オーランド観光の前にチェックしておきたい基本情報まとめ
1年を通して温暖な気候が続くフロリダ州に位置するオーランド。世界中から観光客が集まるフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートをはじめ、ユニバーサル・オーランド・リゾートやシーワールド・オーランドなどいくつものテーマパークが点在しており、見どころもたくさん!今回はそんなオーランドへのアクセス方法や時差、気候など、観光の前に知っておきたい基本情報をまとめて紹介します。
オーランドといえば…
オーランドにはいくつものテーマパークが点在しています。そのなかでも一番有名なのは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでしょう。広大な敷地内には4つのパークに2つのウォーターパーク、さらにゴルフ場や個性的な20以上ものディズニー直営ホテルがあり、1週間かけても遊びつくせないほどの魅力にあふれています。
ほかにもユニバーサル・オーランド・リゾートや世界最大規模のマリンパークであるシーワールド・オーランド、NASAのケネディ宇宙センターなど、街には個性的でユニークなテーマパークがたくさん!どこもスケールが大きいので、1日中遊べますよ。
日本からオーランドへのアクセス方法
日本からオーランドへのアクセス方法
日本からオーランド国際空港までの直行便は運航されていないため、アメリカ国内の都市や他国を経由する乗り継ぎ便を利用します。ワシントンやダラス、ヒューストンなどの空港を経由すると乗継便の接続が良いので、スムーズにオーランドへと向かうことが可能です。フライト時間は乗り継ぎ時間や経由地によって差はありますが、トータルでは18時間前後かかります。
出発地 | 便の種類 | 航空会社 | 経由地 | 所要時間 |
---|---|---|---|---|
成田発 | 経由便 |
アメリカン航空(3/28まで) |
ダラス、ロサンゼルス | 17時間 |
ユナイテッド航空 | ヒューストン、ワシントン、シカゴ、サンフランシスコ、デンバー | 18時間30分 | ||
全日本空輸 | ヒューストン、シカゴ、ワシントン、サンフランシスコ | 18時間 | ||
エア・カナダ航空 | モントリオール | 19時間25分 | ||
羽田発 | 経由便 |
アメリカン航空(3/29~) |
ダラス、ロサンゼルス | 17時間30分 |
デルタ航空 | デトロイト、ミネアポリス、アトランタ、シアトル、ロサンゼルス | 19時間30分 | ||
ユナイテッド航空 | ワシントン、シカゴ、ニューアーク | 18時間40分 | ||
全日本空輸 | シカゴ、ヒューストン、サンフランシスコ | 17時間 | ||
エア・カナダ航空 | トロント | 19時間10分 | ||
関空発 | 経由便 | ユナイテッド航空 | サンフランシスコ | 18時間30分 |
伊丹発 | 東京経由のみ | |||
名古屋発 | 経由便 | デルタ航空 | デトロイト | 16時間30分 |
※2020年3月現在の情報です。
※上記は一例となります。
日本との時差
日本とオーランドには14時間の時差があり、日本の方が進んでいます。一方で、オーランドがあるフロリダ州はサマータイムを採用しているため、毎年3月中旬~11月初旬のシーズンは時差が13時間となるので注意しましょう。
オーランドへ行く前に!
おすすめ準備
続いては、オーランドに行く前に行っておいた方が良い準備について紹介します。
ESTAを申請しておこう
アメリカでは日本を含む短期滞在ビザを免除している国を対象に、ESTAの申請を義務化しています。ESTAとは電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)のことで、90日以内の短期滞在をする日本人は例外なく申請し、入国のための審査を受ける必要があります。
ESTAはアメリカの公式サイトから申請ができるので、出発の3日前までには必ず手続きを済ませておきましょう。日本語での説明書きがあるので、英語に自信がない方でも安心です。申請には一人当たりUS$21の費用が掛かります。また、有効期限は2年間です。
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに行く前の準備
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの敷地面積は日本の山手線内回り面積の約1.5倍とかなり広大なため、限られた滞在期間で効率よく満喫するには事前準備が不可欠です。
まずはウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの公式ウェブサイトでディズニーアカウントを取得しておきましょう。現在、入場者数を調整するためにパークは事前予約制です。パークの予約には、パークチケットの購入とマイディズニーエクスペリエンスの登録が必須となり、お客様ご自身で予約をして頂く必要があります。また、アカウントがあれば60日前からパーク内のレストランの予約を事前に済ませておくことができます。
トラベル・スタンダード・ジャパンならウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのパークチケットもご予約OK!
ちなみにウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのパークチケット手配は、トラベル・スタンダード・ジャパンでも承っております。お気軽にお問い合わせください!
オーランドの気温・気候
オーランドの気温・気候
フロリダ州の真ん中に位置するオーランドは亜熱帯性気候に属しているため、1年を通して温暖な気候が続きます。夏は高温多湿で蒸し暑くなりやすい傾向にありますが、日本の夏ほどではないので、比較的過ごしやすいでしょう。冬も朝晩は冷え込む日も多いですが、日中は20度前後まで温かくなることも多く、快適に過ごせます。
春(3~5月):日中は30℃近くまで気温が上昇する日もありますが、雨も少なく、過ごしやすいため、観光のベストシーズンだと言われています。5月からはプールで泳げるほど暖かくなります。
夏(6~9月):徐々に暑さが厳しく湿度も高くなっていきます。8月までは特に最高気温が30℃を超える猛暑日が多くなるので、観光する際は紫外線と日焼け対策をしっかり行う必要があります。またスコールも増えるので、外出の際はレインコートを持参すると便利です。
6~11月まではハリケーンのシーズンになります。オーランドはアメリカの中でも落雷が多いエリアなので、雨が降っていても傘の利用は避けましょう。特に8月中旬~9月下旬まではハリケーンが起こる可能性が最も高い時期なので、注意が必要です。
秋(10~11月):10月に入ると朝晩を中心に徐々に冷え込んできます。暑さやスコールが収まってくるので、観光に向いている時期です。
冬(12~2月):朝晩は5℃近くまで冷え込むことがありますが、日中は20℃前後まで上がることもあるので、日本の冬よりも過ごしやすいと言えます。ただ、1日の気温差が激しいので、柔軟に対応できるような服装を心がけましょう。
オーランド観光《お財布に優しい》ベストシーズンは?
オーランド観光ベストシーズンは
オーランド観光のベストシーズンである3~5月の春頃や10~11月の秋頃は多くの観光客が訪れるため、航空券や宿泊費も値段が高い傾向にあります。しかし実は、少し時期をずらせばお安い値段でオーランド観光を楽しめちゃうんです!
そんなお財布に優しいベストシーズンは…
ベストシーズンは、1~6・12月:安く行きたいなら2・3月がおすすめ!
6~8月はアメリカのホリデーシーズン、10月はハロウィン、11月はブラックフライデー、そして12月のクリスマスといった各シーズンは宿泊費が高くなりやすいので、お財布に優しいオーランド旅行を希望される方は時期をずらして旅行計画を立てることをおすすめします。
先ほどご紹介した通り、8・9月はハリケーンの時期です。そのためフライトが乱れることも考えられます。また、6~8月は1年のなかで最も暑く、高い気温の日が続くことも予想されます。
◆フライト料金の狙い目!
オーランドへの飛行機代が比較的安い時期=1~5月、9~12月(GW、お盆、年末を除く)
◆ホテル料金の狙い目!
オーランドのホテル料金は冬(1~3月)と秋(10~12月)に比較的安くなる傾向にあります。さらに、ホテルは金・土曜日は宿泊料金がアップするので、日~木曜日に宿泊するとより安く料金を抑えられるかもしれません。しかし、スポーツ大会や国際見本市などのイベントがオーランド周辺で行われるとホテル代が高くなることがあります。
オーランドでの移動手段
おすすめの移動手段
オーランドでは車で移動をする人も多いですが、観光だけならバスやタクシー、電車を上手に活用すればスムーズに移動することが可能です。タクシーやウーバー(Uber)、リフト(Lyft)などの配車サービスも充実しているので、効率よく移動したい方はそういった個人用の移動手段を利用することをおすすめします。
公共バス
オーランド市内にはミアーズ(Mears)、リンクス(LYNX)、アイライドトロリー(I-Ride Trolly)、リーモ(LYMMO)などのバスが巡回しています。バスは移動費が安いというメリットがありますが、日本語が通じることはほとんどないので、英語に自信がない方にはあまりおすすめできません。また、治安が悪いエリアを走ることもあるので、利用するとしても昼間の明るいうちだけにしておきましょう。
ミアーズ(Mears)
ミアーズ(Mears)はオーランド国際空港と直営ホテルやパーク周辺ホテルを結ぶシャトルバスです。英語サイトでのお申し込みが必要となりますが、往復$16(大人1名あたり)と比較的安く乗車ができるため人気の移動手段です。
リンクス(LYNX)
リンクス(LYNX)はダウンタウンのバスステーションを中心に、オーランド市内全域を巡回する公共バスです。広域を巡回しているため、観光にも便利ではありますが、路線がとにかく多いので使いこなすのは難しいかもしれません。チケットは片道券と1日、7日、30日間の乗り放題券があります。
アイライドトロリー(I-Ride Trolly)
アイライドトロリー(I-Ride Trolly)はインターナショナルドライブの南北を走る路線バスです。北行き、南行きの2路線があり、ユニバーサル・オーランド・リゾートやプレミアムアウトレットなどを結んでいます。主要観光地へも乗り換えなしで行けるので、観光客には便利です。
リーモ(LYMMO)
リーモ(LYMMO)はリンクスの路線のうち、ダウンタウンエリアだけを巡回する無料のバスです。ダウンタウン内の移動には便利ですが、治安があまり良くないので、こちらを利用する場合も昼間の明るいうち以外の乗車は控えた方が良いでしょう。
電車
オーランドにはSun Railという平日しか運行していない通勤列車も運行しています。日本のように各地に駅が設置されているわけではなく、駅自体も観光地から離れているので、観光客で電車を使う方は、ほとんどいません。ほかにも全米都市をつなぐアムトラック(Amtrak)の駅もオーランドにひとつだけありますが、市内中心地からは離れていて、治安があまり良くない場所にあります。どちらもテーマパーク目当てでオーランドを訪れる人にはあまり縁がないとは思いますが、電車に乗ってみたいという方は、ぜひ日中に利用してみてください。
タクシー
オーランド市内を効率よく観光したいならタクシーが便利です。オーランドではMears(ミアーズ)というタクシー会社がメジャーで、タクシーだとわかる見た目をしています。日本と違うのは、基本的に乗車料金のほかにチップを支払う必要があること。降車時に料金の18~20%のチップを上乗せして支払うのが一般的です。また、日本のように自動ドアではないので、乗降時は自分でドアを開け閉めすることを忘れないようにしましょう。
ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)
配車アプリのサービスを利用
オーランドでは、ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)などの配車アプリのサービスも充実しています。利用するには両方とも専用のアプリをインストールしておく必要がありますが、使いたい時にすぐ呼べるので便利ですし、タクシーよりも割安なので移動にお金をかけたくない方にもおすすめです。
空港からウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへの移動方法
直営ホテルに滞在するゲストの方限定で利用ができたディズニー・マジカル・エクスプレスは、2021年12月31日をもって終了しました。弊社では日本語の専用車送迎のお手配も可能です。ホテルのチェックインアシスト付きで英語に自信が無い方も安心してご利用いただけます。
オーランド観光の前にチェックして、準備OK!
今回は「オーランド観光の前に知っておきたい基本情報」を紹介してきました。ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートをはじめ、ユニバーサル・オーランド・リゾートやシーワールド・オーランドなど魅力的なテーマパークがめじろ押しのオーランド。どこもスケールが大きく、日本とはまた違った魅力にあふれているので、ぜひいろいろと巡ってみてください!また、オーランドは有名なオレンジの産地でもあります。フレッシュオレンジジュースやマーマレードなど、オレンジを使ったグルメもぜひ堪能してみてくださいね。