アナハイムへ行く前にチェック!観光に役立つお役立ち基本情報をご紹介
アメリカ西海岸、ロサンゼルス近郊に位置するカリフォルニア州の都市・アナハイム。世界最大級のテーマパークのひとつであるカリフォルニア ディズニーランド・リゾートがあることでも有名ですが、青い海と白い砂浜がまぶしいビーチもアナハイムにはあるんです!そのため、家族やカップルでの旅行にもピッタリなリゾート地でもあります。今回は、そんなアナハイム観光へ行く前に知っておきたいお役立ち情報をまとめてみました。
アナハイムといえば…
アナハイムといえばやはりカリフォルニア ディズニーランド・リゾート。ディズニーランド・パークとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの2つのパークが有名ですよね。アナハイムにあるディズニーリゾートは世界で初めてオープンしたのディズニーランドの元祖。ここでしか楽しめないアトラクションや出現率が高めなキャラクターたちと記念撮影しましょう!
またディズニーランド・リゾートの周辺には、アウトレット・アット・オレンジやアナハイム・ガーデン・ウォークなどのショッピングモールなども点在しており、お買い物も楽しめます。さらに近くには漫画『ピーナッツ』に登場するキャラクターに出会えるテーマパークナッツ・ベリー・ファームも。
アナハイムにはディズニーリゾートのような有名なテーマパークのほかに、地元で長年愛されている名所もたくさんあります。例えば、エンゼルスタジアムは世界的に人気のメジャーリーグの野球チーム“エンゼルス”の本拠地。この球場を訪れるためにアナハイムに来るファンも少なくはありません!さらに、美しいビーチもアナハイムで訪れたい名所のひとつ。サーフィン好きが集まるハンティントン・ビーチはサンセットの絶景スポットとしても有名です。
日本からアナハイムへのアクセス方法
日本からアナハイムへ行くには…
日本からアナハイムへ行くには、まずロサンゼルスまで飛行機に乗り、そこからシャトルバスやタクシーで目的地へと向かうルートが一般的です。
日本からロサンゼルスまでは、成田空港、羽田空港、関西国際空港から全日空航空(ANA)、日本航空(JAL)、アメリカン航空、シンガポール航空などが直行便を運航しています。直行便を利用すれば、ロサンゼルスまでのフライト時間は約10時間。そこから車で45分~1時間半くらい移動すると、アナハイムに到着します。
ロサンゼルスまで乗り継ぎ便で行く方法もあります。LCCやアシアナ航空、キャセイパシフィック航空などが運航している乗り継ぎ便を利用すれば、直行便よりもお値段はリーズナブルに。なるべく旅費は節約したい方におすすめです。
出発地 | 便の種類 | 航空会社 | 経由地 | 所要時間 |
成田空港 |
直行便 | 全日空・ユナイテッド航空 | 9時間40分 | |
---|---|---|---|---|
アメリカン航空 (3/28まで) |
9時間55分 | |||
シンガポール航空 | 10時間 | |||
羽田空港 |
直行便 | 全日空・ユナイテッド航空 | 9時間55分 | |
アメリカン航空 (3/29~) ※1日2便に増加 |
10時間 | |||
デルタ航空 | 10時間 | |||
関西国際空港 |
直行便 | 日本航空 | 10時間10分 | |
乗り継ぎ便 | ユナイテッド航空 | サンフランシスコ | 13時間 | |
デルタ航空 ※夏季シーズンのみ運航 |
シアトル | 14時間30分 |
※2020年3月現在の情報です。
※上記は一例となります。
※デルタ航空の2020年夏季シーズン[関西空港-ロサンゼルス間]のフライトは運航見合わせとなります。
日本との時差
アナハイムと日本との時差は約17時間です。時間は日本の方が進んでいます。ただ、アナハイムでは毎年3月中旬から11月初旬にサマータイムが実施されます。このシーズンは時差が16時間になるのでご注意ください。
アナハイムへ行く前に!
準備を忘れずに!
次にアナハイムへ行く前に日本でしておきたい準備を紹介していきましょう。ディズニーリゾートへ行く場合は特に、日本のパークとは勝手が違うところもあるので、思う存分満喫できるように下準備を行っていくことが大切です。
ESTA(エスタ)を申請しておこう
日本人がアメリカに90日以内の滞在をする場合、例外なくESTA(エスタ)の申請を行っていく必要があります。ESTAとは電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の略称で、アメリカへ入国するのに必要な審査です。アメリカを乗り継いで他国に行く場合もESTA申請は必須なので、旅行の際は注意しましょう。
ESTAの申請方法
インターネット上で公式サイトから申請することが可能
ESTAはインターネット上で公式サイトから申請することが可能です。住所や名前、パスポートナンバーなどの個人情報を英語で記入し、簡単な質問に回答します。申請する際、US$21の支払いが必要になるので、手元にクレジットカードを用意しておきましょう。その後、3日以内に申請完了のメールが届きます。
旅行前に慌てないように、旅行の3日前までには必ず手続きを済ませておきましょう。有効期限は2年間です。
ディズニーランド・リゾートに行く前の準備
アナハイムのディズニーランド・リゾートはとにかく見どころがたくさんあるので、思う存分に満喫するためには事前の準備が不可欠です。まず、ディズニーランド・リゾートの公式サイトからディズニーアカウントを取得しておきましょう。現在、入場者数を調整するためにパークは事前予約制です。パークの予約には、パークチケットの購入とマイディズニーランドの登録が必須となり、お客様ご自身で予約をして頂く必要があります。また、アカウントがあれば60日前からパーク内のレストランの予約を事前に済ませておくことができます。
ちなみにディズニーランド・リゾートのパークチケットはトラベル・スタンダード・ジャパンからも予約が可能です。パークチケット付きのお得なツアーも用意していますので、ぜひチェックしてみてください!
アナハイムの気温・気候
アナハイムは、1年を通して穏やかな天気が続く地中海性気候
カリフォルニア州のアナハイムは、1年を通して穏やかな天気が続く地中海性気候に属しています。湿度が低く、カラッとした晴天の日が多いのが特徴です。夏も日本のようにじめじめとした暑さではないので、快適に過ごせるでしょう。観光のベストシーズンは8月中旬~10月。この時期は気持ちよく晴れる日が多く、過ごしやすい日が続きます。
冬は降水量が多く、寒い日が続くことも。
アナハイムには日本のような四季が存在するので、基本的には暑い時期、寒い時期が一緒です。なかでも12~2月の冬の時期はアナハイムで最も降水量が多く、最低気温が8℃くらいまで下がる日もあります。ほかの時期よりも雨が多くはありますが、1日中降ることはほとんどありません。
夏は過ごしやすい暑さが続く
アナハイムでは3月頃から徐々に気温が上がり始め、8月中旬には暑さのピークを迎えます。この時期は1日の最高気温が28℃を超える日も増えますが、湿度は低いので、日本の夏よりも過ごしやすいでしょう。ただ、夏は特に朝晩の気温差が大きいので、夜出かけたり、ディズニーランド・リゾートでパレードやショーを見に行ったりする時は、カーディガンやシャツなど何か羽織れるものを持参した方が良いでしょう。
アナハイム観光《お財布に優しい》ベストシーズンは?
アナハイム観光を楽しめる“お財布に優しい”ベストシーズンは?
観光のベストシーズンは飛行機代・宿泊費ともに値段が高くなりがちですが、時期をずらすだけで意外とお安くアナハイムへの旅行が楽しめますよ♪「なるべくお金をかけたくない…」「ベストシーズンだと予算ギリギリ…」という方は、ぜひ安い時期を狙ってお得にアナハイム観光を満喫しちゃいましょう!
そんなお得にアナハイム観光を楽しめる“お財布に優しい”ベストシーズンは…
ベストシーズンは8~10月:安く行きたいなら3~5月がおすすめ!
6~8月のアメリカのホリデーシーズン、10月のハロウィーン、11月のブラックフライデー、そして12月のクリスマスといった各シーズンは混み合うため、宿泊費が高くなりやすい傾向にあります。お財布に優しいアナハイム旅行を希望される方は時期をずらしてご計画ください。
◆フライト料金の狙い目!
アナハイムへの飛行機代が比較的安い時期=1~5月、9~12月(GW、お盆、年末を除く)
◆ホテル料金の狙い目!
アナハイムのホテル料金は2・3・9・10月が比較的安くなる傾向にあります。しかし、2・3・9・10月でもスポーツ大会や国際見本市などのイベントがアナハイム周辺で行われるとホテル代が高くなることがあります。
アナハイムでの移動手段
レンタカーを手配する必要はありません
アナハイム市内を観光したり、ディズニーランド・リゾートへ行ったりする分には、レンタカーを手配する必要はありません。アナハイム市内には観光客に嬉しいバスも2種類運行していますし、タクシーやウーバー(Uber)、リフト(Lyft)などの配車サービスも利用できるので、目的地までスムーズに移動できます。
市内を巡る2種類のバス(ARTとOCTA)
アナハイム市内には、ART(Anaheim Resort Transportation)とOCTA(Orange County Transportation Authority)という2種類のバスが運行しています。
ART(Anaheim Resort Transportation)
ARTはアナハイム市内の主要箇所を巡る観光客向けのバスです。ディズニーランド・リゾート近くのホテルやそのほかの各ホテル、エンゼルスタジアムなどいろいろな観光地を周回しているので、観光にはとても便利です。片道券のほかに、1日、3日、5日と滞在中に何度も使えるチケットも販売しているので、上手に活用してお得に観光を満喫しましょう。チケットはバス内では販売していないので、券売機やホテルのフロントで事前に購入しておく必要があります。
OCTA(Orange County Transportation Authority)
OCTAはオレンジ郡観光局が運営している公共バスです。ARTより本数や乗り場が多いので、遠くまで出かけたい時にも便利です。バスが来たら前から乗車し、片道分のお金を払うだけなので、乗り方も簡単。バス内で1日券も購入できるので、のんびりバスで観光を楽しみたい方にもおすすめです。
タクシー
利用する際はホテルや観光スポットに停車している待機タクシーを使用!
ロサンゼルス空港からアナハイムへ移動したり、アナハイム市内をちょっと移動したりするときはタクシーが便利です。メインで走っているのは黄色が特徴的なイエローキャブというタクシー。日本とは違って流しのタクシーはほとんど走っていないので、利用する際はホテルや観光スポットに停車している待機タクシーに乗車するようにしましょう。
ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)
アナハイムでは、スマートフォンのアプリから操作できるウーバーやリフトなどの配車サービスも利用できます。これらは通常のタクシーよりも料金が安く、乗車位置や目的地も配車をお願いする時に設定しておくことができるので、移動にお金をかけたくない方や英語に自信がない方も安心です。
空港からディズニーランド・リゾートへの移動方法
空港からディズニーランド・リゾートへの直接移動なら
ロサンゼルス空港から直接ディズニーランド・リゾートへの移動を予定している方も多いと思います。ロサンゼルス空港とディズニーランド・リゾート間は以前まで複数の会社のシャトルバスが就航していましたが、2020年にすべてのサービスが終了。現在はタクシーかウーバー、リフトを利用して個人で移動する手段しかありません。
ロサンゼルス空港にはタクシーやウーバー、リフトの専用乗り場としてLAX-itが開設されており、最近はさらにウーバーやリフト専用レーンも設立されています。タクシーを利用する場合はそのまま列に並び、ウーバーまたはリフトの場合は車種などをチェックして、登録した配車に乗車することになります。LAX-itにはトイレや携帯の充電ステーションも設けられているので、ウーバーやリフトを待つ間に所要を済ませておけるのも嬉しいですね。
アナハイム観光に役立つお役立ち基本情報【まとめ】
アナハイム観光の前にチェックしておきたい基本情報を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。1年を通して温暖な気候が続くアナハイムでは、基本的に昼間は半袖で過ごせますが、朝晩の寒暖差が大きいので、夏でもなるべく羽織るものを持参することをおすすめします。ディズニーランド・リゾートでショーやパレードを見に行く時は、最後までたっぷり満喫できるように服装や体調には気を付けましょう。魅力あふれるアナハイムをぜひ思う存分堪能してみてください。