【カナダ】冬のイエローナイフでオーロラ観賞ツアー『スタッフ体験記』~日本出発からイエローナイフ到着まで~
自然の神秘を感じられる「オーロラ」。一生に一度は見てみたい!という方も多いのではないでしょうか?オーロラ観賞スポットとして有名な国はカナダ、アラスカ(アメリカ)、アイスランド、フィンランドなどが挙げられます。今回は世界中でいくつかあるオーロラ観賞ポイントのなかでも、人気の旅行先カナダのイエローナイフをご紹介。当社スタッフが実際に体験した冬のイエローナイフでのオーロラ観賞ツアーの様子をお伝えします。
成田空港からバンクーバー経由でイエローナイフへ
いよいよ日本を出発!
日本からイエローナイフまでの直行便は、現在のところありません。時期により異なりますが、基本的に1~2回の乗り継ぎでアクセス可能です。成田発の場合、1回乗り継ぎで行ける“成田 → カルガリー → イエローナイフ”や、2回乗り継ぎが必要な“成田 → バンクーバー → カルガリー → イエローナイフ”などのフライトがあります。(2020年2月現在)
今回は、エア・カナダを利用して、カナダのバンクーバー経由でイエローナイフへ向かいました。
エア・カナダ航空 ボーイング787に搭乗
成田からバンクーバーまでは約9時間のフライトで到着します。その間は、各座席に設置されているタッチスクリーンで機内エンターテインメントを視聴したり、オーロラ観賞のためにゆっくりと休んだりとさまざまに過ごせます。
エア・カナダ航空のエコノミークラスの各座席には、充電用電源とUSBポートが完備されています。パソコンやスマートフォンなどの充電を気にする必要はありません。
エア・カナダ航空では、タッチスクリーンテレビでドリンクのメニュー一覧をチェックすることができました。そのため、機内で飲めるドリンクメニューが一目瞭然!さらに、英語名がわからない飲み物でも、写真付きなので間違えることなくオーダーすることができます。
【出発地別】《エア・カナダで行く》イエローナイフへ行くツアーはこちら
- 成田発
- 羽田発
- 伊丹発
- 名古屋発
バンクーバー国際空港に到着&入国審査
イエローナイフへの経由地「バンクーバー国際空港」へ到着。目的地はイエローナイフですが、国内線へ乗り継ぐ場合もバンクーバーで入国審査を受けます。乗り継ぎ便を利用する方もバンクーバーが目的地の方も全員が、空港内のサインに沿って入国審査まで一緒に進みます。
カナダの入国審査はキオスクを利用
バンクーバー国際空港での入国審査はキオスク(専用端末機)への入力から始まります。海外旅行でよくある、目的地に到着する前に飛行機内でCAさんから配られる出入国カードや税関申告書にへの記入は必要ありません。
キオスクにて操作言語(日本語)を選択して、パスポートの写真ページをスキャン。そして顔写真を撮影し、税関申告書に入力します。キオスクがら出力された申告書を係員に渡せばカナダへの入国は完了です。
※旅行でカナダへ入国するには渡航前に電子渡航認証システム(eTA)への申請が必要です。
バンクーバー国際空港の国内線ターミナルへ
入国審査の次は、イエローナイフへ向かう国内線へと乗り継ぎます。イエローナイフまでの国内線もエア・カナダ航空を利用している場合、バンクーバー国際空港での手荷物を受け取る必要はありません。そのまま国内線ターミナルへと向かいましょう。
国際線を降りて、入国審査をパスし、国内線ターミナルへ到着するまでの所要時間はスムーズに進んで30分~1時間程度かかります。ホリデーシーズンなどの混雑時は入国審査が混み合うことも予想され、もっと時間がかかることも考えられます。もしも乗り継ぎ時間が短い場合は、進行順路を間違えてタイムロスなどしないようにお気をつけください。
いよいよイエローナイフへ向かいます!
バンクーバーからイエローナイフまでは直行便を利用した場合、約2時間30分のフライトです。なお、イエローナイフがあるノースウェスト準州とバンクーバーが位置しているブリティッシュコロンビア州の間には時差が1時間あります。イエローナイフがバンクーバーよりも 1 時間進んでいます。
冬の季節にイエローナイフへ向かう方は、必ず手荷物にダウンジャケットなどの上着を入れてください。イエローナイフ空港では飛行機を降りたら空港まで徒歩で移動しなくてはなりません。つまり、寒いです!預け入れの荷物ではなく、機内に持ち込む荷物に上着を入れることをお忘れなく!
イエローナイフ空港に到着
イエローナイフ空港のターンテーブルの上には大きなホッキョクグマ!さらにアザラシやヘラジカといった動物たちの剥製が飾られていて思わず写真を撮ってしまいました。空港はこぢんまりとしていて、小さな売店やお土産屋さんなどがあります。
イエローナイフに到着したのは17:30頃。すぐにでもオーロラ観賞へ向かいたい気持ちを抑えて、まずは空港から宿泊先の市内のホテルへと移動します。空港から宿泊ホテルまでは現地スタッフが送迎してくれます。今回はイエローナイフ空港から車で15分ほどの「クオリティイン(Quality Inn)」に宿泊しました。
オーロラ観賞の必需品“防寒着”をレンタル
レンタルの際はピッタリサイズでご申告を
ホテルでチェックイン後、部屋へと入るとオーダーしていたレンタルの防寒着がすでに用意されています。今回訪れた11月のイエローナイフの気温は、日中は-1~-2℃、夜間は-8℃ほど。寒さが厳しい夜間のオーロラ観賞時には防寒具は欠かせません。
防寒具のレンタルをお申し込みの際は、海外サイズだから大きいはずと小さめのサイズで申告しないでください。日本基準のピッタリサイズでお申し込みいただいて、ちょうど良いサイズを用意してくれます。
オーロラ観賞のために「オーロラビレッジ」へ
レンタルした防寒着を着用して、いよいよオーロラ観賞へ出発します。宿泊しているホテルから約30分ほど離れた場所にあるオーロラビレッジで約3時間半を過ごします。
オーロラビレッジにはティーピーと呼ばれるテント小屋のような場所が用意されています。ティーピーの中には薪ストーブが付いており、オーロラ観賞で冷えた体を温めることができます。
3時間半の間、ずっとオーロラを外で待っていることは難しいので、ときどきティーピーで休憩をしましょう。ティーピーの中では、温かい飲み物も用意されています(冬季のツアーのみ)。
またオーロラビレッジでは、オーロラの出現を待つ間に寒さを利用した実験としても有名なバナナで釘打ちやシャボン玉、タオル回しなどの体験もできます。また施設内にはレストランやギフトショップも併設されていますよ。
オーロラは自然現象だと実感
21:30~25:00頃までオーロラを待ちましたが、残念ながら初日はオーロラを見ることはできませんでした。オーロラの出現率・観賞率が高いといわれているイエローナイフでも自然現象であるオーロラは「必ず」「100%」出現することはないんだと実感しました。
日本からの長時間のフライトで疲れていたこともあり、ホテルに戻ってすぐに体を休めました。滞在2日目以降は、日中にイエローナイフで体験できる市内観光やアクティビティにも参加します。
当社のイエローナイフへ行くツアーはアレンジ自由自在!
イエローナイフに到着する時間によって、初日にオーロラ観賞ができる場合とできない場合とがあります。現在、日本からイエローナイフへ行く直行便は運航されていないため、乗り継ぎ便をアレンジすることで到着日にもオーロラ観賞を行える場合もあります。せっかく行くなら1回でもオーロラを見られるチャンスは多い方が良いですよね。
トラベル・スタンダード・ジャパンでは北米エリア専門のスタッフがお客様のご希望やご予算に合わせて理想の旅行をご提案します。フライト、ホテル、オプショナルツアーを自由自在に組み合わせて、あなただけのオンリーワンのプランでひと味違う海外旅行をしませんか?
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