オーストラリアの新型コロナウイルスの状況は?[オーストラリアの安全性、最新情報チェック方法]
中国・武漢で感染者が確認されてから世界中に感染拡大の不安が広がっている新型コロナウイルス(COVID-19)。各国が入国制限を設けるなどの新型コロナウイルス対策を行っています。
今回はオーストラリア旅行に関しての不安が少しでも解消されるように、オーストラリアの新型コロナウイルスに関する最新の情報の入手方法をご紹介します。
空港に到着した方全員に指定施設での自己隔離を義務付け(2020年5月14日現在)
3月27日(金)、オーストラリア政府は国外からオーストラリアの空港へ到着する全員に指定施設での自己隔離を義務付ける旨を発表しました。詳細は下記の通りです。
・豪州国外から豪州国内の空港に到着した者は、空港での諸手続の後、指定施設(ホテル等)に直接移送されます。
・指定施設(ホテル等)は州政府等によって決定され、通常は到着空港の所在する都市にある施設となります。
情報参照:外務省 海外安全ホームページ
日本-オーストラリア間の各路線の一時運休が決定
日本とオーストラリアを結ぶ路線を運航している各航空会社も一時減便や運休を発表しています。
【全日本空輸(ANA)】
<羽田・シドニー線>
現状では、6月15日(月)までは週3便通常運航すると発表されています。
<成田・パース線>
3月29日(日)~6月15日(月)までの間の全便を運休。
○全日本空輸ウェブサイト
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202003/20200324-2.html
【日本航空(JAL)】
<羽田・シドニー線>
5月31日(日)発の便まで全便運休。
<成田・メルボルン線>
5月31日(日)発の便まで全便運休。
○日本航空ウェブサイト
https://press.jal.co.jp/ja/release/202003/005563.html
【カンタス航空及びジェットスター航空】
3月末から10月末までの間、日本路線を含む国際線は運休。
○カンタス航空及びジェットスター航空ウェブサイト
https://www.qantasnewsroom.com.au/media-releases/qantas-group-outlines-customer-and-employee-impact-of-coronavirus-related-network-cuts/
【ヴァージン・オーストラリア航空】
ヴァージン・オーストラリア航空については,3月30日(月)~6月14 日(日)までのすべての国際線を運休。
○ヴァージン・オーストラリア航空ウェブサイト
https://newsroom.virginaustralia.com/release/virgin-australia-group-update-response-covid-19
状況によって情報が変更される場合があります。詳細は各航空会社のウェブサイトをご確認ください。
情報参照:外務省 海外安全ホームページ
海外からのすべての渡航者に対して14日間の自主隔離措置を実施(2020年3月16日現在)
2020年3月15日、オーストラリア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、オーストラリア国籍の人も含めて、海外から入国するすべての渡航者を対象に14日間の隔離措置を行うと発表しました。
この措置は15日の深夜から適用され、オーストラリアへ入国した人は14日間、自主的に自宅や宿泊施設などに滞在し、外出を控えることが求められます。また海外からのクルーズ船の入港も少なくとも30日間禁止されます。
情報参照:外務省 海外安全ホームページ
オーストラリアの新型コロナウイルスの状況は?(2020年2月17日現在)
2020年2月17日現在、オーストラリア政府の発表によるとオーストラリア国内でも15例の新型コロナウイルスへの感染が確認されています。しかし、オーストラリアでは、新型コロナウイルスの脅威に対処するための手段と予防策が十分に確立されている状況です。現在は中国発着の便を除き、オーストラリアへの国際航空便は全て通常通り運航。オーストラリアの空港は全て営業しています。
オーストラリアが行っている具体的な施策は?
オーストラリアでは中国への発着便の運航を停止し、中国への渡航歴や滞在歴がある方の入国を下記の条件に基づいて厳しく制限しています。
・中国本土にいる外国人(オーストラリアの永住者を除く)は、中国本土で乗り継ぎまたは出国した14日後までオーストラリアに入国できません。
・オーストラリア市民、永住者、およびその近親者は、オーストラリアに入国できます。また、適切な防護用具を使用している航空会社の乗組員も入国できます。
・過去14日間に湖北省に旅行したことがある場合は、14日間隔離されます。
・2020年2月1日以降に中国本土で乗り継ぎまたは出国した場合、中国を出国してから14日間は隔離されます。
・新型コロナウイルス(COVID-19)感染者や感染の疑いがある方と密接に接触している場合、最後に接触してから14日間は隔離されます。
引用:オーストラリア政府のスマートトラベラーウェブサイトより
(2020年2月14日時点)
上記の通り、中国を経由する航空便の利用を含めて中国本土への2週間以内の渡航歴がある場合は、オーストラリアへ入国することはできません。もしも、オーストラリア旅行を予定されている方で、オーストラリアへ渡航される前に中国や香港に滞在される予定の方はご予約の変更をおすすめします。
オーストラリア国内の制限措置について(2020年5月8日現在)
2020年5月8日、スコット・モリソン首相より新型コロナウイルスに対する制限措置緩和について発表がありました。カフェならびにレストランの営業再開については下記のとおりです。
■カフェならびにレストランについて
・5月より営業再開
ノーザンテリトリー州(最大2時間まで)
・5月10日より営業再開
西オーストラリア州(最大20名まで)
・5月15日より営業再開
ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、ビクトリア州、南オーストラリア州(最大10名まで)
・5月18日より営業再開
タスマニア州(最大10名まで)
またいずれも
・人と人との間隔を最低1.5メートル離れ、適切な距離を保つこと
・手洗いなどの衛生管理
・病気の場合の自宅待機
・「COVIDSafeのアプリ」の活用
が求められています。
引用:オーストラリア政府のスマートトラベラーウェブサイトより
【オーストラリア】新型コロナウイルスの最新情報の確認方法
新型コロナウイルスに関する情報があまりに多すぎて、海外旅行に対して不安を感じている方も多いのではないでしょうか?信頼できる情報とそうではない情報とを見分けるのは大変難しいですよね。そこで、オーストラリアの新型コロナウイルスに関する正しい情報が得られるウェブサイトを下記にまとめました。ご旅行予定の際は、ぜひ参考にしてみてください。
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert
オーストラリア政府による最新状況と医療アドバイスが毎日更新されています。
「新型コロナウイルスについて」
https://www.australia.com/ja-jp/travel-alerts/coronavirus.html
オーストラリアにおける新型コロナウイルス関連情報が日本語で表記されています。
海外安全情報(オーストラリア)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_071.html#ad-image-0
外務省の海外安全ホームページでは、世界各国における危険情報や感染症危険情報を確認することができます。
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オーストラリア保健省の最新情報によれば、2020年2月17日時点で確認されている新型コロナウイルス感染15例の内、8例はすでに回復し、残り7例は安定した状態にあるそうです。感染経路についても明確となっているため、オーストラリアへの旅行について過度に不安を感じられる必要は現在のところありません。
それでも「やっぱりこのタイミングで海外へ行くのはちょっと…」と不安がある方は、まずは旅行会社へご相談ください。トラベル・スタンダード・ジャパンでは、旅行日程、行き先、フライト含めすべて調整可能。オセアニア地域専門のスタッフがお客様に安心して旅行していただけるようにサポート致します。お気軽にご相談ください。
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- ケアンズ
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- シドニー
- パース
- メルボルン
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