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ミュンヘン クリスマスマーケット

ドイツ・ミュンヘンクリスマスマーケット2023年最新情報【スケジュール・行き方・最新情報・楽しみ方】

2023年ドイツ・ミュンヘンクリスマスマーケットのスケジュールや最新情報をお届け!過去に実際に行って来た「旅のプロ」が、中世の雰囲気を再現した「中世のクリスマスマーケット」の旅行記もお届け。就航便が多く観光スポットが多いミュンヘン。クリスマスマーケットだけではなくノイシュヴァンシュタイン城に足を延ばしてみては?

まるでテーマパーク!ミュンヘンのクリスマスマーケット

ヨーロッパでは各国各地で毎年11月下旬からクリスマス前まで「クリスマスマーケット」が開催されます。中でもドイツはクリスマスマーケット発祥の地として、国全土で2500以上ものクリスマスマーケットが開催されるクリスマスマーケット大国。

クリスマスマーケットは本来、キリスト教徒にとって最も大切なクリスマスに向けて、装飾人などを充実させるために物々交換をする場であり、キリスト降誕の日を指折り数えて祝う神聖な行事。今もドイツの人々にとっては年間で最も大切なイベントです。

そんな2500以上もあるドイツのクリスマスマーケットの中で、私たち日本人が行きやすい上に、エンターテインメント性に富んだ魅力的なクリスマスマーケットはどこでしょう。それはミュンヘン・クリスマスマーケットです!

ミュンヘン クリスマスマーケット

ネオ・ゴシック建築のミュンヘン新市庁舎とクリスマスマーケット

ミュンヘンは立地も最高!オーストリアまで行ける!

ドイツではベルリン・ハンブルグに次ぐ第3の都市であり「ドイツ主要大都市」の中では最も美しく、華やか。市内だけでも観光スポットが豊富な上、近郊旅行としてドイツで最も有名な城、ノイシュバンシュタイン城や、お隣の国オーストリアのザルツブルグまで日帰りで行けてしまう便利さ。

ミュンヘンのあるバイエルン州は、世界一有名なクリスマスマーケットが開催されるニュルンベルクや「中世の宝石箱」と讃えられドイツで最も美しい町のひとつローテンブルグのクリスマスマーケットにも行けることから、「クリスマスマーケット巡り」の拠点に最高の立地なのです。

ザルツブルクのクリスマスマーケットもとても美しいので、2か国のクリスマスマーケット巡り、というのも楽しそうですよね!

ミュンヘン クリスマスマーケット

世界一有名なニュルンベルクのクリスマスマーケット

ミュンヘン クリスマスマーケット

お隣の国・オーストリア ザルツブルクのクリスマスマーケット

ミュンヘンは日本から行きやすい!

ミュンヘン国際空港には日本からの直行便や、日本発経由便が多く、日本人としては時間・予算に応じて様々な選択肢があります。

2023年11月現在は、ウクライナ情勢により日本からミュンヘン行きの直行便は一部のみしか復活していません。

直行便: 全日空・ルフトハンザ ドイツ航空
※直行便に関しては全日空は週4、ルフトハンザドイツ航空もすべて復活しておらず、羽田発ミュンヘンのルフトハンザ航空が毎日運航を復活させているものの、成田は運休、関空は週3

ただし、ミュンヘンに行くための経由便は無限にあり、直行便よりもかなりお得になります。

日本から他国を経由する便:カタール航空・エミレーツ航空・エティハド航空・KLMオランダ航空・ LOTポーランド航空・ アリタリア航空他多数

特に中東経由の便は「えっ?そんな値段で行けるの?」と驚いてしまう料金。しかもカタール航空やエミレーツ航空はエコノミークラスでも充実したサービスが好評で、エアラインアワードなどでも上位の航空会社です。

燃油サーチャージの高騰や世界的なインフレで海外旅行のハードルが上がった感じがしますが、選択方法でかなり安くすることも可能なので、あきらめないでくださいね。

ピークシーズンのドイツはツアーがお得で安心

2023年は久しぶりに大部分の国が入国制限を解除していることもあり、ミュンヘンだけではなくドイツのクリスマスマーケットに大勢の観光客が押し寄せるのではないかと見られています。

もちろん我ら日本からの渡航者もここ3年間の我慢をドイツのクリスマスマーケットにぶつける人も多いでしょう。ミュンヘンは人気のクリスマスマーケット巡りができやすい環境なので、特に観光客が集中。

ただでさえ、ミュンヘン行きの直行便が出そろっていない中、頼れるのは旅行会社です。

通常は個人旅行で航空券やホテル手配も自分で行っている人もクリスマスマーケット中の人気都市への旅は話が違ってきます。人気のホテルやクリスマスマーケットに近いホテル等は空室があるかどうか…。しかもピークシーズンは旅費が高いのも悩みの種。

というわけでコスパ最強旅行しかしたくない筆者、調べまくりましたよ。そしたら、ありました!トラベル・スタンダード・ジャパンならミュンヘンへのクリスマスシーズンの旅行も

エンターテインメント性に富んだクリスマスマーケット

ミュンヘンのクリスマスマーケットは、ただひたすら、クリスマスオーナメントやクリスマスグルメを売る屋台が並ぶわけではなく、各エリアごとにテーマを持ったマーケットが並びます。

ミュンヘンの伝統にのっとったクリスマスマーケットなら新市庁舎前、クリッペ(キリスト生誕の日の模型)マーケットが有名なノイハウザー通りのクリスマスマーケット、 中世時代を再現したヴィッテルスバッハー広場、回転する巨大ピラミッドが名物のリンダークリスマスマーケットほか、数か所まわることでミュンヘンのクリスマスマーケットのユニークさがわかります。

ミュンヘンはクリスマスマーケットのテーマパーク的存在なのです。

ミュンヘン クリスマスマーケット

まるでクリスマスマーケットのテーマパーク!

2023年ミュンヘン・クリスマスマーケットの気になるスケジュール

ミュンヘンのクリスマスマーケットは2022年には完全復活を遂げていますが、日本が水際対策を完全撤廃したのは2023年4月29日。そう。我ら日本からの渡航者がドイツのクリスマスマーケットに何の制限もなく行けることになった記念すべき年なのです。

まだ間に合います!ドイツのクリスマスマーケットを海外旅行の復活記念に選んでみるのも良いでしょう。

ミュンヘンクリスマスマーケットの中心地マリエン広場の開催日時はこちら!

開催期間

2023年11月27日~12月24日

開催時間

月曜日~土曜日:10:00~21:00

日曜日:10:00~20:00

2023年は11月27日17時よりクリスマスマーケットが開幕。クリスマスイブまでシンボルのツリーがともされますが、2023年は開催期間中節電のため、16時時ごろから点灯し、23時ごろまで点灯。マーケットが終わった後も、ツリーは光り輝きます。

また「クリスマスマーケット期間中に行けないけど年末年始旅行にミュンヘンに行く!」という人に朗報!2023年はクリスマスマーケット終了する12月24日以降、2024年1月6日までマリエン広場でライトアップを継続するそう。
2024年1月10日には解体されるとのこと。

クリスマスイルミネーションの印象が強く、夜が楽しいと思われれがちなクリスマスマーケットですが、元々クリスマス前の物々交換の場からスタートしているということもあるのでしょう。お昼前から、夜は早いうちに終了します。

夜のイルミネーションが見たいという人も、日が沈む前から夕食を兼ねて出かけると良いでしょう。刻々と電飾に火が灯る光景を見るのも、楽しいものです。

【要注意】クリスマスマーケットなのにクリスマス前には終わる!

ミュンヘンのクリスマスマーケットはクリスマスイブまで開いている数少ないクリスマスマーケット。ドイツではほとんどのクリスマスマーケットが12月23日中には終わります。

ただし、そんなミュンヘンクリスマスマーケットですら最終日は12月24日は14:00で終了です!

12月24日と25日は、ヨーロッパの人たちにとって神聖な日。厳かに家族でディナーテーブルを囲む人もいますが、もちろん派手にパーティーをする人もいます。時代が変わってもクリスマスマーケットの伝統はきちんと守られているのです。

ミュンヘン クリスマスマーケット

12月24日と25日にやっていると思っている人が意外に多い

ミュンヘン・クリスマスマーケットの様子

ここでは、ミュンヘンのクリスマスマーケットがいかに魅力的なのか、2019年に「現地泊5泊でドイツ・フランスのクリスマスマーケットを巡り」というかなりハードな旅をしてきた旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンの「旅のプロ」であるスタッフが、ミュンヘン・クリスマスマーケットの様子をレポート。楽しみ方などもお教えします。

まずは高い場所からミュンヘンのクリスマスマーケットをチェック!

クリスマスマーケットならではの美しい景観を見せるミュンヘン。まずはクリスマスマーケットの賑わいをペーター教会の展望台から見下ろしてみました。ミュンヘンに有名な展望台は2つあり、一つは新市庁舎、そしてもう一つがこのペーター教会の展望台です。

しかし新市庁舎に登ると、ミュンヘンのシンボルでもある新市庁舎が見えない、ということで、ミュンヘン旅行リピーターの皆さんは断然「ペーター教会」をすすめてくれます。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ペーター教会の展望台

ミュンヘンのクリスマスマーケットのメイン会場、新市庁舎前広場に整然と屋台が並んでいる様子が見て取れます。

ミュンヘン クリスマスマーケット

新市庁舎はミュンヘンのシンボル

ミュンヘンはコンパクトな街ですが、町の様々なエリアで開催されるクリスマスマーケットがあり、それぞれにコンセプトがあるのがユニーク。教会のタワーの足元にもクリスマスマーケットが広がり「さて、どこに行こうかな?」と迷います。

タワーへ上る場合は入場料が必要。以前は3ユーロでしたが、コロナ禍以降4ユーロに値上がりしました。

ミュンヘン クリスマスマーケット

どこもかしこも・・・

ミュンヘン クリスマスマーケット

クリスマスマーケットです・・・

聖ペーター教会(Peterskirche)

所在地:Rindermarkt 1, 80331 München

アクセス:アクセス:ミュンヘン中央駅から徒歩約16分またはミュンヘン中央駅からSバーン乗車 マリエン広場駅下車※所要時間4分 

開場時間:【塔の入場】10:00~18:00(冬期は10:00~17:30/7~9月は10:00~19:30)土・日・祝10:00~18:30(冬期は10:00~17:30、7~9月は10:00~19:30) 塔の入場料:4ユーロ(2023年11月現在)

リサーチした結果、最もミュンヘンらしい、美しい歴史的建造物で開催されるクリスマスマーケットと、中世ヨーロッパをテーマにしたクリスマーケットを訪ねてみることに。もちろんメインのマリエン広場からスタート。計3エリアのクリスマスマーケットをまわります。

マリエン広場のクリスマスマーケット

ミュンヘンの中心ともいえるマリエン広場。「何だこの建物は!」と圧倒されてしまうのが、堂々たる姿を見せるネオ・ゴシック建築の新市庁舎。
「新」と言っても1867年~1909年にかけて建てられた歴史的建造物です。いつもは鐘楼に取り付けられた人形が動き出す仕掛時計が人気ですが、クリスマスマーケットの時期は、新市庁舎そのものがクリスマスマーケットの巨大なオーナメントにも見えます。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ネオ・ゴシック建築の荘厳な装飾に見とれてしまう・・・

新市庁舎前のクリスマスツリーは高さ26m!この広場に欠かせない存在です。

ミュンヘン クリスマスマーケット

新市庁舎はもちろん現役!職員の皆さんが働いています

まずは何はともあれ、ドイツのクリスマスマーケットと言えばコレ、グリューワインを飲まねば!

ミュンヘン クリスマスマーケット

グリューワインの屋台が我らを呼んでいる・・・

ドイツのクリスマスマーケット名物グリューワインは、日本で言うとホットワイン。ただ温めたものではなく、シナモンなどのスパイスを入れ、寒い夜を屋外で楽しめるよう、身体の底から温めてくれるホットワインカクテルのようなドリンクです。カクテルと言っても割っている訳ではないので、度数は高め!

でも、見てください。各エリアのクリスマスマーケットやショップごとに、異なるマグカップで提供されます。かわいい!
ドリンクの料金にそのデポジットが入っていて、お店に返却すれば料金を返してくれます。カップを記念に持ち帰ることもできるので、ついつい飲み歩いて多くのカップをゲットしがちです。

飲みすぎと、もらいすぎには注意しましょうね。

ミュンヘン クリスマスマーケット

新市庁舎が描かれたクリスマスマーケット用マグカップ

マリエン広場のクリスマスマーケットの屋台は、クリスマス飾りを販売する屋台が大半。クリスマスツリーに飾るオーナメントや、クリスマスキャンドルなどの手工芸品が充実しています。職人が丁寧に作った芸術的な物、繊細なものもあり、見ているだけでうっとり。お土産に丁度良いサイズのオーナメントもあり、オフィスのデスクや自宅に飾ってもらっても嬉しいですね。

ミュンヘン クリスマスマーケット

卓上に気軽に置けるオーナメントはお土産に最適

ミュンヘン クリスマスマーケット

かわいい天使たちがいっぱい!

ドイツのクリスマスマーケットに必ず売っているこの大きなクッキーのようなものは「レープクーヘン(Lebkuchen)」と言います。ハート形がポピュラーで天使の形、他にもカワイイ形の物が多く、飾りだけに日持ちもします。お土産にも良いのですが・・・実はドイツ人に言わせると「そんなに美味しくない」ひと品。

外はクッキーのようにクリスピー、中は少しふわふわしていますが、甘いだけ、という印象があります。あくまで飾りとして作られるお菓子なので、味の位置付けはその程度でしょう。ドイツではクリスマスの「レープクーヘン」以外にもお祝い事があるといただくものだそうです。

日本のお餅的存在?

ミュンヘン クリスマスマーケット

やっぱりね・・・というそんなに期待できないお味

マリエン広場(Marienplatz)

所在地:Marienplatz, 80331 München

アクセス:ミュンヘン中央駅から徒歩約16分またはミュンヘン中央駅からSバーン乗車 マリエン広場駅下車※所要時間4分 

ミュンヘン・レジデンツのクリスマスマーケット

マリエン広場からわずか5分。ミュンヘンの観光スポットのひとつ「レジデンツ」で行われているクリスマスマーケットに到着。 レジデンツは1385年、シュテファン3世の命により建設が始まり、約5世紀の間、バイエルンの王家として君臨したヴィッテルスバッハ家の宮殿でした。

館内を見てからクルスマスマーケットに参加するのも楽しいです!

「レジデンツ」は外見こそ正統派ですが・・・

ミュンヘン クリスマスマーケット

正統派王宮っぽい外観

内部はルネサンス・ロココ調・バロック様式・新古典主義など各時代最先端の建築様式が混在。特にAntiquarium(アンティクヴァリウム)は全長66mものホールで、レジデンツ内では最も古い部屋。その細やかで優雅な装飾は、当時の王家がいかに繁栄をしていたかを教えてくれます。

内部は見どころがたくさんあるので、見学時間は2時間は取りたい場所です。おっと・・・ここではレジデンツの観光についてではなく、クリスマスマーケットについてレポートしましょう。

しかしこんなに貴重な歴史的建造物の中庭でクリスマスマーケットが行われるなんて、ミュンヘンの懐の深さには驚かされます。

ミュンヘン クリスマスマーケット

Antiquarium(アンティクヴァリウム)

中庭は少々わかりづらく、オデオン広場の近く。見逃さないように注意しつつ向かいましょう。レジデンツの中庭が美しくライトアップされ、大きなクリスマスピラミッドが造られています。

ミュンヘン クリスマスマーケット

クリスマス装飾で飾られたレジデンツ

ミュンヘン クリスマスマーケット

いつもの雰囲気とは全く異なるクリスマスマーケット期間中の中庭

このクリスマスピラミットの下は屋台になっていて、ここでもグリューワインが飲めます。マリエン広場では赤を飲んだので、白にしましょう!こちらのマグカップも、マリエン広場とは違います。一体何種類のマグカップが作られているのでしょうか!?

ミュンヘン クリスマスマーケット

カップ欲しさにどんどん飲んでしまうグリューワイン

中庭は四方をレジデンツの建物に囲まれいるので、とても幻想的な雰囲気です。ヨーロッパのVIPの宮殿パーティに招かれたかのような、特別感もたまりません。レジデンツのクリスマスマーケットが、ミュンヘンの方に人気、というのは、おそらくこの高級な空間にある「特別なクリスマスマーケット感」がたまらないからに違いありません。

ミュンヘン クリスマスマーケット

「王宮のガーデンパーティーにお呼ばれしました」という雰囲気

ミュンヘン クリスマスマーケット

ホルンの演奏も特別感!

ミュンヘン・レジデンツ(Munich Residenz)

所在地:Residenzstraße 1, 80333 München

アクセス:マリエン広場から徒歩5分またはミュンヘン中央駅からUバーン3~6号線オデオンス駅(Odeonspl)下車徒歩5分

休業日:1/1・12/24・25・31、カーニバルの火曜日

公式サイト:Munich Residenz

中世のクリスマスマーケット

ミュンヘンレジデンツから徒歩5分。ヴィッテルスバッハー広場(wittelsbacherplatz)にやってきました。実はミュンヘンのクリスマスマーケットの中でも、一番楽しみにしていた「中世のクリスマスマーケット」の会場です。

ミュンヘン クリスマスマーケット

中世らしい装飾文字

ミュンヘン クリスマスマーケット

クリスマス屋台をわざとレトロに造ってます

中世のダンスや、中世を舞台にしたお芝居も行われるこの会場。屋台の店員さんは全員「中世コスプレ」!
しかもカメラを向けると「にやっ!」とカメラ目線で微笑んでくれるではないですか。「中世のクリスマスマーケット」は売り子さんもエンターテイナーのひとりなのです。

ミュンヘン クリスマスマーケット

カメラを向けると嬉しそうなコスプレの売り子の皆さん

もちろんここでもグリューワインを注文しなければ!中世のクリスマスマーケットは、カップも他と違います。もしかしたら中世に使われていたであろう素焼きのマグカップです。

少し魔術的なグリューワインもありました。カップの端に受け皿があり、その中にアルコールをしみこませた角砂糖を置いて火をつけます。火を吹き消しながら、あつあつのワインを楽しむと趣向です。提供の仕方はおどろおどろしいですが、甘くて暖かくてとても美味。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ちょっと不気味な雰囲気の店で飲む・・・

ミュンヘン クリスマスマーケット

呪術的なのワイン

屋台も中世で販売していたかもしれない(?)アイテムやグルメが多く、退屈しません。猟師が動物の毛をはいでそのまま売っているかのような、毛皮ショップ。売り子の方も「これでもか」と毛皮を着用。

ミュンヘン クリスマスマーケット

絶対に寒くなさそう

グルメも他とは逸脱したインパクト!イノシシ的な剥製の向こうでは、丸焼きにされた豚。きっと中世のクリスマスマーケットでも、このようにご馳走を提供していたのかもしれないですね。

ミュンヘン クリスマスマーケット

剥製に、思わず「君は一体誰だ!」と話しかけてしまう・・・

エンターテインメント性では、最も突出している中世のクリスマスマーケット!少しダークな「黒魔術」的要素も絡ませながら、来場者を笑顔にあせてくれました。もちろん私たちも堪能。マグカップゲットのためと言いながら、もう1杯グリューワインに手を出し、ほろ酔いです。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ドイツの中世を体験した証であ~る(酔)!

中世のクリスマスマーケット(ヴィッテルスバッハー広場・wittelsbacherplatz)

所在地:Wittelsbacherpl., 80333 München

アクセス:ミュンヘンレジデンツから徒歩5分またはミュンヘン中央駅からUバーン3~6号線オデオンス(Odeonspl)下車徒歩5分

ミュンヘンで外せない観光スポットは?

ニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)

バイエルンを治めていたヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として17世紀から19世紀半にかけて作られました。第2次世界大戦による破壊もなく、当時のままの美しい姿を見せています。 白鳥が集まる運河があり、白鳥越しに見る宮殿の美しさが素晴らしい!宮殿の名はドイツ語で「妖精の城」という意味でmその名の通りの姿です。

ルートヴィヒ1世が愛した美女36人の肖像画が壁面を埋め尽くす美人画ギャラリー「Schonheitengalerie」は必見!

ミュンヘン クリスマスマーケット

白鳥と宮殿が合わせて撮れるフォトスポットもあり

ミュンヘン クリスマスマーケット

夢に描いた王様の生活する空間!

ニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)

所在地:Schloß Nymphenburg 1, 80638 München

営業時間:9:00~18:00(10/16~3/31は10:00~16:00)※最終入場は閉館20分前

休業日:1/1・カーニバルの火曜日、12/24・25・31

入場料:共通券 4月~10月15日:11,50ユーロ 10月16日~3月8.50ユーロ
宮殿のみ:6ユーロ/庭園の建造物のみ(アマリエンブルク城・バーデンブルク城・パゴダの小城・マグダレーナの庵):4.50ユーロ/博物館のみ:4.50ユーロ

アクセス:トラム17番ニンフェンブルク城停留所(Schloss Nymphenburg)から徒歩約8分

ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)

ドイツの名劇作家ワーグナーをこよなく愛したルートヴィヒ2世が、彼のオペラの作品の世界観を入れた理想と夢を具現化させようとしたノイシュヴァンシュタイン城。ドイツで一番有名な城であり、ヨーロッパ屈指の美しさと言われ、シンデレラ城のモデルになったと言われています。

ミュンヘンからは鉄道とバス乗り継ぎ約3時間。見学をいれると1日コースの小旅行になりますが、ミュンヘンまで来て行かない手はないでしょう。日帰りのオプショナルツアーでも行けます。

私たちが自力で行った時の様子をレポートしたので、下記のブログをお読みください。

ミュンヘン中央駅からノイシュバンシュタイン城

クリスマスマーケットシーズンは真っ白な雪の姿が期待できます!

ミュンヘン中央駅からノイシュバンシュタイン城

城まで馬車で移動すれば、絵本の中の世界にいるみたい!

ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)

所在地:所在地: Neuschwansteinstraße 20, 87645 Schwangau

開場時間:9:00~18:00(10/16〜3/23:10:00~16:00)

閉城日:1月1日・12月24日〜25日・12月31日

アクセス:ミュンヘン中央駅からバイエルン地域鉄道(BRB)乗車フュッセン駅下車(所要時間2時間)。フュッセン駅前からバス乗車ホーエンシュヴァンガウ停留所下車後、バスか馬車で約25分

公式サイト:Schloss Neuschwanstein

ミュンヘン国際空港からミュンヘン中央駅への移動

ミュンヘン国際空港の正式名称は「フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港」と言い、どこにも「ミュンヘン」の文字がありません。それはさておき、ドイツ国内ではフランクフルトに次ぎぐナンバー2の空の玄関口。ミュンヘン市内からの距離はおよそ40kmほどです。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ミュンヘン国際空港 空港 到着フロア

鉄道Sバーン

ミュンヘン国際空港とミュンヘン中央駅を結ぶドイツ鉄道の列車Sバーンは、渋滞などに関係なく、空港からミュンヘン中央駅に一番早く到着する方法です。

所要時間:ミュンヘン中央駅まで約45分

料金:大人1回券13ユーロ(1回使い切りのチケットで移動する場合、ゾーン数により料金が異なります。空港から市内までは4つのゾーンを移動するので「4 Zone」のチケットを購入します)
コロナ禍前は11.6ユーロでしたが値上がりしました…。

乗り方:乗り場は空港到着ホール「ターミナル1」「ターミナル2」ともに地下に降りれば「ミュンヘン空港駅(Flughafen München)」のホームに到着します。券売機は空港駅に移動する途中にもありの写真はミュンヘン空港のターミナル2内に設置してある自動券売機です。

エアポートプラス乗車券やエアポートプラス乗車券のグループチケットでお得に!

大人1回券より高くはなるものの、ミュンヘンについてすぐに観光する人や、2名以上で旅行する人はお得になる方法も!

エアポートプラス乗車券(AirportPLUS-Ticket):16ユーロ(2023年11月現在)
ミュンヘン空港~ミュンヘン中央駅、中央駅からの市内へのミュンヘンの公共交通機関(鉄道、地下鉄Uバーン、トラム、バスも乗り放題)が買った当日の翌日朝6時まで乗り放題なので、3ユーロ高くても観光でガンガン動く人にはとにかくお得。

エアポートプラス乗車券のグループチケット(Group AirportPLUS-Ticket)29.80ユーロ(2023年11月現在)
AirportPLUS-Ticketのグループチケット割引チケット
大人2名~5名の団体で使えるので、人数が多ければ多いほどお得に。最低人数の2人でも一人あたり14.90ユーロなので、各自1枚ずつAirportPLUS-Ticketを買うよりお得です。

ミュンヘン クリスマスマーケット

ミュンヘン中央駅

ルフトハンザ エクスプレス バス

ミュンヘン国際空港からミュンヘン中央駅まで一番楽に、安く、快適に行けるのがルフトハンザ エクスプレスバス。

所要時間:約45分(移動時間や渋滞状況により異なる)

料金:オンライン片道11.50ユーロ・車内で運転手から直接購入12.50ユーロ(2023年11月現在)

乗り方:「ターミナル2」「ターミナル1(エリアA)」「エアポートセンター(MAC)」「ターミナル1(エリアD)」の4つの乗り場があり、下りたターミナルを出たところのバス停で簡単に乗車できます。

タクシー

空港でターミナル入り口に並んでいるクリーム色の屋根の上に「TAXI」サインがある車は正規タクシー。ボッタクリに合う心配はありません。高いとはいえ空港から直接ホテルに入れるのは、何よりも魅力的

所要時間:市内中心部まで約30分〜40分

料金:料金はメーター制。市内中心部なら約70ユーロ。ただし夜間(22:00~6:00)は割増料金あり。トランクに荷物を入れてもらった場合などは1~2ユーロのチップを渡すとスマート

フランクフルト タクシー

クリーム色の車体に天井に「TAXI」が公認

送迎サービス

空港からホテルへ送迎サービスを行っている民間の企業もあります。下記トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーを利用する場合、手配してもらえるので、気軽に相談してみては?

ミュンヘン国際空港までのアクセス

前述通り、日本からミュンヘン国際空港への直行便はウクライナ情勢により一部のみしか復活していません。

ただし、ミュンヘンに行くための経由便は無限にあり、直行便よりもかなりお得になります。

日本から他国を経由する便:カタール航空・エミレーツ航空・エティハド航空・KLMオランダ航空・ LOTポーランド航空・ アリタリア航空他多数

特に中東経由のカタール航空、エミレーツ航空は「えっ?そんな値段で行けるの?」と驚いてしまう料金。しかもカタール航空やエミレーツ航空はエコノミークラスでも充実したサービスが好評で、エアラインアワードなどでも上位の航空会社です。さらにビジネスクラスは他の国のフラッグキャリアよりお得なので、たっぷり飛行機の旅が楽しめるヨーロッパへの旅は、ビジネスで!なんていう贅沢もできちゃいます!

また、カタール航空やエミレーツ航空とパイプが強いトラベル・スタンダード・ジャパンという旅行会社は、その路線のツアーも多く、ツアー自体が大手と比較するとびっくりするほど安いのに、他のオンライン旅行予約サイトと違い担当者が帰国まで担当してくれるので、万が一何かあっても安心。

世界的なインフレ、そして、燃油サーチャージの高騰、ピークシーズンということで、個人で手配するとちょっと大変な上に、料金的にもちょっときつい。ドイツのホテルは安くありません…。

でも、トラベル・スタンダード・ジャパンならミュンヘンクリスマスマーケット期間中のミュンヘンツアーが14万円台からあるんです!これなら行けちゃいますよね!

2023年のミュンヘンクリスマスマーケットはトラベル・スタンダード・ジャパンに相談しましょう!

ミュンヘンのクリスマスマーケットへの旅が安い!快適!

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