GoToトラベルまた変更!11月からビジネス利用対象外!7泊以上も対象外!11月23日最新情報
GoToトラベルキャンペーン11月からの変更事項をまとめました。ビジネス利用・7泊以上・免許取得合宿や研修旅行・特典内容が宿泊料金を超える商品付き宿泊プランが対象外に!日本1周ツアーや自動車学校合宿プランを予約しようとしていた人はガッカリ!また飲食人数制限やバス車内での食事禁止、21日には感染拡大のため一時予約停止の発表も!
- GoToトラベルキャンペーン11月からまた変更点続出!
- 支援対象となる旅行商品の基準・考え方について明確化
- 11月1日から対象外となる旅行商品
- 11月6日から対象外となる旅行商品
- 最も線引きが難しい?ビジネス利用対象の宿泊について※11月18日最新情報
- 宿泊施設は会社名の領収書発行を拒否※11月18日最新情報
- 11月17日から泊数制限も!1回の旅行で7泊分までが支援対象
- 旅行者よりもGoToトラベル参加事業者に対しての制限多し
- 11月7日より電子クーポンもプチ変更!
- 感染拡大にともない食事をする人数を制限!※11月18日最新情報
- 団体ツアーはバス内の食事禁止!※11月18日最新情報
- 感染拡大エリアの予約を一時停止に!※11月23日最新情報
- 正しいGoToトラベル商品を自由自在にアレンジしてくれる旅行会社発見!
- 11月の動きを動画で確認したい人はコチラ
GoToトラベルキャンペーン11月からまた変更点続出!
7月22日から始まったGoToトラベルキャンペーン。今やすっかり当たり前の光景として、観光地には人の賑わいがもどり、「GoToトラベルでどこか行った?」「◎◎温泉に、GoToしてきたよぉ」「▽▲ホテルがびっくりするほど安くなった!」などなど、当たり前のように会話の中に出てきて身近な存在になりつつありますね。
GoToトラベルキャンペーンは7月22日から新型コロナウィルス感染拡大の影響で大きな打撃を受けた日本の観光事業者や地方を救うため、国民の旅費を半額支援することで、何度も旅行に出かけられる環境にする事業。
まだ利用していないので詳しく知らないという人は以下のブログをチェック!
新型コロナウィルスなるものがこの世に登場しなければ、なかった事業であるがために、開始当初から変更事項や説明不足が相次ぎ、国民的には「???」となることも多い事業でした。そう、東京在住者にとっては自分たちの税金なのに制度が使えないという「東京除外」という屈辱的な出来事もありましたよね・・・。しかし11月18日時点では無事に全国レベルで同等の援助が受けられています。「除外」という意味では感染拡大著しい札幌の状況には、ハラハラドキドキ。東京のように除外となるのか、それとも今後は除外対象都道府県を増やさない方針なのか、目が離せません。
このように、GoToトラベルキャンペーンは感染拡大状況や、各GoToトラベルキャンペーン参加事業者の利用状況の事務局への報告内容に合わせ、変更事項が増えていく事業です。
10月のクーポン導入以降、もう大丈夫かな?と思っていたものの、そう甘くはなかった!11月1日から11月18日まで、またまた変更点が出てきますよ!これまで事務局が定める内容で「それならこんなツアーができるんじゃないか?」「こんなプランもOKだよね!」と、各事業者がニーズに合わせて企画立てしてきた対象ツアーやホテルの宿泊プラン内容の一部が、対象外となってしまうことになったのです!
また、感染拡大に合わせた微妙な変更も出てきています。これからの旅をお得に続けるために、要チェックです!
GoToトラベルキャンペーンは毎月何かあるものだと理解すべし
支援対象となる旅行商品の基準・考え方について明確化
国土交通省は10月29日、GoToトラベルキャンペーンの支援対象となる旅行商品の基準・考え方について明確にしました。
旅行商品については、現行の取扱要領に基づいて、個別具体に支援の対象外とするか否かを判断することとしていますが、一部の参加事業者において、観光を主な目的としているとは言えない旅行商品等の販売が確認されている状況を踏まえ、その基準・考え方を明確化することとします。
また、事業開始時においては、観光・ビジネスの別を問わず、人の動きが激減していたことから、ビジネスを目的とした旅行についても支援の対象としておりましたが、人の動きが回復してきている中、更なる観光需要の喚起の観点から、ビジネスを目的とした旅行については、本事業の利用を控えていただくよう、必要な措置を講じることとします。
※国土交通省Go To トラベル事業の利用実績等についてより引用
さて、政府が明らかにしたGoToトラベルキャンペーンの具体的な支援対象とはどのようなものなのでしょうか?
必要な措置を講じる・・・ってなんかビビる
対象商品はどんなものを指すの?
GoToトラベルキャンペーン事務局が対象商品として適切であると認める旅行商品は以下
① 観光を主たる目的としていること
② 感染拡大防止の観点から問題がないこと
③ 旅行商品に含まれる商品やサービスの価額が通常の宿泊料金の水準を超えないこと
④ 旅行者自身が旅行期間中に購入又は利用するものであること
さらに社会通念上の観点も含めて総合的に判断するとのこと。GoToトラベルキャンペーンは国家事業。使われているのは税金であることを考えれば、当然のものばかりではありますね。
対象除外となる旅行商品は?
明確化された対象商品を踏まえ、11月から対象外となる旅行商品はコチラ。代表的な除外されたツアーだけを明記していますが、他にもGoToトラベルキャンペーン事務局が適正ではないと判断すれば対象外になるとのこと。
①換金性の高いもの
・金券類が含まれるツアー(商品例:QUOカード等)※一例です
②通常の宿泊料金(1万円程度)を著しく超える、館内のルームサービスや食事等で宿泊期間外も利用できるホテルクレジット(3万円程度)付宿泊プラン※一例です
③通常の宿泊料金(5000円程度)を著しく超える商品(3万円程度)付の宿泊プラン※一例です
④ヨガライセンス講習(4泊5日20万円から)、英会話講習付き宿泊プラン(2泊3日2万8000円)、ダイビング免許付き宿泊プラン(5~10万円)※一例です
上に当てはまる旅行商品は11月6日(金)の予約・販売分より支援対象外となります。
ただし、旅行代金(宿泊・交通費)と支援対象外の部分とを明確に区分して販売するものについては、対象となる部分のみ支援対象になるので「何が何でもダメ!」という訳ではないとのこと。
11月1日から対象外となる旅行商品
10月29日の明確化を前に、対象除外となった商品もあります。逆にこれが参考となり、研修系の合宿などが対象外となるきっかけとなったと言えます。
自動車免許合宿商品
自動車免許取得にポピュラーな方法でもある、自動車運転免許講習合宿。GoToトラベルキャンペーン開始当初は、テレビやメディアで「画期的!」と話題になり、GoToトラベルキャンペーン期間中に免許を取得しようと思った人も大勢いることでしょう。いや、もう取った人もいるのでは?
このプランは合宿の大部分を免許講習等が占めると推察され、GoToトラベルキャンペーンで定める「旅行が重たる目標」ではなく、国家資格である自動車運転免許を取得することが重たる目標。
そのため 2020年11月1日(日)0時以降に申込みされたツアーについては支援の対象外に!
なお、免許講習費用等と旅行代金(宿泊・交通費)について明確に区分して販売される商品については、対象となる旅行の部分のみ支援の対象になります。申し込みを考えている人は販売会社(旅行会社・旅行予約サイト等)へ事前にお問い合わせを。
確かに旅費部分だけの援助ならともかく、自動車学校が得する免許講習代までをGoToトラベルキャンペーンの予算・・・つまり私たちの税金で賄うことはないでしょう。計画を立てていた人やGoToトラベルキャンペーンを利用して免許を取得した人には申し訳ないのですが、これは最初からない方が良かったのかも?
何だかとてつもなく感動的?
11月6日から対象外となる旅行商品
コンパニオンサービスを含む旅行商品
出ました!あると思ってた(笑)!
コンパニオンサービスを含む旅行商品の対象外。大手旅行予約サイトなど目に触れる部分には倫理上滅多に載っていませんが、公式サイトには堂々と載せちゃってる宿泊施設も多く見かけます。これをGoToトラベルキャンペーン対象としているのは、確かに大問題。
免許の例でいくと、宿泊費とコンパニオンサービス、どちらがお高いの?ということになります。
更にそれだけではありません。旅行者に対して接待等を行うことを主な目的としているため、GoToトラベルキャンペーン参加の際に参加事業者と旅行者に求めている「感染拡大防止」の徹底から逸脱した内容と見なしています。
ただし、宿泊施設がGoToトラベルキャンペーンのガイドラインを守り、感染拡大防止の対策を行った上で提供するものについて、接待等を伴うコンパニオンサービスの費用部分と宿泊料金を切り分けて販売する分には、宿泊料金部分のみが支援の対象に。
確かにコンパニオンの接待費とそれ以上(笑)に、私たちの税金を使うなんてもってのほか!本当は切り離しても許可してほしくないけど、これは宿泊施設の経営問題なので、口は挟めません。
まあ、11月6日以降は旅費はきちんと補助してもらって、きちんと感染対策が取れた旅館で、殿方のお楽しみは援助に頼らず、きちんと自分でお金を払ってください。
字余り・・・
宿泊プランやツアー内容の特典が旅行よりも魅力的?な旅行商品
上で説明した以下のツアーや宿泊プランを、もう一度おさらい!
①換金性の高いもの
・金券類が含まれるツアー(商品例:QUOカード等)
②通常の宿泊料金(1万円程度)を著しく超える、館内のルームサービスや食事等で宿泊期間外も利用できるホテルクレジット(3万円程度)付宿泊プラン
③通常の宿泊料金(5000円程度)を著しく超える商品(3万円程度)付の宿泊プラン
援助部分を特典で追加することで、1泊1人上限2万円もうけてもらおう、いや、援助していただいてください・・・という宿泊施設や旅行会社からの愛情でもありましたが、これは「旅」に値しない部分が大きく、11月6日から対象外に。
QUOカードほか金券は、いつでもどこでも使えるので、その土地のためになるかと言い切れず、いつでも使える宿泊施設内のルームサービスであれば、GoToトラベルキャンペーンの援助内で、GoToトラベルキャンペーン後も使える上に、下手すれば錬金術に使われる可能性も。
今回、宿泊料金以外の商品が付くプランの中には、1万円の宿泊に、なんと3万円相当のおせち料理が元旦前に自宅に届くという宿泊プランもあったのだそう。それじゃ「旅行」じゃありませんよね!
ちなみにこのおせち料理を宿泊中に食べるものであれば、対象だったそうで、なんで秋におせち料理を部屋で食べなくちゃならないわけ?・・・ということで成立ならず。
おせち付プランを「対象」で続けるとこうなる
研修・講習・免許取得のためのツアーや宿泊プラン
自動車免許合宿の除外から、だったらこれも対象では?と上がって来たであろう、前述のヨガライセンス講習や、英会話講習付き宿泊プラン、ダイビング免許付き宿泊プランなどの「学び」や「免許取得」のツアーと宿泊プラン。
これも料金の中に「講習」や「研修」が多分に含まれているということで除外!
ただし宿泊はいくら、講習や研修がいくらと別々になっていて、宿泊部分や交通にかかる部分が明確になっていれば、ツアーであれば交通・宿泊のセット部分、宿泊プランであれば宿泊費の部分だけがGoToトラベルキャンペーンの対象になるということ。
英会話講習付きプランを出していたホテルの中には、ホテルのスタッフが全て英語でサービスを対応し、質問にも全部英語で答え、もちろんゲストにも英語で話してもらうという「講習」ではない「サービス」だ、というスタンスに切り替えたホテルも。涙ぐましい努力です。
英語だけで対応するプランを間違って選ぶと大変そう・・・
ちょっと待て!ダイエットプランやエステ付きプランはどうなるの?
ちょっと待った!宿泊プランによくある「ダイエットプラン」「2泊3日ダイエットプラン」や、エステ付きのプランはどうなるの?
在宅勤務が長く、お腹の脂肪に耐えられなくなってきた筆者、とある高原のホテルのダイエットプランを申し込もうといきり立っていたところ。GoToトラベルキャンペーンを利用して痩せてやろうじゃないの。・・・と企んでいたわけですよ。
そもそも在宅勤務は新型コロナウィルスの感染が拡大しなければなかったこと。つまりぃ、この憎き腹の脂肪は「新型コロナウィルス拡大のために打撃を受けた物」の一つではないのっ?その間に何を食べたかとか酒をどれくらいかっくらったか、という自分の責任は無視して、燃え上がる使命感。
ここはGoToトラベルキャンペーン事務局に電話だ!と・・・問い合わせをしてみました。
自分の税金で贅肉落として何が悪い!あっ!ラップできたかも。
GoToトラベルキャンペーン事務局との電話内容
―あのう。11月6日から色々な変更があったじゃないですか。私、ホテルの2泊3日ダイエットプランを申し込もうとしているのですが、これってGoToトラベルキャンペーンの対象外になりますか?
GOTOトラベル事務局:そのホテル様は「GoToトラベルキャンペーン」の参加ホテルでしょうか?
―はいっ!参加しています。
GOTOトラベル事務局:確認させていただきますので、少々お待ちください
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪さわやかな保留音♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
GoToトラベルキャンペーンの保留音が水戸黄門のテーマソングだったらみんなどんな反応するだろう。じーんせい、楽ありゃ、苦ーもあるさー・・・とかGoToトラベルキャンペーンにぴったりじゃーん・・・でもまず前奏で噴き出すな。とか色々想像して待つ。
GOTOトラベル事務局:お待たせしました。ダイエットメインの宿泊はヨガの講習と同じ扱いになります。
―えっ?ヨガ講習でヨガの免許を取るプランは対象外って聞いたけれど、断食コースとかデトックス講習も対象外なんですか?
GOTOトラベル事務局:ダイエットに関する講習にも金額がかかっているので、対象外となります。もしその講習が、宿泊料いくら、ダイエット講習いくらと分かれていれば、宿泊料金は対象になります。
同じこと考えてた人、いるよね!
―他にもエステ付きのプランがあって、痩身エステ付きのものもあるのですが、エステ付きプランはどうなるのですか?
GOTOトラベル事務局:しょっ・・・少々お待ちください。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪さわやかな保留音♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
GoToトラベルキャンペーンの保留音が戦隊モノのテーマソングだったら、みんなどんな反応するだろう。戦えー、レッド!とか。再度想像して待つ。きっとGoToトラベルキャンペーン事務局の皆さんも、決め事が変わるたびに大変なんだろうな。そうだよな・・・
GOTOトラベル事務局:お待たせしました。エステはホテルのサービスになるため、対象内です。
―ダイエットプランはサービスではなくて、痩身エステ付きプランはサービス・・・。
GOTOトラベル事務局:はい。微妙な線引きでわかりづらいと思うのですが・・・。ただしエステの内容も1万円程度の内容であれば対象、という規定があります。
―な、なるほど・・・わ、わかりました。
贅肉を落とすために税金を使おうと企んでいた人は、ぜひ1万円程度の痩身エステ付の宿泊プランを探していただきたい。断食コースとか集中エステ修行コースみたいなのは、対象外ですってよ、奥さん!
最も線引きが難しい?ビジネス利用対象の宿泊について※11月18日最新情報
同じく11月6日から対象外とされる「ビジネス目的の利用」について・・・これは大変ですよね。
「ビジネスを目的とした旅行についても支援の対象としておりましたが、人の動きが回復してきている中、更なる観光需要の喚起の観点から、ビジネスを目的とした旅行については、本事業の利用を控えていただくよう、必要な措置を講じることとします。」
・・・との国土交通省のお達しですけど、これってどうやって線引きをするのでしょう。
GoToトラベルキャンペーン利用対象外になるのは、企業が旅行費用を負担するビジネス出張。確かに企業が支払うものを「日本在住者の旅費を半額負担するもので旅行を喚起する」扱いにするのはいかがなものか・・・しかもその出張のおかげで、契約が決まり、その企業に利益がもたらされた場合、やっぱり違う!
とはいえ、GoToトラベルキャンペーン事務局も、この線引きはとても難しいと考えていて、GoToトラベルキャンペーン参加事業者に、ビジネス対象の商品を出さないように以下をお願いすることが限度となりそうです。出張であっても、出張者が個人でホテルを取り、領収書を提出して会社から経費をもらう企業の場合は、発見は無理。
以下のことはキャンペーン参画の事業者は守らなければなりません。
◆ホテルや旅行会社のホームページ等で「ビジネス目的での利用はできない」とわかりやすく掲示する
◆ホテルや旅行会社で「出張パック」や「法人カード決済」など、法人利用を前提とした旅行商品をGoToトラベルキャンペーン対象としない
◆法人の出張手配専門の予約サイトからの予約を割引の対象外にする
宿泊施設がビジネス関係者か否かを見分けなければダメ?
東京旅行と東京在住者が「GoToトラベルキャンペーン対象外」となった時には、宿泊施設側が在住者証明などを提出させ、判断させられていました。今回の「ビジネス利用なのか否か」に対しては、宿泊施設で旅行者がどちらなのかを確認する必要はありません。
もしスーツでホテルに入ったら割引対象外になるようだったら、着替えをスーツケースに入れてホテルに戻る前に私服に着替えるでしょうし・・・ホテル側でゲストをチェックして対象外にするのは・・・まあ、無理でしょう。
双方のむなしい努力は必要ありません・・・
えっ?まさかビジネスホテルは対象外?
最近はシティホテルとビジネスホテルの境界線が非常に分かりづらい。出張費を抑えるためにゲストハウスやカプセルホテルに泊まる人も多いでしょう。だからこそ「どのホテルに泊まったらビジネス」とは言えない状態です。
しかし世間一般的に「ビジネスホテル」と認知されているホテルや不幸にも最初からホテル名に「ビジネスホテル」と銘打っているホテルは、完全に対象外にされてしまうのでしょうか?
そもそもGoToトラベルキャンペーンの割引率は35%、上限2万円まで。誰もが上限2万円近い、もしくはできれば2万円の援助が受けたいと、5つ星ホテルやラグジュアリーホテルに予約が殺到し、お値段安めのホテルは苦戦を強いられてきました。そこにこれ以上、ペナルティを付けてしまうのはあまりにもむごい。
外国人向けの話題性のあるリーズナブルホテルも苦戦中
旅行者でも宿泊費を抑えたい人はビジネスホテルに泊まって旅行を楽しむし、観光目的のツアーでもビジネスホテルに滞在する激安ツアーもたくさん見かけます。
またビジネス客を対象外にするためのルールを作ろうと思えば作れるとは言え、宿泊先での現場で混乱が起きることは間違いなく、各地のビジネスホテルの援助ができなければGoToトラベルキャンペーンの意味も薄れてしまいます。
そんな現状から「ビジネスホテル」自体が対象外になることはありません。これにはホテルサイドもお得に何度も旅行したい人も安心していることでしょう。
ただしビジネスホテルの公式サイトには多くのビジネス客向けプランやQUOカード付プランがあり、ホテル側はGoToトラベルキャンペーン対象外にするプランも多く、対象プランは減りそう。
ビジネスホテル自体が対象外になることはない!
宿泊施設は会社名の領収書発行を拒否※11月18日最新情報
「参加事業者にお願いする」と少し弱いビジネス旅行対象外の対策だと思っていたら、11月13日、GoToトラベルキャンペーン公式サイトに新たな対策が追加されました!
出張につきものの会社名の領収書。今後は宿泊施設側が発行を拒否します。もしそれでもしつこく宿泊施設に「そこをなんとか!」「おねがーい」「出さないとどうなるかわかってるのか?」など、しつこく、そして強引に迫った場合は・・・
◆割引前の宿泊代金を支払わなければならない
◆支払った場合のみ、それに合わせた同額の会社名の領収証等を発行してもらえる
◆未使用の地域共通クーポンの返却
地域共通クーポンを既に使用し、返却ができない場合には、利用者の元にGoToトラベルキャンペーン事務局から地域共通クーポンと同額の請求が来る
◆宿泊施設からGoToトラベル事務局へ旅行者の情報が報告される
※何をされるかは定かではない・・・何されるんだろう??恐い。
外国人向けの話題性のあるリーズナブルホテルはこんな感じ?
例外:修学旅行など教育旅行の学校法人名領収書はOK!
「えーっ!うちの学校、修学旅行をGoToトラベルキャンペーンで安くしてもらおうと思ったのに!領収書もらえないの?」
・・・とお嘆きの修学旅行担当の先生!安心してください。これに関しては、GoToトラベルキャンペーンが教育旅行の支援も対象にしているため、教育旅行に関しての領収証等に学校法人名を記載してもらうことは可能です。
講習や研修料金が大部分を占めるツアーや宿泊プランは対象外だけど、教育旅行は対象。「学び」の部分でもバッサリと分けられてしまった気がする・・・大人の教育旅行じゃないのか・・・。
11月17日から泊数制限も!1回の旅行で7泊分までが支援対象
これまで泊数制限をしていなかったGoToトラベルキャンペーン。11月17日から1回につき7泊までの支援に変更されます。理由は8泊以上の国内旅行の大多数がビジネス客利用であり「観光目的での宿泊がご く少数」だったという利用実態を踏まえての結果だそう。
GoToトラベルキャンペーンの割引を最大限に使った「日本一周28日間の旅」なる旅行を企画していた旅行会社が話題になりましたが、これは対象外に。
ただ確かに「旅行のためのツアー」の場合は確かに7日以上のものは見かけない上に、それこそ日本1周、九州1周、北海道1周・・・のようなものでなければ必要はないのかもしれませんね。それに8泊以上の宿泊を伴う旅行の場合、7泊分までは支援の対象なので、完全に対象外ではありません。
また、ツアーではなく、宿泊で同じホテルに長期滞在するのであれば、2回連続で予約を入れれば、8泊以上の滞在は簡単にできるので、そこには抜け道がありそうですね。
ホテルなら2回分予約入れれば簡単ですよ!
旅行者よりもGoToトラベル参加事業者に対しての制限多し
これまでの変更事項は宿泊者が損をしたり、面倒なことが多かったり、混乱することも多かった印象ですが、11月から変更になるGoToトラベルキャンペーンの変更は、どちらかというとGoToトラベルキャンペーン参加旅行事業者に対しての注意喚起が大半を占めます。
支援対象として適切でないと認められる旅行商品は、既に販売した分を含めて周知の期間を置かず、直ちに給付金の給付対象にはしない場合がある一方で、すでに予約済の旅行者に対しては、例外的に利用を認めるなどの措置を取っています。
また万が一、GoToトラベルキャンペーン事務局の警告や指導に従わず旅行会社やホテルがGoToラベルキャンペーンの対象旅行商品として除外対象の商品を販売し続けた場合には、事業者の参加登録を取り消すこともあり、販売者の責任が大きく問われることになりそうです。
税金を使う以上、対象商品選びは社会的観点も大事!
11月7日より電子クーポンもプチ変更!
11月7日(土)から電子クーポンの発行券種も変更になります。
変更前:1,000円、2,000円、5,000円の3種類
変更後:1,000円単位で1,000〜5,000円まで5種類
実際利用した筆者が感じたのは、コンビニやスーパーで電子クーポンを使う場合、3000円や4000円使いたい場合、2回発券する必要があり、レジの方の時間が取られ、後ろに並んでいる人からのプレッシャーを感じました(笑)。しかも何せ初めての地域共通クーポン。もたついちゃって、もたついちゃって・・・。この措置はそういった現場の声が反映されたものだと思われます。
改良は歓迎です!
感染拡大にともない食事をする人数を制限!※11月18日最新情報
国土交通省は11月17日、国内の新型コロナウィルス感染拡大に伴いGoToトラベルキャンペーン利用の飲食店や宿泊施設での食事の人数制限を発表。
GoToトラベルキャンペーン利用の旅行での宿泊施設や飲食施設での食事は、原則として子どもを除く4人以下。団体旅行で賑やかに一つのテーブルを囲む食事のスタイルはなくなります。
ビッグダディ家のような子だくさん旅行はどうなるのか・・・?
これは地域共通クーポンを使う飲食に対しても同じ。さらに飲食業支援事業「GoToイートキャンペーン」でも、4人以下の制限を検討するように各都道府県に要請しているそうで「GoToトラベルキャンペーン利用の忘年会旅行」「GoToイートキャンペーン利用の忘年会」は微妙に席が離れた構成になる図が想像できます。
ただし誰もが思うことですが、2組別々に予約を取って近い席に座れば、団体と同じ。お店側は断れるのでしょうか。しかも通路を挟んで会話が弾み、必然的に大声になり、飛沫が飛びまくる気も・・・。
子どもの方が圧倒的に多い大家族はどうなる?店舗マターか?
団体ツアーはバス内の食事禁止!※11月18日最新情報
ウィズコロナの旅行。えっ?今までやっていないのか?というか、当たり前なのでは?と思っていた制限がここにきて発表されました。
団体ツアーでのバス旅行で、バス内の食事は禁止。
これはGoToトラベルキャンペーン以前の問題なのではと思ってしまいますが、団体バス旅行は、はっきり言ってとっても「密」。寒くなると窓を開けっぱなしという訳にもいかないでしょう。中には「バスの中でお弁当」というスケジュールがあり、密状態でマスクを取り、会話が弾む行為を行うツアーもあった訳で、旅行会社などが禁止していなかったことに衝撃です。
バスの中でお弁当、という行程がなかったとしても、バスツアーでは「お菓子持ってきたのよぉ、食べましょうよぉ」「おにぎり持ってきたのよぉ、おひとついかが?」なんていう親切なご婦人方も多いし、サービスエリアの美味しそうな地元グルメの誘惑は尋常ではありません。つい「いやー!名物の◎◎団子、買って来ちゃった!食べよう食べよう」なんて人も普通にいます。
GoToトラベルキャンペーン利用のツアー募集の場合は、これらの行為が一切できないことに了承した旅行者だけを募るのも当然ながら、個人旅行で利用する高速バス会社などに関しても、乗客に徹底してもらうなど、GoToトラベルキャンペーン以前の基本姿勢が問われるような気がします。
あれ?そうなると列車内はどうなるの?・・・なんだか様々なことが不安になってきました。GoToトラベルキャンペーンで利用者の増えた新幹線内では、みなさん「きゃっきゃ」と騒ぎながら駅弁をつついています。中には大人数で通路を挟んで会話しながら、駅弁を食べながら騒いでいる人たちも。
バスだけではなく、抜本的な移動中の印象のお話があってしかるべきだと思うのですが・・・それについての発表はありません。発表はなくともコロナ禍の旅行である緊張感は、どんな場面でも持ちながら、旅行を心がけていきましょう!
新型コロナウィルスと共存しながらの旅行。お楽しみは我慢!
感染拡大エリアの予約を一時停止に!※11月23日最新情報
11月21日、4日連続で国内の新型コロナウィルスの1日の新規感染者が過去最多を更新。同日、菅総理大臣が「GoToトラベルキャンペーンについて、感染拡大が一定レベルに達した地域では、都道府県知事と連携し、より強い措置を講じる」と発表。内容は新規予約の一時停止など、とされていますが、具体的にいつから、どのように行われるかの詳細は発表されていません。
しかし11月23日、北海道の鈴木都知事が北海道の中で札幌市を、大阪府の吉村知事が大阪府の中で大阪市内のGoToトラベルキャンペーンを一時停止に向けて動くと発表。最終的な判断は各都道府県の知事に委ねるということで、他県の都知事の発表に注目が集まります。
詳しくは以下のブログを参照してください。
正しいGoToトラベル商品を自由自在にアレンジしてくれる旅行会社発見!
GoToトラベルキャンペーンの規定をかいくぐり「それって旅行喚起になってないじゃない?」とか「予約する人には便利だけど、それって特典の方が受ける援助多くない?」なんてびっくりするような旅行商品を作り、結局対象除外になってしまう旅行会社や宿泊施設が淘汰される今、そして予算が少なくなって来たからと、予約に制限をかけてしまうような旅行会社の事件もあったこの頃、ぶれずにきちんと正しいツアーを販売している旅行会社がホテルが一番安心できます。
日々お得にGoToトラベルキャンペーンしようとリサーチだけは欠かさない筆者が見つけた旅行会社が、とても使えるのでこっそり教えちゃいます。
旅行会社トラベル・スタンダード・ジャパンです。
何が凄いって「GoToトラベルキャンペーンのツアーに好みのホテルがない」「この一番安いツアーでホテルだけ変えてもらうことって可能?しかも全部GoToトラベルキャンペーンの対象にしてもらえる?」なんていうことをやってくれちゃいます。もの凄いアレンジ力。
GoToトラベルキャンペーン取り扱いの旅行会社の対象商品は、ここまで細やかな対応ができない上に、ツアー商品は決まったエアラインやホテルだから安いっていうのが世の定説ですよね。それでも、やってくれます!
トラベル・スタンダード・ジャパン「Go Toトラベルキャンペーン」の商品については、以下のボタンから要チェック!掲載商品は全て割引前。いくらになるか見積もりができる計算機もついてる上に、必ず担当者から確認の電話が入るので「間違って予約しちゃった!」なんてことはない安心のシステムです。
しかも!面倒なGoToトラベルキャンペーンの質問もツアー予約の前に何でも質問してOK!助かるぅ!
ただし今はどこの旅行会社も11月21日に発表された感染拡大エリアの一時停止の内容が決定し、公式に発表されれば、割引対象外となるツアーが出てくるため、新たな情報が入り次第、ここでお知らせします。
担当の人たちが優しくて、思わず泣いちゃうかも
ツアーにないような旅行を、GoToトラベルキャンペーンの対象にしてお得に旅をしたい!しかも個人旅行のように自由自在に旅をしたい・・・なんていう人も多いでしょう?でも面倒ですよね?
何も考えずに楽をしたい!好きなホテルや旅館、対象の交通機関を使いまくったお得な旅をしたい、という人は、トラベル・スタンダード・ジャパンのオーダーメイドフォームから気軽に連絡を!驚くほど安く、GoToトラベルキャンペーンの恩恵をすべて受けられるよう、ツアーを組み上げてくれますよ。
トラベル・スタンダード・ジャパンのオーダーメイドGoToトラベルキャンペーンの旅行で、なんと25万円+地域共通クーポン10万8,000円も得した人の話もあるので、参考にしてみてくださいね!
11月の動きを動画で確認したい人はコチラ