を感じながらくつろぐこともできます。また、敷地内にはプールやスパ、バーベキューエリア、ゲームルーム、テニスコートなどの施設も充実しているため、1日中楽しむことができます。カフェやレストラン、自炊向けのスーパーマーケットも徒歩圏内にあるため、不自由なく過ごせるリゾートヴィラです。
住所:6 Kelly Street, Nelly Bay Magnetic Island, QLD 4819 Australia
電話:+61(07) 4778 5000
HP(英語):http://www.islandleisure.com.au/
Wi-Fi:無料
マグネティック島のアクティビティ
大自然の中をトレッキング
手つかずの自然が残るマグネティック島は、島の半分以上を「マグネティック島国立公園(Magnetic Island National Park)」が占めています。公園内には全長約24kmのトレッキングコースがあり、ユーカリの森やマングローブ地帯などの大自然を満喫することができます。
なかでも人気なのは、1.5時間かけて往復する「フォートウォーク(Forts walk)」のコース。丘の上のフォート(砦)を目指して緑の中を進んで行きます。運が良ければ野生のコアラに遭遇することも。歩みを進めていくと、第二次世界大戦時に防衛陣地となったマグネティック島の歴史を垣間見られる砲台なども見学できます。一番高い場所にある電波塔まで行けば、眼下に広がるのは、緑豊かな森と青く光る海。インスタ映えすること間違いなしです。
いろいろなマリンスポーツを楽しむ
マグネティック島は浅瀬に囲まれているため、気軽にシュノーケリングを楽しめます。特に島北東部のアルマ・ベイ(Alma Bay)やアーサー・ベイ(Arthur Bay)は、海水浴スポットの近くにあるため初心者でも安心です。
シュノーケル・トレイルに挑戦!
また、ネリー・ベイ(Nelly Bay)やジェフリー・ベイ(Geoffrey Bay)でのシュノーケル・トレイルも体験してほしいアクティビティのひとつ。防水マップとガイドを参考にして見どころを泳いでまわる面白いトレイルです。補助用のフロートもところどころに設置してあるため、泳ぎがあまり得意でなくても大丈夫。数十年前に沈没したドイツの貨物船モルトケに生息するさまざまな魚を見られる貴重な体験もできます。
ダイビング経験のある人には、ヨンガラレックダイビングもおすすめ。1911年のサイクロンによって沈没し、今では多くのサンゴに覆われて多くの海洋生物の住処となった船ヨンガラ号を散策するこのダイビングは、オーストラリアのベストダイブと評価されています。
マグネティック島への旅もアレンジ自由自在!
自然豊かで野生動物の宝庫と言われるマグネティック島をご紹介しました。その昔、付近を通ったキャプテンクックの磁石が乱れたことから「磁力を帯びた島」と推察されて名付けられたマグネティック島。実際は磁石が乱れることもなく、今となっては地元民からはマギーという可愛らしい愛称で呼ばれています。日々の喧騒から離れて、豊かな緑を湛える森やターコイズブルーの美しい海を感じながら、大自然のなかでゆったりとした時間を過ごしてみましょう。
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