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joker film in new york city

映画『ジョーカー』聖地巡礼!ニューヨークでロケ地巡りを楽しむ海外旅行

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バットマンシリーズ初!ヴィラン(悪敵)が主人公に描かれた映画『ジョーカー(Joker)』が2019年に公開。アカデミー賞をはじめ多くの賞を受賞し、日本でも話題になった作品です。そんな大人気映画のロケ地巡りの詳細をご紹介!この記事ではジョーカーが訪れたニューヨーク近郊を中心に撮影スポットを巡っていきます。映画の見どころや撮影秘話なども記載しておりますので、あわせてお楽しみください♪

映画『ジョーカー』ってどんな映画?

バットマンの宿敵「ジョーカー」の誕生物語

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映画『ジョーカー』のジョーカーは何者?

ジョーカーは、アメリカンコミックの巨頭「DCコミックス」が出版する「バットマン」の宿敵として誕生したキャラクター。映画『ジョーカー(Joker)』は史上初のジョーカーが主人公のストーリーなのです。
今作では主人公のジョーカーことアーサー・フレックが、いかにしてジョーカーという“悪のカリスマ”へ変貌するに至ったのかという過程を描いています。

『ジョーカー』映画詳細

Joker

 

・公開年日:2019年10月

・配給:ワーナー・ブラザース

・製作国:アメリカ

・監督:トッド・フィリップス

「人間らしい」ホアキンジョーカーの魅力

サイコパス狂人の名にふさわしいジョーカー。バットマンシリーズではさも愉快に街を破壊し、容赦なく大切なものを奪い尽くします。まさしくヴィランズの鏡ですね〜。
そんな破天荒ジョーカーの役をこれまで様々な名俳優が演じてきました。が!今回のホアキン・フェニックス演じるジョーカーには「人間らしい」という特別な魅力があります。

笑いたくなくても笑ってしまう脳の障がいを患う主人公アーサー。いろんな人から散々馬鹿にされ、理不尽に苛まれ・・・これ以上もう我慢ならない!と吹っ切れたアーサーの逆襲劇から物語が展開していきます。
アーサーがついにジョーカーとして成り上がり、“世直し”していく光景は見ていて気分爽快!身も心もどっぷりと闇に堕ちていくジョーカーには、ゾクゾクするものがあるでしょう。
映画終盤になると、筆者としては心の底から「生まれてきて良かったねえ」ともはや賛辞を送りたくなります。

たしかにサイコパス要素は否めないけれど(笑)、新ジョーカーには困惑したり苦しんだりと人間らしい一面が垣間見られるのです。これだけ人気たらしめる理由がわかる気がしますね。

ホアキン・フェニックスの凄まじい役作り

ホアキンは映画のために、わずか3ヵ月足らずで体重80kgから56kg(約-24kg)まで減量!以前ホアキンが映画でお世話になったというドクター指導下で、徹底した食事制限が行われました。

安全は確保されているとはいえ、毎日リンゴ1個、レタス、茹で豆だけの超過酷な生活。ダイエット中は変な夢をよく見たり、朝は意識が朦朧としていたとホアキンは語っています。
体力もどんどんすり減っていく中、階段を踊りながら降りていく撮影(例のカッコいいシーン!)では「これからこの階段を降りるのか・・・と30秒くらい立ち止まってしまった」という裏話も。

精神も肉体も酷使して挑んだホアキンの役作りも、映画の見どころのひとつです。

アカデミー賞ノミネート!数多の賞を獲得

academy award

世界的に注目を浴びた話題作『ジョーカー』

世界最高峰の映画の祭典「アカデミー賞(2020年)」では『ジョーカー』の作品内で11の分野でノミネート。ジョーカー役のホアキンに「主演男優賞」、映画音楽に「作曲賞」の2つの賞が贈られました。
他にも数々の映画祭で賞を獲得しています。ベネチア映画祭では上映後、スタンディングオベーションが8分間続いたのだとか!

ちなみに、R指定作品(『ジョーカー』はR15+作品)で1,000億以上もの興行収入を得た作品は史上初。世界中の人が注目し、称賛した話題作であることに間違いないです!

聖地巡礼!ジョーカーのモデルになったロケ地をご紹介

newyork street

ニューヨーク近郊の『ジョーカー』ロケ地をチェック!

映画の舞台はDCユニバース(DCコミックスの世界)の架空都市「ゴッサム・シティ」。こんなに治安が悪い場所なのに警備それだけで大丈夫!?でお馴染みのゴッサム・シティです(笑)。
今作では1980年代初頭のニューヨークの街をモデルに制作。実際に映画の大半がニューヨーク近郊で撮影されています。

さっそくロケ地となったスポットを見ていきましょう!

ニューアーク(ニュージャージー)

アーサーがいた音楽ショップ

アーサーが道化の格好で客引きをしていた最初のシーンは、ニューアーク(ニュージャージー)で撮影されました。アーサーがいたのは、195 マーケットストリート沿いにある「ケネディ音楽ショップ(Kenny’s Music Shop)」。お店は映画でのみ使用されており、現在はクローズしています。

「アーサーがいた音楽ショップ」場所詳細

Kenny’s Music Shop

 

住所:195 Market St Newark, NJ 07102
※現在クローズ

トーマス・ウェインと出会ったシアター

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アーサーはトーマス・ウェインに会うため劇場へ潜入!

街中がデモで騒ぐ中、アーサーがトーマス・ウェインに会うべく忍び込んだシアター劇場のロケ地は、ジャージーシティの「ウィリアム・J・ブレナン裁判所(William J Brennan Courthouse)」。

アーサーが中に入ると、黒のタキシードやドレスを着たセレブたちで客席は賑わっていましたね。外観とは別に内装の豪華絢爛の劇場は、ニューヨークのブルックリンにある「キングスシアター(Kings Theatre)」のものです。

「トーマス・ウェインと出会ったシアター」場所詳細

・外観 William J Brennan Courthouse

住所:Hudson County Courthouse, 583 Newark Avenue in Jersey City

 

・内装 Kings Theatre

住所:1027 Flatbush Ave, Brooklyn, NY 11226 

マンハッタン(ニューヨーク)

アーサーが雇われていた「“ハハ”エージェンシー(’Ha-Ha’s’ Agency)」の事務所はマンハッタンビルの12番街にある「Cleantex」の建物。残念ながら「Amusement Mile」と描かれた壁画の外装部分は塗り替えられています。

「アーサーが雇われていた事務所」場所詳細

Cleantex NYC LLC

 

住所:2335 12th Ave, New York, NY 10027

ブロンクス(ニューヨーク)

アーサーと母ペニーが住むアパートメント

newyork street bronx apartment

映画では薄暗い古びた印象のアパートメントでしたが・・・意外と綺麗/イメージ

アーサーと母親のペニーが暮らしていたアパートメントはハイブリッジのアンダーソン街にあります。上画像は現在のロケ地のアパートに似ているものですが、実際の建物もこのような明るい配色になっています。
おしゃれな3つのアーチ型のエントランス、鮮やかな黄色いレンガの壁は映画で見たよりも住み心地が良さそうな印象(笑)。

「アーサーと母ペニーが住むアパート」場所詳細

住所:1150 Anderson Ave The Bronx, NY 10452

ジョーカーの階段

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今では世界各地からファンが集まるスポットに

アンダーソン街〜シェイクスピア街へと続く長い階段が、劇中でジョーカーがダンスをしながら降りていく象徴的なシーンの撮影地です。今ではGoogle マップでも「ジョーカーの階段」と表示されるほどポピュラーな場所に!

これを機に地元が賑わってくれたらと願う住人がいる一方、大勢の観光客が殺到して不満な人たちもいます。現地を訪れる際には、最低限のマナーを守って撮影してくださいね。

「ジョーカーの階段」場所詳細

住所:1165 Shakespeare Ave, The Bronx, NY 10452

アーサーとソフィが訪れたドーナツ店

ブロンクス近辺に点在する「Twin Donut」ですが、実際に劇中で2人が入った店舗はクローズしています。ジョーカーの階段から徒歩20分ほどの場所に同じ系列店舗がありますので、ドーナツのお味が気になる方はぜひ。

「アーサーとソフィが訪れたドーナツ店」場所詳細

Twin Donut

 

店舗1:3396 Jerome Ave, The Bronx, NY 10467 
※現在クローズ

 

店舗2:196 E 161 St, The Bronx, NY 10451
※ジョーカーの階段から徒歩20分ほど

ブルックリン(ニューヨーク)

アーサーが発砲した地下鉄

newyork metro

アーサーがジョーカーになる・・・

アーサーが地下鉄で若い3人の男性に襲われて、最後の銃を発砲した場所はニューヨークの9番街サンセットパーク内地下鉄。39番ストリートのブルックリン行き方面のプラットフォームです。この事件でアーサーはジョーカーとして世間に悪名を馳せます。

母ペニーが入院していた精神病院

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ゴッサムシティでお馴染みの“ワケあり病院”

アーサーはトーマス・ウェイン接触後、母ペニーの過去の記録を確かめるため「アーカム精神病院」へ。
アーカム精神病院は通称「アーカム・アサイラム」と呼ばれており、バットマンシリーズにおけるヴィランズの収容施設です。よく気の狂ったヴィランズたちが送り込まれている場所で、劇中ではジョーカーも最終的にお世話になる病院。

使用されたロケ地はブルックリンの「アーミーターミナル」。戦時中に軍事施設として建設されましたが、今はアート展示やオフィススペースなどに活用されています。

余談ですが、アーサーが確認したペニーの資料は精神科医であり、ヴィランズの一人ベンジャミン・ストーナーが作成したもの。そうなると資料の真偽も不明です・・・ディテールに気付くとまたさらに映画の楽しみも増えますね!

「母ペニーが入院していた精神病院」場所詳細

Brooklyn Army Terminal

 

住所:80 58th St Brooklyn, NY 11220

グレンコーブ(ニューヨーク)

アーサーが訪れたトーマス・ウェインの邸宅は、ロングアイランドの海岸沿いに立地する大学「ウェッブインスティテュートにて撮影。『バットマン フォーエバー(1995年)』や近年のテレビシリーズ『ゴッサム』でもウェイン邸として度々登場しています。

「トーマス・ウェインの邸宅」場所詳細

Webb Institute

 

住所:298 Crescent Beach Rd Glen Cove, NY 11542

ジョーカーのモデルになったロケ地マップ

ジョーカーの訪れた場所を巡ってニューヨークを旅しよう!

ニューヨーク・タイムズスクエア

ロケ地巡りのニューヨーク旅へ!

『ジョーカー』の公開後、劇中のロケ地はすでに観光スポットとして見物客が集まる場所になっています。地域に住人の方の迷惑にならないよう心がけて、撮影を満喫してください♪

ジョーカーが訪れた場所を巡った後、他都市への滞在も検討中という方へは、海外ツアーのアレンジがおすすめです。当社では別の都市に周遊したり、2つ以上のホテルに宿泊できる分泊プランもOK!

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