イタリアの入国条件は?イタリア最新入国情報2024・イタリア旅行に必要な書類や申請はある?※2月28日更新
イタリア2024年の最新の入国情報・イタリア旅行に必要な書類や申請方法はある?旅行に必要な入国方法やお得なツアー情報をお知らせします!日本帰国方法もコロナ禍前と少し変わりました。イタリアはヨーロッパで最も人気の高い旅行先。旅行に行くなら入国条件や帰国方法の基本を調べておきましょう。ローマ、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、青の洞窟のあるカプリ島など、一度は行ってみたい場所ばかり。円安でも燃油サーチャージが高くても、イタリアに行ける方法をお教えします。
イタリアの入国条件は?2024年最新情報をチェック
ヨーロッパの中でもずば抜けて人気の高いイタリア。日本からの旅行者からもコロナ禍以前は大変な人気でした。
そんなイタリアはEU(欧州連合)加盟国の一つ。EUといえば、短期観光での旅行の際、査証免除となるシステムで入国する場合、事前渡航申請が必要となるETIAS(エティアス)を導入することが決定しています。しかし、ずるずると延期されており、2024年現在も、2025年半ばまで導入は延期されています。
このシステムはアメリカやオーストラリアでは導入されているため、特に珍しいものではありませんが、それでも申請料がかかることが考えられるので、できれば永遠に延期願いたいものです(笑)。
申請も面倒だし、支払いも嫌!という方々。さぁ、今のうちにイタリアへ行きましょう。
イタリアにおいでよーっ!
イタリアのベストシーズンはいつ?
闇雲にイタリアに行こう、と言っても、リピーターさん以外は「イタリアっていつ頃行けばいいんだろう?」
と思いますよね。
実はイタリアには日本同様四季があり、春・夏・秋・冬はほぼ日本と四季と同じ時期なのです。
個人の好みにもよるのですが、何をするで変わってきます。
安く行きたい!
世界遺産巡りをしたい!
本場のイタリア料理を食べつくしたい!
イタリアの祭りに参加したい!
ビーチでバカンスしたい!
セリエAの試合を見に行きたい!
これ、全部同じシーズンではないので気を付けましょう。
最もおすすめ!イタリアの春(4月・5月)
イタリアの春は日本と同じ。ただ少し暑い?
世界遺産巡りには最適の季節です。
平均の最高気温は20度〜25度
平均の最低気温は7度〜11度
ゴールデンウィークのイタリア旅行はベストです。
ただしちょっと海に入るのは早いので、ビーチで水着で寝転ぼうとしている人は待ってくださいね。
ローマ、フィレンツェ、ベネチアで世界遺産巡りをしましょう。
ゴールデンウィークの旅行は高いよなあ、と思っているあなた!早めであれば、いい旅行会社見つけちゃいました。旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーです。ちょっと料金チェックしてみて!これなら行けそう。
リゾート地に行くならイタリアの夏!(6月~8月)
青の洞窟の有るカプリ島、海沿いのホテルのプールで泳ぎたいナポリ、ゴットファザーの故郷シチリア島、世界遺産アマルフィ海岸など、イタリアのリゾート地は最高に素敵です!
平均の最高気温は26度〜31度
平均の最低気温は15度〜17度
例えばイタリアに行ったら誰もが一度は入ってみたい青の洞窟は、波が高いと入れないんです。入れる確率が100%近くに上がるのが6月~8月。
ただ、世界中からバカンス客が訪れるシーズンなので、もし6月に夏休みが取れる会社にいるのなら、早めに夏休みを取ってイタリアのビーチタウンを堪能することをおすすめします。その方が、ツアーや飛行機も安いんですよね…。
もちろんお盆シーズンにしか行けない方も多いと思うので、その場合は早めに取れがまだまだ安い。先ほど紹介したトラベル・スタンダード・ジャパンのツアー、お盆は今の予約でお得です。
一生に一度は入りたい、青の洞窟
イタリアのサッカー「セリエA」の試合とトリュフ狙いは秋(9月~11月)
イタリアに行きたい!という人の中でセリエAの試合を見たいという人は、意外なほど多いんです!
もちろんもうイタリアのサッカーに詳しい人は、いつがシーズンかはよくご存知だと思いますが、初めて見に行こうとしている人は「調べなきゃ。。。」ですよね。
「セリエA」のシーズンは、夏の終わりの8月後半から翌年5月まで。最近はイタリアも異常気象で夏が猛烈に暑くなってきています。
9月後半から10月前半くらいの観戦が暑くもなく、寒くもなく出丁度良し。
平均の最高気温は18度〜31度
平均の最低気温は8度〜17度
ただ、10月~11月はかなりの確率で雨が降ります。ベネチアが水没する時期もこの時期。とはいえ台風シーズンが被る日本の秋の降水量と比較すると、それほどではありません。
また、日本と同じで食欲の秋。あのトリュフは秋が収穫時期。新鮮な旬のトリュフを味わいに本場イタリアに行くのっていいですよね。
スタジアムに行けなくても、テレビで一緒にサッカー観戦しようぜ!
年末年始以外は一番安い?イタリアの冬(12月~3月)
イタリアの冬は、これまた日本と似ていて、北と南では気温が異なります。
温暖だと思われがちなナポリなど南イタリアでも平均気温は約5~15度
ミラノなどの北イタリアの場合は、約0~10度の気温になります。
まぁ、日本の冬とそんなに変わらないので、凍えるようなことにはなりませんし、日本の冬の服装で旅行すれば良し。
ただ、何が嬉しいってオフシーズンなので、旅費が安い!
イタリアの美術館巡りをしたい人や冬のブランドセール狙いの人はこの時期が最適。
寒さに関しては、東京の冬と同等なので、美術館や博物館巡り、またデパートやガレリアなどでショッピングをする分には全く問題ありません。
美術館巡りのおすすめといえば、やはりフィレンツェ。ウフィツィ美術館など大規模美術館もシーズンオフで、ピークに比べれば人が少ないです。また、旧市街の大聖堂など寺院めぐりも内部がじっくり見たい時(外寒いから…)。
また、セール狙いの人は、ミラノコレクションで知られるファッションの街ミラノで、デパート巡りをしてみましょう。円安とはいえ本場の上にセール!サイズが合えば日本より安く購入できるアイテムと出会えるかも!
寒いから、俺様のこのワザであたたまっておいきよ
ベネチアカーニバル時期のベネチアはトップシーズン!
イタリアのオフシーズンは冬だとお伝えしましたが、ベネチアカーニバルシーズンのベネチアだけは別なのでご注意を!
ベネチアカーニバルは世界三大カーニバルに数えられる上に、ベネチアの歴史を象徴するイベントで、世界中から中世のコスチュームに身を包んだマスケラ(カーニバルに参加する人たち)がやってきます。さらにその人たちを見るために、これまた世界中の人が集まって来るので、大変なことに。
またこのカーニバルはマスケラも観客もリピーターが多く、オープニングセレモニーを始め、カーニバル中の大きなイベントのある会場の近くのホテルはリピーターたちにおさえられてしまいがち。
1年前から旅行を抑えていてもおそくはありません。
何見てんだよ、とか言っていません。撮影ウェルカムです
でも、円安の上に、燃油サーチャージがコロナ禍前よりかなりお高い今、航空券もホテルもツアーも本当に高いですね。泣きそう。
筆者は毎日泣きながら安い海外旅行方法を探しているのですが、先ほどからしつこく紹介しているトラベル・スタンダード・ジャパンののツアーを見つけてから、海外旅行ってこの料金で行けたの思い出した!感じました。そうですよね、コロナ禍前は格安ツアーならこれでいけたはず。久しぶりに見ましたこんな料金。
今のこの時代に、イタリアが13万円台で行けるなんて、はっきり言って破格すぎます。イタリアの物価高騰は激しくて、ホテル代も上がっている中で、これ、航空券もホテルもついているんですよね。ちろん今大問題の燃油サーチャージも込みの料金。安くないですか?この料金で旅行できるなんて、旅行会社のツアー利用がお得だなと思いました。個人手配だとこの料金はまず難しですよね。
何で安いのか色々調べてみたら、トラベル・スタンダード・ジャパンのヨーロッパツアーは中東経由のツアーが多いんですよ。
ヨーロッパは今、ロシアのウクライナ侵攻でロシアの上空が飛べない関係上、直行便のフライトが激減しているんです。そんな中注目されているのが中東経由のエアライン。
カタール航空やエミレーツ航空で中東経由でヨーロッパに行くと想像を超えてくる安さなんです。
筆者は閉所恐怖症の関係であまり長く飛行機に乗ると鼓動が早くなってしまい、気分が悪くなってしまいます。だから一度中東で降りてコーヒー飲んだりお買い物したり、なんていう時間はちょっとほしいかなー、と思う方です。
直行便でも飛行機に長い間乗るのが苦手、という人は意外と多いので、直行便がまだ少ない、今、試してみるのもありですね。
エアラインアワードでトップ常連のサービスを誇るカタール航空
イタリア最新入国方法・準備から入国まで
イタリアが入国制限を解除したとはいえ、海外旅行にコロナ禍の間、出かけることができなかったなあ…ということで、海外旅行の方法自体を忘れてしまっている人も多いはず。
「あ、あれ?忘れていた!」なんてことが起こらないように、きちんとおさらいしておきましょう。
イタリア入国のためのパスポートの残存期間
まずはパスポートの残存期間を確認しましょう。
イタリアはシェンゲン協定加盟国です。同域内での無査証短期滞在については、あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えない との規定が適用されます。
イタリアで入国して、イタリアから帰国する場合、必要なパスポート残存有効期限はイタリア出国時に3か月以上残っている状態。さらにパスポート査証欄の余白ページ数が2ページ以上あることが条件です。
イタリア旅行はビザは必要?
90日以内の観光などでの短期入国は査証は不要です。
イタリアはシェンゲン協定の加盟国の一つ。
シェンゲン協定はシェンゲン協定内の国の相互の通行自由化と手続き簡素化を目的としたもので、加盟地域内全ての 滞在日数が累積カウントされます。それもあって、周囲の国との周遊がしやすいヨーロッパは魅力的。
イタリア行きの航空券を予約・またはツアーを予約する
イタリア好きの間で愛されていたアリタリア・イタリア航空は残念ながらこのコロナ禍で破綻。ITAエアウェイズとして生まれ変わりました。
そして、日本とイタリアを結ぶ直行便を運航しているのは、唯一このITAエアウェイズです。残念ながら2024年2月現在は、羽田~ローマ間しか復活しておらず、他の空港には就航していません。
ただし毎日飛んでいるということで、急いでローマに飛びたい方には強い味方。
とはいえイタリア旅行に良い所は、経由便がたーくさんあること!これはコロナ禍前から経由便を使った方が安い上に、休憩できるのでわざと経由便にする人が多い国でもありました。
特に中東経由はその料金、エアラインのサービス内容のレベルの高さに人気があります。
中東経由のエミレーツ航空やカタール航空のほか、ヨーロッパの他空港を経由して、行く便であれば無限にあります。
「そろそろイタリア行くぞ」と思っている人は、イタリア旅行がかなりお得なトラベル・スタンダード・ジャパンに問い合わせてみては?
旅のプロが、あなたの予算にあったツアーを探します。
もちろん相談は無料なので、遠慮なくバンバン聞いちゃいましょう。
イタリアの入国がコロナ禍前と同じになったとはいえ、航空便の復活は想像以上に遅いので、こんな時は、個人旅行が好きな人も世界中のフライト情報が集まる旅行会社におまかせするのが正解。
【推奨】旅行傷害保険に加入を!
イタリア入国に新型コロナウィルス感染症を補填する保険の加入の義務はありません。
ただし、日本政府は新型コロナウィルス感染症治療を補填する海外旅行傷害保険に加入してから海外へ渡航するよう、外務省公式サイトなどでも強くすすめています。
新型コロナウィルス感染症による行動制限が撤廃されているイタリアでは陽性になった場合や、入院する際のイタリア政府としての指導はありません。そのまま帰国もできますが、感染しても軽症で済む、という今のウィルスでも、軽症なのに40度近い高熱が出ることでも知られています。40度の熱で、通常通りに動ける人は珍しいのではないでしょうか?自力で病院を探すもしくは、軽症の場合は自力でホテルを抑え、体調がよくなるまで延泊することもあるでしょう。
イタリアのホテルの延泊代、飛行機の別手配…いったいいくらかかるのでしょう。海外旅行には保険加入は常識だと思っておいた方が良さそうです。
イタリア入国時に新型コロナウィルス感染症を補填する旅行保険に加入する義務はありませんが、これは自己責任で、ということ。加入することを強くおすすめします。
また海外傷害保険であれば、盗難や空港でのロストバゲージ、不慮の事故などウィルス以外の物もカバーしてくれます。ただし盗難は警察へ、ロストバゲージは空港へ届け出て証明書が必要ですし、入院の場合は領収書が必要なので、忘れずに受け取りましょう。
出発当日
日本の空港での搭乗便のチェックインの際は、航空券とパスポートのみ提示。搭乗券を受け取ります。
イタリア入国
以前はイタリア行きの機内で入国カードや税関申請書を書かなければなりませんでしたが、3か月以内の観光でのイタリア入国では入国カードや税関申請書は不要です。機内でも書くものはありません。
①空港に到着
②入国審査(Passport Control)
入国審査カウンターに進み、パスポートと航空券を入国審査カウンターで提示。帰国するための航空券の提示を求められる場合もあります。
③荷物受け取り(Baggage Claim)
機内に預けた荷物を受け取ります。
日本同様、便名が表示されているターンテーブルへで待ち、荷物が出てこなかった場合は係員に申し出ましょう。
海外旅行傷害保険に入っていると、荷物が出てこなかったことで必要な物を購入した場合の補償も出るので、紛失証明をもらっておきましょう。
④税関税関(Customs)
荷物が免税の範囲内なら申告なし(Nothing Declare※緑のランプ)へ
免税を超える荷物を持ち込むのであれば(Goods to Declare※赤のランプ)へ
日本の最新入国情報・コロナ禍前と何が変わった?
久しぶりに海外旅行をするという人も多いことでしょう。
実は、日本帰国もコロナ禍前と比較すると、日本国籍者の入国から空港の外に出るまでか効率化されたことで、かなりスムーズになりました。
ここではコロナ禍前と変わった変更点を解説します。
入国方法の詳しい詳細や手順については日本帰国の項目で後述します。
日本国籍者は日本入国がコロナ禍前よりスムーズに!
日本国籍者は2024年2月28日現在、入国時に入国審査カウンターに並ぶ必要がなくなりました。
パスポートを自動化ゲートに読み込ませ、パスポートの写真と実際の顔をカメラで認証するだけ。約10秒程度で自動化ゲートを通過できます。
パスポートに帰国のスタンプはおされません。
スタンプがほしい場合は自動ゲートを通った先に希望者のみスタンプを押してくれるカウンターがあります。そこにパスポートを出すとスタンプを押してくれますが、海外旅行や海外主張に何度も行く人は、ページ節約のためにスタンプは省いた方がいいかもしれません。
新たな感染症の監視「感染症ゲノムサーベイランス」実施
世界各国の入国制限撤廃はあくまでも「新型コロナウィルス感染症」におけるもの。そのため、新たな感染症の流入を監視する「感染症ゲノムサーベイランス」が行われています。
「検査があるの?」と思いがちですが、検査はありません。体温チェックができるサーモカメラの前を通るだけ。もちろん発熱など症状がある場合は「任意」で検査を依頼される場合も。
任意ではありますが、呼び止められたら自分のためにも検査を受けることをおすすめします。
税関申請はスマホでスムーズに!「Visit Japan Web」
日本の帰国にはパスポートしか必要ありませんが、コロナ禍前同様、空港の外に出るためには税関申請が必要です。最近は税関申告が不要な旅行客については申請自体を撤廃する国も増えていますが、日本は撤廃していません。
税関申請方法はコロナ禍前はひとつしかありませんでした。
2024年2月28日現在は2つ。
①Webシステム「Visit Japan Web」を利用しての税関申請と申告
②機内配布の税関申告書に記入。有人カウンターで職員と対面しての申告
日本政府は②のスマートフォンで税関申請も申告も完結できる「Visit Japan Web」での税関申請を推奨しています。
「Visit Japan Web」はもともとコロナ禍に、検疫をするために作られたもの。ワクチン接種証明もしくは陰性証明書の登録など様々なことが行えるWebシステムでした。
しかし検疫自体が不要となり、訪日外国人以外は税関申請しか使える機能がありません(訪日外国人観光客は、入国審査や免税の手続きにも「Visit Japan Web」を利用)。
せっかく開発したものだし、使える税関申請と申告だけはついでに日本人にも使ってもらいましょう、という感覚なのかもしれませんが、実際に機能的には非常に便利。帰国時にスピーディーに空港の外に出られることを考えると、登録しても損はありません。
「Visit Japan Web」は登録時のアカウント登録が少々面倒ですが、旅行情報を登録し、税関申請を登録、QRコードを取得して日本の空港で電子税関申告にパスポートとともに読み込ませれば、これまで長く並んだ有人カウンターの列に並ぶ必要はなくなります。また新規登録で行った旅行者やパスポート情報の入力は次の回から不要。自動化ゲートを利用して到着ロビーに出ることができます。
もし登録しない場合はコロナ禍前と同様、機内で配布される税関申告書を必ず記入して、有人の税関カウンターに並びましょう。日本は水際対策撤廃以降、訪日外国人観光客がどっと増えおり、中国の団体旅行も戻ってきました。こうなると話は別。税関はどこの国の人も必ず行うことなので、日本帰国者と訪日外国人観光客の列がずらーっと長蛇になることが予想されます。もちろん旅行がオフシーズンの場合は別ですが、それぞれの国に長期休暇があることをお忘れなく。年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み以外のすいている、すいていないは予想できません。
特に空港を出る時間に終電に間に合うかなあ…と、心配しているような方や、空港を出てから先にまだ長い移動が残っている場合は、「Visit Japan Web」の税関申請登録をおすすめします。
登録方法は、日本帰国についての項目で詳しく解説しますね!
イタリアから日本への帰国
日本国籍者は日本帰国時、航空券とパスポートがあれば日本入国に提示するものはなく、コロナ禍前と同じ入国が可能ですが、少し変わったことがあるので日本帰国の準備と入国、日本の空港の外に出るまでを詳しく解説します。
日本の空港では空港に入り、預け荷物を受け取ったら、コロナ禍前同様税関申請と申告を済ませなければ空港の外に出ることはできません。
日本入国
日本の空港に到着後、入国審査へ進みます。
訪日外国人は、各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、日本帰国者は不要です。
自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、税関カウンターに並ぶ必要もありません。
コロナ禍のイミグレーション整備でとても便利になっていたのです。
税関申告
前述通り、2024年2月28日現在の税関申請方法は2つあります。一つは日本政府が推奨している「Visit Japan Web」で行う方法と、コロナ禍前のスタンダードな方法です。入国から順を追ってどちらも解説していきますね。
Visit Japan Webで税関申請と申告を行う場合
用意するもの
・パスポート
・航空券
・WI‐FI接続可能なスマートフォンなど
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
アカウントの作成はこちらから⇒「Visit Japan Web」
筆者が登録してみたところ、一番面倒だったものがこのアカウント作成。10文字の暗証番号は大文字小文字、数字、記号を入れなければならず、OKがなかなか出ません!
最終的に自動生成して、Googleに保存するというGoogleの指示にしたがいました。
最近は「Visit Japan Web」の偽アプリが出回っているそうなので、検索せず、「Visit Japan Web」から直接入りましょう。「Visit Japan Web」には、Webサービスしかなく、アプリは存在しません。
初めての人は「新規アカウント作成」をタップしてアカウントを作ります
②利用者情報の登録
・画面の指示に従ってパスポートを撮影してアップロード。
こちらはアカウント作成時のみ登録すればOK!
③帰国便など質問に対する入力
※フライト情報などを必要。便名が必要なのでチケット準備をお忘れなく
④必要な手続きの情報登録
※現在日本国籍者の場合は、税関申請の登録のみ
⑤必要な手続き項目下にある「QRコードを取得」をプッシュし、QRコードを取得
※日本入国者は税関のみのQRコードを取得。
「Visit Japan Web」は翌年の年末まで登録可能。
直前に登録をしなくても良いため、日本出発時に入力を済ませることも可能。渡航後の入力が面倒であれば日本で入力して飛び立ちましょう。
ただし、帰国便の情報を入力する必要があるため、航空券を購入してからでなければ入力できません。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
Visit Japan Webは以下の点がとても便利!
①海外旅行前に入力できる
旅行の翌年の年末まで入力できるVisit Japan Web。余裕で日本出発前に入力が可能です。
②同行の家族分が1アカウントで申請できる
Visit Japan Webは一つのアカウントで旅行に同行する家族全員分の登録が可能です。
以下はデジタル庁の公式サイトの図を引用していますが、入国審査のQRコードは日本国籍のパスポートを持っている場合は提示する必要はありません。
デジタル庁公式サイトより※日本人は税関申告のみでQRコードが必要
日本の空港に到着後では各要所でQRコードを提示しながら進んでいくことになりますが、2024年2月28日現在は、日本国籍者は税関審査迄不要。
日本国籍者の入国は、自動ゲートにパスポートを読ませ、カメラで顔を確認するだけで、有人カウンターに並ぶ必要は一切ありません。コロナ禍中の空港整備でとても便利になっていたのです。
後はバゲージテーブルで機内にに預けた荷物を受け取りますが、荷物が出てくる前にVisit Japan Webの税関からQRコードを取得し、電子申告機でパスポートとQRコードを読み込ませます。
羽田空港国際線ターミナルはバゲージテーブルのすぐ近くに読み込み機があり、係員の方が説明してくれるのでとてもわかりやすかったですよ。
荷物を受け取った後は、自動ゲートへ。
デジタル庁の公式サイトには「Visit Japan Web」のマニュアルが掲載されてます。
Visit Japan Webの入力説明はこちら⇒Visit Japan Web 操作説明書
Visit Japan Webで税関申請しない場合
Visit Japan Webに登録しないとまずいんじゃないの?という時代は終わっています。義務ではありません。また、そこまで「まずいんじゃないの?」と思うこともありません。
ただし税関申告をしないと到着ロビーに出ていけないので、以下のことを忘れずに。
①日本帰国の機内で配布される税関申告書を記入
②機内で受け取り忘れた場合は、空港の手荷物受取所近くに税関申告書がおいてあるので記入
③有人の税関申告カウンターの列に並ぶ
時間がかかるだけで、やる事はコロナ禍前と同じです。シーズンオフで混みあわない時間であれば登録しないのも手ですが、この所の訪日外国人観光客の増加は想像を超えています。日本の旅行のピークシーズンではなくても、各国に長期休暇のシーズンがあるため、帰りの終電が気になる人などは、Visit Japan Webを登録しておいた方が無難です。
安い海外旅行ツアーは探せばある!旅費の高い今は旅のプロに相談を
燃油サーチャージが高すぎて、コロナ禍前の料金で海外旅行ができない!
イタリアの物価高騰が凄すぎて、ホテルに泊まれないかもしれない!
いやいや、大丈夫です。そんなことありません!
お得な航空券がない今の時代、おすすめしたいのが旅行会社。特にトラベル・スタンダード・ジャパンは海外専門の旅行会社として「ないツアーを作る」細やかさで旅行のサポートをしてくれます。もう、このイタリア旅行の料金見たらおわかりでしょう。
しかもですよ。あんなに行くのが大変なアマルフィなんて、専用車での往復送迎付きで13万円台とかあるんです。そんな旅行会社ほかにあります?
まずはイタリア旅行について、問い合わせをしてみましょう。相談はもちろん無料ですよ!