海外旅行再開はアジアから?日本が入国拒否解除と渡航制限緩和!レベル2の国とは?
日本の渡航制限が一部緩和されました!特にアジア諸国の緩和が目出ち渡航制限レベル3(渡航は止めてください)からレベル2(不要不急の渡航は止めてください)に引き下げられた国はタイ、台湾、ベトナム、シンガポール、韓国、中国、香港、マカオと旅行で人気の国ばかり。海外旅行の再開はアジアがリーチを賭けたも同然!最新情報を要チェック!
日本が入国制限緩和へ!
政府は10月30日に開催された新型コロナウイルス感染症対策本部の会議を経て、9つの国と地域について入国拒否解除やた感染症危険情報による渡航制限レベルの引き下げを行いました。今回の引き下げは渡航制限レベル3(渡航は止めてください)からレベル2(不要不急の渡航は止めてください)。
渡航制限の引き下げは新型コロナウィルス感染拡大以降、初のこと!
それはそのう・・・この後の記事でそうぞ!
レベル3からレベル2になった国と地域はどこ?
今回、感染症危険情報渡航制限レベル3からレベル2に引き下げられた国の中で、アジアの国は以下
・韓国
・シンガポール
・タイ
・台湾
・中国(香港・マカオ含む)
・ブルネイ
・ベトナム
しかも海外旅行で人気の国なかりじゃないですか!ん?ブルネイ?ブルネイ・・・。はっ!王子が超絶イケメンの国じゃないですか(旅行関係なし・・・)!
安くて気軽に行ける「安・近・短」のアジア旅行、復活か!?
レベル2になるとどうなるの?
レベル2(不要不急の渡航は止めてください)になると日本入国の際の条件が変わります!
◆該当する地域からの帰国・入国の際は国籍にかかわらず、これまで必要だった日本入国の際の新型コロナウイルス感染症の検査が原則として不要
◆外国人の新規入国及び再入国の場合、これまで必要だった出国前72時間以内に受けた新型コロナウイルス感染症の陰性証明を入国時に提出することが原則不要に
ただし11月1日から始まる日本在住ビジネスパーソンの短期出張スキーム利用者とビジネストラックは除外。日本在住ビジネスパーソンの短期出張スキームについて知りたい人は以下のブログをチェック!
ガーン!制限あり・・・
えっ?じゃあもう海外旅行に行けるんじゃないの?なんてワクワクしてしまった皆さん・・・実は・・・日本にがまだまだ制限があり、相手国にも制限があります。日本の条件は以下。
◆日本入国後14日間は自宅などで自主待機
◆日本入国後、空港から自主待機場所への公共交通機関の利用禁止
◆ビザ免除の停止は続けられるため、対象国から日本に入国できるのはビジネス関係者などに限定
外務省が出している以下の表が非常に分かりやすい・・・
※外務省:感染症危険情報の変更及びそれに伴う水際措置等手続の変更より
レベル2の国に仮に「旅行」で渡航したとしましょう。行けるのは以下の根性がある人のみ
◆渡航国が「旅行者」の入国を禁じていないこと
◆アジアの場合、新型コロナウィルス感染拡大後は事前にビザの申請が必要な国が100%。書類や必要な申請がびっくりするほどあり、めげずに提示された申請物を集め、諦めずに書類を書き上げられる人
◆対象国の入国に隔離措置があった場合、実費で2週間ホテルで隔離される財力と、忍耐がある人
◆日本帰国後、公共交通機関を使わず帰れる距離に住んでいるか、それ以外の方法で帰れる運転力と財力がある人。もしくはやさしい家族が迎えに来てくれる人
◆日本帰国14日間自宅にいられる人。在宅勤務で済む人なら問題なし
・・・こうなってくると、日本の問題ではなく相手国の問題になってきます。ただ日本も相手国に対しビザの免除は行っていないので、まあ・・・相手国側から見たら似たような条件ですけど。
ちょっと、ぬか喜び?
レベル2に引き下げられた国との行き来
今回渡航制限がレベル2に引き下げられたアジアの国は、新型コロナウィルス感染拡大を日本よりも遥かに抑え込んでいる国ばかり。そのため、日本以上に入国制限が厳しい国ばかりです。
しかし、渡航レベルが今回引き下げられた国の大部分が日本との間にビジネストラック、レジデンストラックの協定を結び、一定の条件を満たしていれば、行き来ができる国。また、日本では短期出張者に対し14日間自己待機の免除も11月1日から実施されているため、今後相手国も日本に合わせ、条件を緩和する可能性が高くなりました。
ビジネストラック、レジデンストラックも手続きが必要なので詳細は外務省の公式ページで確認のこと。
ビジネストラックとは?
「活動計画書」の提出等を含め、相手国入国後・日本入国後の14日間のホテルや自宅待機期間中も含めた行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となり、行動制限が一部緩和されます。 主に短期出張者の行き来となり、対象者は以下。
・ビジネス上必要な人材等
・日本または渡航先の国に居住する人で日本と渡航国間の航空便を利用(直行便を利用する、または第三国を経由する場合には、当該経由国に入国許可を受けて入国することなく日本に到着する)
※ただしビジネストラックを申請することでビザ免除(査証免除)にはなりません。各国の駐日大使館・総領事館にてビザ申請が必要
※詳細は各国ごとに異なり、その国ごとに行動制限緩和の内容が異なります。
ビジネストラック使う皆様のお通りだ!
レジデンストラックとは?
例外的に相手国または日本への入国は認められますが、相手国または日本国後の14日間の自宅等の待機をする必要があります。対象者は以下。
・ビジネス上必要な人材等。主に駐在員の派遣・交代等、長期滞在者用。10月1日より、ビジネス対象者だけではなく、留学、家族滞在等のその他の在留資格所有者も対象としています
・日本または相手国に居住する人で日本と相手国間の航空便を利用(直行便を利用する、または第三国を経由する場合には、当該経由国に入国許可を受けて入国することなく日本に到着する)
※日本人が日本に帰国する場合は、レジデンストラック利用のための手続きの必要はナシ。
また、「ビジネストラック」を運用している国・地域から帰国する際、入国後14日間の限定的なビジネス活動を希望する場合は「ビジネストラック」利用のための手続きが必要。
※詳細は各国ごとに異なり、その国ごとに行動制限緩和の内容が異なります。
アジアのプール付コンドミニアムで育った帰国子女の皆さんです!
「旅行渡航」はどうなのか?
と・・・ここまではビジネス、レジデンス・・・あくまでも絶対に必要だから行かなくてはならない、という国際的な往来をする人達のみのための渡航の話や制度の話ですよね。まさかそれしか行き来できないっていうのがレベル2ですか?日本側の緩和状況はわかりましたが、渡航先の国はどうなの?
これは気になりますね。今回レベル2になったアジア諸国の渡航制限や観光客の受け入れ状況を、各国ごとに見ていきましょう!
さあ、旅行での渡航はいかに?
韓国
日本から飛行機でたった2時間で行ける韓国は、新型コロナウィルス感染拡大以前までは、お互いの旅行者がしょっちゅう行き来できる国として、日本から韓国へ、そして韓国から日本へ・・・多くの人が行き交っていました。
近い、料理が美味しい、K-POP最高、韓国美人目指してコスメショッピングに行く・・・などなど。筆者は主に食べ歩きや韓国人の友人を訪ねて訪れていただけに、本当に早く旅行レベルのお互いの国の入国緩和を望む国の一つです。それができていたのは韓国・日本ともビザ免除協定を結び、面倒な手続きの必要もなく、パスポートとチケットさえあれば簡単に旅行ができていたからです。
残念ながら2020年11月8日時点では韓国のビザ免除協定や無査証入国は停止されています。やむを得ない事情や韓国が許可する条件で入国を考えている場合は、まず韓国大使館・領事館でビザの申請を行わなければなりません。
現在はビジネストラック、レジデンストラック、11月1日から決まった日本の短期出張対象の渡航(日本帰国後のみ14日間待機免除)での行き来が可能で、旅行での短期滞在はほぼ不可能な状態です。
ビジネスのためのビザ申請も入国も、とにかく厳しい!
ビザ申請は?:ビザ申請日から48時間以内に新型コロナウィルスの検査を受け、医療機関が発行した韓国語または英語の診断書(新型コロナウィルスの陽性・陰性だけではなく、発熱・咳・悪寒・頭痛・筋肉痛・肺炎の有無なども記載)の提出や様々な書類が必要です。詳細は駐日本国大韓民国大使館のホームページを確認のこと!
入国前
・全ての入国者は前述のビザ取得と渡航の際の機内で配られる健康状態質問書と特別検疫申告書を記入
入国検閲時
・発熱チェック ・韓国国内滞在住所と連絡先(携帯電話)の提出 ・自己診断アプリのインストール
入国後
・入国する韓国人・外国人は14日間、自宅または施設での隔離
・すべての入国者は入国から3日以内に新型コロナウィルスの診断検査を受ける
例えビジネスで入国できても、とにかくこれだけの関門を通らなければ韓国に入国できません・・・。飛行機でたった2時間の国が一気に遠く感じます。2021年、旅行に行ける日を願いながら見守りましょう。
ソウル市内東大門
シンガポール
小さな国土の中に近未来的なビルが建ち並び、エンターテイメントや美しい夜景が楽しめる中心部と、インド人街・中華街などエキゾチックな多国籍エリア、島がまるごとテーマパークのセントーサ島など特色が分かれていてとにかく面白い!これでもかと楽しませてくれるシンガポール。
大変残念ながら日本在住者の日本からの観光での短期滞在の入国を一切禁止しています。入国できるのは上で紹介したビジネストラック、レジデンストラックなどビジネス関連での行き来のみ。他の渡航にあたるビザ申請などのお知らせすら一切触れられていません。
ここまでデカデカと駐在日本大使館のトップにそれを謳っている国も珍しく、観光での渡航にいかにデリケートになっているのかが、わかります・・・。
シンガポールが認めた感染者の少ない国へのビザ発給は始まっています。日本の感染者が減ることで、シンガポールとの観光での短期滞在が始まることを信じ、ここはしばらく辛抱・・・。
と、マーライオンが申しております・・・
タイ
高層ビルが建ち並び、極彩色の寺院がその中に突如として出現。裏路地には未だ混とんとした街が広がる、まるでおもちゃ箱のような首都バンコク、世界的に知名度の高いプーケット島やサムイ島などのアイランドリゾート、ランタン祭(コムローイ祭)で知られ、城壁が旧市街を囲む古都チェンマイなど、旅行者の心をつかんで離さないタイ。
初期段階での厳しいロックダウンを経てほぼ新型コロナウィルスのを抑え込んでいる国だけに、最近まで観光客が入れるような条件はありませんでしたが、ここにきて「特別観光ビザ」または「観光ビザ」で、まだチャーター便ではありますが、10月20日から観光客を受け入れ始めました!
おっとぉ!これはアジアの中で最も希望が持てるのでは!?
ちなみに筆者は渡航歴60回を超える熱烈なタイファン。毎日毎日タイを思い「早く行きたいよー!」と念を送り続けています(恐っ!)。しかし、新型コロナウィルス感染拡大前と同様に簡単に渡航できるのかと言うと、そうではありません。
アジアの中で観光客を真っ先に受け入れた国こそタイ!
日本からの観光ビザ所持者はタイ入国可能
2020年11月8日現在、日本からの観光での入国は、観光ビザ所持者のみ。簡単に取得できるわけではなく、様々な書類が必要です。
実は2つのビザがあり、それぞれの必要書類も在京タイ王国大使館に詳しく掲載されているので、ご確認を
「タイ特別観光ビザ」は、一時期日本在住者の取得が可能でしたが、11月2日から日本の状況がタイが認める感染縮小した国に値せず、しばらく取得ができないことになりました。これは15日に一度、見直しがあるので希望を持ちましょう。でも、この「特別観光ビザ」・・・はっきり言って、書類集めるだけで、泣けてくるくらい大変です。また、財産的なことや通帳の残高証明といったプライバシーにかなり踏み込んだ内容の報告をする必要があり、筆者のような常時金欠者の入国が受け入れられるのだろうかと、途方にくれます。
それよりも少しハードルが低い「タイ観光ビザ」を取得することは、なぜか今も日本在住者の取得は可能です。
タイもやはり、もう少し緩和してもらわないと、ちょっとハードルが高い国ではありますね。
入国時のPCR検査や隔離措置はあるの?
入国前
・入国時に必要なものを全て揃える。必要なものは以下
1 ビザもしくは再入国許可証があるパスポート
2 入国許可証(COE:Certificate of Entry)
3 記入済みの申告書 (Declaration Form) (原本)
4 英文の搭乗可能健康証明書(Fit to Fly or Fit to Travel Health Certificate)(原本)
5 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書 (原本)
6 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む$10万もしくは1,100万円以上の治療補償額の英文医療保険証
7 ASQホテル(14日間隔離施設)の予約確認書
入国検閲時
・必要書類のチェック
入国後
・予約済みの政府指定施設(ASQホテル)での14日間隔離
・隔離施設でのPCR検査2回
ここで諦める人が多い
タイへは2020年11月現在、特別便でのみの渡航
タイ民間航空局は現在、タイ王国に入国する国際旅客便を制限中です。日本在住者が渡航する場合、事前にタイ政府が許可した特別便のみ認められています。
これまでは、成田・羽田発のみでしたが、関西空港からも特別便が飛ぶことになりました。
特別便の予約についてはこちらから!
バンコクに行ったら必見のワットアルンの夜景
台湾
親日家が多く、現地の人に、日本語で話しかけられることも多い台湾。夜市の屋台でB級グルメを食べ歩いたり、台北101など摩天楼がひしめく大都市の夜景を楽しんだり『千と千尋の神隠し』のモデルの一つと言われる九份でレトロな街並みを眺めながらお茶を楽しんだり、お寺巡りを楽しんだり・・・ノスタルジックな町並みの中でのんびりと楽しむ時間が何よりも楽しい!
台湾も新型コロナウィルスの抑え込みには成功した国の一つ。11月に入っても新規感染者は多い日でも4人。そのため、国外からのウィルス流入にはかなり気を使っている国の一つと言えるでしょう。
日本から近いこともあり、いつでも気軽に行けていたのは、事前のビザ申請という面倒なことがなかったから。
そんな台湾ですが、残念ながら観光と就学での入国を制限しています。
ビザ・特別入国許可の申請
現在台湾に入国できるのは、ビジネス目的、親族訪問、研修、国際会議や展覧会への出席、国際交流事業、ボランティア、布教活動、ワーキングホリデー、青少年交流、求職目的のみ。
その場合必要になってくるのはビザと特別入国許可。もちろんたくさんの書類が必要です。上の理由で台湾にすぐにでも飛ばなければならない人は、台北駐日経済文化代表処のサイトを参照のこと!
もちろん14日間の隔離措置・PCR検査陰性証明の提出なども含まれとても厳しい入国状況。11月以降は寒くなることから水際対策にはなお慎重になっているようです。
圧巻の姿で魅せる台北101
ベトナム
バイクが行き交う活気あふれる都市ホーチミンや、ブーゲンビリアの花が歴史的建造物を彩り夜はランタンがほのかに灯る世界遺産・ホイアン、ビーチリゾートではダナンやニャチャン、圧倒的な自然美と奇岩が魅せるハロン湾など、景色を見ただけで行きたくなるベトナム。
ヘルシーなベトナム料理は女性に人気で、本場のベトナム料理を食べに行きたい!という人も多いグルメな国でもあります。
2020年11月現在、日本在住者がベトナムへ入国するには事前許可番号(Visa Approval/Reference Number)を取得した上で、ビザ申請をし、無事にビザを受け取れた人のみ入国できます。ちなみに観光ビザには事前許可番号はなく、残念ながら観光での入国はできません。
それでも固く閉ざされていた日本からの渡航に対し、10月19日、日本・ベトナムの首脳会談において、両国でビジネストラックの運用開始と、双方での定期旅客便の再開に合意。日本で隔離が免除される短期ビジネス出張についても行き来が始まります。
ハロン湾の素晴らしい景観
中国
政治的には様々な面で注目される中国。「中国4000年の歴史」という言葉通り、万里の長城、兵馬俑、紫禁城、天安門などあまりにも有名な世界遺産、歴史的建築群があり、観光資源が豊富!ただし、国土が広すぎて「ここってどこにあるの?」「どうまわれば効率的なの?」と悩んでしまいがちな中国。日本人には高層ビルと西洋的歴史的建造物が並ぶバンド地区(外灘)、海のコントラストがエキゾチックな上海や、首都北京がツアーでは行きやすい国。また日本とは異なる共産党の国ということもあり、カルチャーギャップや歴史的背景も気になるところ。 そんな中国に入国できるのは現在、以下のみ!
◆外交、公務、礼遇、乗務員(C)ビザを所持する外国人
◆2020年3月28日以降に発行された有効なビザを所持する外国人
◆永久居留許可を所持する外国人
◆中国の商務(工作)、私人事務及び家族訪問(団聚)の有効な居留許可を有する外国人
ご想像通り、観光での入国は全くできません。上の条件を全て満たした主にビジネス関連の人たちの行き来であり、14日間の隔離措置やPCR検査の陰性証明も必要です。こんなに限られた状態でも中国は人口が多く、中国・日本にそれぞれに家族がいる方の行き来が多いため、日本と中国を結ぶわずかな航空便は常に満席。そのため手配するのに1シート30万円程度かかるそうな。
筆者の友人も駐在が決まったと言うのに、未だ行けない状態が続いております・・・。 観光再開まで、いや、行かねばならない人がまず行けるようになるまで見守りましょう。
転勤で行く必要がある人さえも一部行けないというのは・・・厳しすぎですね。
ラストエンペラーの世界。紫禁城
香港・マカオ
香港
新型コロナウィルス感染拡大前から民主化デモが起こり注目を集めていましたが「観光」という意味では打撃となってしまった香港。7月から8月にかけて感染拡大のピークを迎えましたが、11月現在、新規感染者は多い日で7人と、収束を迎えているように見えます。
美しい夜景、香港グルメ、ブランドショッピング。そして最先端の都会の中にも、昔ながらの商店や食堂が軒を連ね、多くの国の旅行者に愛されています。
香港入境:2020年11月現在、香港居民(香港IDもしくは査証保有者)中国本土、マカオ、台湾からの入境のみ可能。もちろん入境後には14日間の強制検疫があります。この措置は2021年12月31日まで続けられ、日本からの入境は2020年内には不可能ではないかと言われています。
2021年に期待を賭けましょう。
香港国際空港は、同一の航空券での搭乗に限りトランジット可能。世界でも有数のハブ空港だけに、これだけは活かしておきたいところ。中国本土行きのトランジットは不可。
2021年は美しい夜景とグルメを楽しみに行こう!
マカオ
香港とセットで旅行に行く人が大多数を占める絢爛豪華な都市、マカオ。カジノや超高層ビルの建ち並ぶギラギラした都市部のイメージと、元ボルトガル領だった旧市街の印象は全く異なり、石畳や建物の色は、まるでポルトガルの首都・リスボンにワープしたような不思議な感覚に。
マカオへの入境:マカオ居民(マカオID所持者のみ、ブルーカード保持者は含まない)及び香港永住ID保持者のみ入境可。入境後14日間の医学観察と事前のPCR検査を含む新型コロナウィルス陰性証明書の取得が必要。外国人はどんな理由でも入境不可。
また、 マカオ国際空港はトランジットサービスを無期限で停止しています。
観光どころか外国人は入境不可・・・こちらも2021年に賭けましょう!
ギラギラ感のある都市部とモロにポルトガルな旧市街のミスマッチが魅力
ブルネイ
ブルネイ・・・ってどこ?という人、多いかと思います。今回のレベル3からレベル2になったことで俄然注目を集めた国の中のひとつではありますが、てっきり中東のどこかにあるのかと思っていたら、ボルネオ島北部にあり、周囲をマレーシアと南シナ海に囲まれた、三重県と同面積の小さな国でした。れっきとしたアジアの国です。
ブルネイで最も有名なのはイケメンのマティーン王子!それだけかよ!ではなく、沈没船が多く残る海はアドベンチャー好きのダイバーにとって最高のダイビングスポット。石油や天然ガスなどの天然資源に恵まれ、お金持ちの国、としても知られています。
ブルネイも残念ながら外国人の観光での入国を禁じています。入国できるのは
(1)重要なビジネス(公務含む)
(2)学生
(3)医療目的滞在者
(4)ブルネイ在住者の両親・配偶者・その他近親者で特別な配慮が必要な者
以上の人々は「ブルネイ入国者向けトラベルパス(ETP)」で入国できますが、申請も大変な上、14日間の隔離も事前PCR検査の陰性証明書も必要。「トラベルパス」とついていれば、観光で入れると思いがちですが、全くそんなことはありません。
未知なる国、ブルネイ。2021年はマレーシアと合わせて訪れたいものです。
ブルネイで最も有名なゴールドモスク
レベル2になった国は海外旅行の第1候補国!
「レベル2になった国って言うから旅行できるかと思ってたら何言ってんだ!ガッカリだ!」
・・・怒らないでっ!といか筆者も最初「ガッカリだ!」と叫びました。いや皆そう思うでしょう。しかも相手国の入国制限の厳しさには口をあんぐりあけてしまいますよね。
「なんなのよ!事前ビザ申請の複雑な書類!ぷんすか。」
とはいえ日本もビザの発給を止めています。つまりアジアはほぼ同じ条件。ビジネスの行き来をかろうじて許している程度なのです。しつこいようですが、それでも日本が渡航制限を引き下げたのは新型コロナウィルス感染拡大以降、初のことです。海外との行き来、そして海外旅行への第一歩であることに違いはありません。
当然レベル2になった国は、感染リスクが低く、特にアジアのレベル2になった国は、大部分が観光立国。一日も早く観光客が戻って来る日を待ち望んでいます。自国の隔離措置などを免除、もしくは短縮しないままでいられるわけがありません。今回日本がレベル2にした国こそが、記念すべきあなたの海外旅行の再開第1回目になる可能性が高いのです!
もちろん今すぐには行けませんが、どこよりも早く海外旅行に行ける確率が高い!
こうなったらもう、レベル2になった国の2021年の海外旅行のリサーチを開始しましょう!
「今」の予約で2021年のツアーが激安に!
気付いている人は既に気付いていると思うのですが、コロナ禍の今、海外旅行のツアーの料金が「大暴落」しています。例えば2020年11月時点で2021年の旅行を予約すると、ゴールデンウイークは「そんな値段でゴールデンウィークのピーク時に旅行して良いの?」という料金だし、平日発の旅行なんて「何この値段!?国内旅行より安くない?」という世界。ちなみにツアーによってはもう2021年の夏休みやシルバーウィークまで予約できちゃうんですって!
「確かにそうだね!行きたい国を日本が渡航制限レベル1に引き下げて、そして行きたい国が入国制限を緩和したら予約しよう!」と思った人も多いでしょう。
でも、この信じられないほど安いツアー料金は、新型コロナウィルスの影響で海外に行ける状況ではない中で、弱気に出している料金(あっ!言っちゃった)。
日本が渡航制限を引き下げ、入国後の制限を緩和した瞬間に、いきなり跳ね上がります。
何故でしょうか。理由は3つ
◆海外旅行が大好きな人たちが、これまで我慢していた分、一斉にツアー予約や航空券のチケットを取る
◆一番安い価格帯が売り切れても、今まで行けなかった分、多少高くともチケットやツアーを予約する
◆飛行機のキャビン内でもソーシャルディスタンスを取るため、以前よりも席が少ない
うー、くやしい!これまで我慢した分、なんとかレベル2になった国に旅行可能になった時、「コロナ禍」にあやかった激安価格で行くことはできないのでしょうか!
良い方法がありますよ!今、この激安料金で、先の予約を済ませてしまいましょう。
状況が変わらなければ全額返金!トラベル・スタンダード・ジャパンのツアー
そうは言っても日本の渡航制限レベルが1に引き下げられる時期も、渡航国の隔離措置がいつ解除されるのかもわからない今、「来年の予約を今しちゃおうぜ!」なんて、この人おかしいんじゃないの?って今言った人いますよね。聞こえましたよ!
でも・・・この前調べた時に見つけた旅行会社が凄かったので、声を大にして紹介します。
トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーは、日本の渡航制限が「1」に引き下げられない上に、日本の入国後の制限緩和が遅れ、14日間の自己待機を含め、旅行がスケジュール通りにできない状況が続けは、ツアー催行を中止します。
そして返金してくれます!
個人で航空券を購入すると「この人は日本で14日間自己待機しても大丈夫な人なんだ」と判断されるため、日本の入国後の措置が今のままであっても、飛行機は飛ぶし、返金はしてくれません。
しかし!ツアーは違います。予定していた通りの日程で旅行が催行できなければ、成立しないのです。トラベル・スタンダード・ジャパンなら旅行直前に「これは催行できそうもない」と判断した場合、「ツアーが中止になったので、返金致します」という電話が予約担当者からかかってくるので安心です。
「新型コロナウィルスのおかげ」のこのツアー料金で海外旅行ができるチャンスは2度とありません。
「お金が返ってこないから予約できない」と思う方は断然トラベル・スタンダード・ジャパンのツアーで2021年の少し先の旅、ゴールデンウイークや夏休みの予約をしておくことをおすすめしたいのです。
※ツアーエリアにより一部返金できない料金が発生する場合があります※直前の個人判断による旅行のキャンセルについては返金できません※返金に関する詳細はお気軽にお問い合わせください。
40日前までならキャンセルも全額返金!
とはいえ、ツアー中止の返金の場合は、出発ギリギリ。自分の判断でキャンセルできる時期があれば、同じレベル2の国の中でも先にレベル1になる国や、隔離措置を排除した国から先に行きたい・・・状況を確認しながら行き先を決めるのに・・・。
キャンセルをして、返金してくれるのなら予約する!・・・というあなた!
わかります、わかります!筆者もそのタイプです!するとますますトラベル・スタンダード・ジャパンのツアーがイイですね。
なんと40日前までのキャンセルなら、返金してくれます!エリアによっては30日前までキャンセル受付してくれるので、もう問い合わせちゃった方が良いかも。
ただし、国内移動手段のチケットやオプショナルツアーの予約、エリアなどによっては、この条件を満たさないものもあり、一部返金できない料金が出てくることもあります。そこは予めご了承くださいね!
これなら2021年のゴールデンウィークや夏休みなど、かなり先の旅行の予約を、今だけしか出ない底値で予約しても、自己判断ができますよね。あっ!その場合、キャンセルの有効の日は忘れないようにしておきましょうね。
予約しても損しない!これなら安心して予約できます!
レベル2になった国の中からコスパ最高ツアーをご紹介!
今回レベル2になった国の中から特に「このコスパは凄い!」と思った2021年のツアーをご紹介。損しないなら予約を抑えるだけ抑えて、あとはプランを立てながら、旅の再開を待ちましょう!
タイ
まずは今回紹介した国の中で唯一観光客受け入れを始めているタイから!
タイは魅力的な都市がたくさんありますが、このコロナ禍で最もコスパが高いのがプーケット島やサムイ島のアイランドリゾート。ローコストキャリアではなく、評価の高いキャセイパシフィック航空やシンガポール航空利用のツアーでも、今予約してしまえば「え?今までそんな値段で行けたっけ?」という値段で行けちゃいます。このコスパはほんっとに今だけ!
プーケットはキャセイパシフィック航空利用でゴールデンウィークが始まる4月後半でも48800円から。シーズンを外せば3万円台のツアーもあります。通常ならこのキャリアだと渡航費の半額程度の金額です。有り得ない・・・。
プーケットの3つのビーチが見渡せるビューポイント
サムイ島の空港はバンコクエアウェイズと言う航空会社がほぼ独占しているため、通常ならサムイ島の空港に乗り入れるツアーはお高め。筆者は泣く泣くローコストキャリアで近郊の空港に着き、バスと船でサムイ島に渡ったことがあります。
でも・・・今ならシンガポール航空利用で5万円台から!しかもホテルは安くても人気のホテルが多し。コロナ前ならこんな値段で良い航空会社のサムイ島のツアーは見つけられなかった・・・。本当に「今」がチャンスです!
手つかずの自然と素朴な街並み、澄み切った海が魅力
シンガポール
美しき庭園都市シンガポール!今ならシンガポール航空利用でも5万円台からと言う衝撃の安さのツアーがずらり。でも、海外旅行一発目をキメるなら、やっぱりあのホテルじゃないですか?うふふふ!
そう!マリーナベイサンズです。海外旅行再開一発目でマリーナベイサンズに泊まった、と言えば、ちょっとした自慢。それに何か2021年こそ、イイことがありそうな気分になっちゃうのは単純ですかねえ。「でもお高いんでしょう?」って、テレビショッピングみたいなことを言っているアナタ。今、2021年のツアー予約をしてしまえば79000円からありますよ!
凄い存在感!シンガポールはここに泊まりたい!
「マリーナベイサンズは見るものだ。泊まっていては姿が見えぬ」というアナタ。その通り!シンガポールには星の数ほど素敵なホテルがありますよね。自分で選びたい!という人は、旅の目的に合わせてこちらからどうぞ。表示されてなくても夏休みや秋まで予約できるツアーもあるので、まずは気楽にお問い合わせを!
ホーカーズで屋台グルメを堪能したーい!
台湾
みんな大好き(?)台湾!夜市で食い倒れたり「千と千尋の神隠し」の舞台のひとつと言われる九份でお茶を飲んだり、ランタンも上げたいなー・・・。 でも台北で泊まるなら、あの宮殿みたいなホテルに泊まりたいんですよ。そう。グランドホテル(圓山大飯店)!でも5つ星だしお高いんでしょう?なんて、自分もテレビショッピングみたいに呟いていたら、このコロナ禍で安くてびっくりですよ。
しかもこれもローコストキャリアではございませんっ!キャセイパシフィック利用で43000円から、チャイナエアラインで44000円から!どちらも直行便の上評価も高い。こんな値段であの宮殿に泊まれるなんて―・・・。
これよこれ!
とはいえ台湾にも、たっくさん素敵なホテルもあるし、選びたいですよね。最新のおしゃれホテルもあるし。しかも一番リーズナブルなホテルに泊まっても31000円から!五つ星ホテルとそんなに大差ないのが嬉しいじゃないですか。海外旅行一発目なら、ちょっと贅沢してもいいかも。
憧れの九份!
香港
3泊4日で香港25,800円からですって!?しかもホテルも物価の高い香港なのに、ホテルもついてこの値段。香港エクスプレス航空はLCCではありますが、通常飛行機運賃だけでこれくらいは取られますよ!しかも時期が悪ければもっと高い。この値段で香港旅行できるなんて、むしろ新型コロナウィルスのおかげ?と誤った方向に感謝してしまいそうな価格です。
フラッグキャリアであるキャセイパシフィック航空利用のツアーでも35,000円から!これは安すぎでしょう?
ラグジュアリーホテルステイも、香港ディズニーランドのホテルの利用ツアーも今なら激安!香港・マカオ両方5つ星ホテルに泊まるゴージャスツアーも10万円台! さあ、あなたの好きな香港旅行はどれ?悩みながら選んでくださいね!
また、料金は2020年3月までしか出ていないツアーもありますが、ゴールデンウィークや夏休みの問い合わせも可能。見積もり・予約ができるツアーもあるので、遠慮なく問い合わせて見ましょう。
ベトナム
ベトナムは話題のインスタスポットとビーチが楽しめるダナンはいかが?見た目もびっくり「ゴールデンブリッジ」の「神の手」。ダナンビーチは、アメリカのフォーブス誌が選定する「世界の魅惑のビーチベスト6」に選ばれたこともある実力派ビーチ。サラサラの白い砂浜が50kmも続きます。ほかにも王朝があった五行山など見どころだらけ!ベトナム航空利用で39500円から!LCCのツアーではありませんぞ!安すぎてびっくり。
何だこりゃ?の迫力
ほかにも女子旅で行きたいランタンの美しいホイアンなど、おすすめの都市がいっぱい。ただコロナ禍で利用する航空会社によっては出揃っていないツアーもあるようです。やはりベトナムの活気がガンガン伝わるホーチミンにも行ってみたいし、ローコストキャリア同等の値段でベトナム航空利用のツアーがあるのが今の魅力。人気のシーズンも取り放題なので今のうちにゲットしたいですね!
アオザイも作りたーい!