【青の洞窟】沖縄で一度は訪れたい観光スポット
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青の洞窟と聞くと、海外の観光スポットを連想する人も多いかもしれませんが、日本の沖縄にも幻想的な世界が体験できる青の洞窟が存在します。この記事では沖縄の青の洞窟について見所やアクセス方法、おすすめアクティビティなどについて紹介していきます。どんな場所か詳しく知る事で、より興味がわいて訪れたいと思うようになるのではないでしょうか。
青の洞窟とは?
青の洞窟とは昔、海が荒れた時に手漕ぎの漁師船の避難場所として使われていた場所です。以前はクマヤーガマと呼ばれていましたが、手漕ぎの漁師船が使われなくなってからは観光スポットとして知られるようになりました。
洞窟の大きさは奥行きが約40m、最小幅約3m、最大幅約14mでトンネル状になっていますが、洞窟特有の薄暗さはありません。そもそも「青の洞窟」と呼ばれるのは青く光っているように見えるためですが、これは自然の様々な要因が重なって起こる現象です。
沖縄でも見ることができる青の洞窟(イメージ)
洞窟の海底は白い石灰岩で出来ており、洞窟内部に太陽光が差し込むと、太陽光に含まれる青色の光が水の中に入ります。太陽光には赤や橙、黄、緑、青など様々な色が含まれていますが、最も波長が短いのが青色で、波長が短いと水の中に進んでも吸収されにくいため、水中では青く見えるようになります。青い光が白い石灰岩に反射して洞窟内の天井などを照すと、洞窟内が青く光り、そこから「青の洞窟」と呼ばれるようになったのです。
時間帯によって変化する青色(イメージ)
透明度や青色の見え方は、天候によって少し違ってきます。太陽の光がどれぐらい入るかによって色が左右されるのですが、曇りでも雨の日でも青くは見えます。むしろ雨の日は光の量が少ないため、より深い青色となります。
また午前中ならエメラルドグリーン、午後になるとブルー、夕方は濃いブルーといったように時間帯によって微妙に変化するため、違う時間に訪れて色の変化を楽しむという人もいます。
青の洞窟へのアクセス方法
レンタカーで真栄田岬まで(イメージ)
青の洞窟は沖縄本島中部エリア、恩納村にある真栄田岬の崖の下にあります。真栄田岬は那覇空港や那覇市内から車で約1時間程度の距離にあり、恩納村のリゾートホテルに宿泊してレンタカーで真栄田岬まで向かう人もいます。
真栄田岬から青の洞窟へ入る方法ですが、ボート便とビーチ便、また自力で向かうという3つの方法があります。
ボート便で行く方法
ボート移動が一番楽ちん!(イメージ)
ボート便は港からボートに乗って洞窟のそばまで向かいます。洞窟に近い港なら5~7分程度で到着し、極端に揺れに弱くなければ船酔いの心配もありません。
ボート便を利用するメリットは、何より楽に青の洞窟まで行けることです。真栄田岬から海へと続く階段は約100段ほどあり、炎天下での行列もありえます。ボート便の場合は階段を上り下りする事なく、行列に並ぶ必要もありません。ダイビング器材もボートで運べるので、重い器材を持って移動する必要が無いのです。
比較的波の穏やかなルートを通るため、高確率で青の洞窟に行けるのもボート便の良さと言えます。ただ、費用はビーチ便より高くなります。目的地まで直行出来るので体力的には楽ですが、いきなり深い海に入る事になるため、泳ぎが得意でない人は少し怖く感じるかもしれません。
ビーチ便で行く方法
子供にはちょっと長い階段かも・・・(イメージ)
ビーチ便は、真栄田岬の階段を下りた浅瀬ポイントから海に入ります。足の着くところで練習してからスタートしたい、マイペースにゆっくり進んでいきたい、船酔いが心配な人はビーチ便を選ぶ傾向にあります。ボート便と比べて、ツアー単価が安く設定されている点もメリットとなります。
真栄田岬の階段は長く、ウェットスーツを着た状態で重い器材を運ぶのは体力を消耗するため、子ども連れは移動が大変かもしれません。また、階段は真栄田岬管理事務所の判断で閉鎖され、台風が接近する時期は波が高く海に入れない可能性もあります。
自力で行く方法
泳ぎに自信のある方、ぜひ試してみてはいかがでしょうか(イメージ)
青の洞窟まで自力で泳いでいくという方法もあります。海へのエントリーポイントまで階段が整備されており、入水時に掴まるためのチェーンも設置されています。海に入って岩場に沿って泳いでいけば、片道150mほどで青の洞窟にたどり着きます。
波はありますが、シュノーケルやフィンを使うとスムーズに進み、ライフジャケットも着用しているので泳ぎに自信のある人ならそれほど危険ではありません。潮が満ちている時は入口がわかりにくいため、潮が引いている時間帯が狙い目でもあります。
注意点としては、自力で行く方法は4月~10月の夏シーズン限定という点です。それ以外の時期は北風が吹いて海も荒れるので、他の方法を選択するしかありません。また、慣れない人が単独で行くのは危険であるため、事故に遭わないためにもプロが同行するツアーに参加する必要があります。
青の洞窟でシュノーケリングやダイビングを楽しもう!
アクティビティはぜひ楽しんでもらいたい(イメージ)
青の洞窟では、アクティビティとしてシュノーケリングや体験ダイビングが楽しめます。
シュノーケリング
幅広い世代に人気のシュノーケリング(イメージ)
シュノーケリングは、水中メガネと水面で息をするためのシュノーケル、足ヒレとなるフィンを装着し、海中を見ながら水面散策を楽しむマリンスポーツです。
真栄田岬周辺の海から泳いで青の洞窟に向かいますが、耳抜きなど特別な技術は必要なく、ウェットスーツを着ていると自然と体が浮くため、泳げない人でも小さな子供でもツアーの参加が可能です。また体力の心配がないため、高齢者にも人気のアクティビティとなっています。
ゴーグルをつけて水中を覗くと、熱帯魚など小魚の大群に遭遇し、何とも言えない幻想的な世界が楽します。もちろん水面に浮かんでいるだけでも、海の中を綺麗に見ることは出来ます。ダイビングに比べて装着する道具が少ないため、料金が割安なのも魅力と言えます。
体験ダイビング
ダイビング未経験者でも楽しめます(イメージ)
青の洞窟は沖縄の中でも屈指のダイビングスポットです。使用する器材は水中メガネとシュノーケル、フィン、空気タンク、ウェイト、レギュレーター、BCDで、シュノーケルに比べると重装備となります。ダイビング未経験、免許を持っていない人でも、体験ダイビングならインストラクターがしっかりレクチャーしてくれるので、安心して参加出来ます。
真栄田岬周辺の海から水中に潜って青の洞窟へ向かいますが、水中は神秘的な世界が広がり、餌付けをすると手で触れられる距離にまで多くの魚たちが寄ってくるため、まるで竜宮城にいるかのような気分が味わえます。
アクティビティを楽しむならどの時間帯?
頑張って早起きしてアクテビティに参加しよう!(イメージ)
青の洞窟は非常に人気のあるスポットです。特にゴールデンウイークや夏休み期間は観光客でにぎわい、駐車場や真栄田岬の階段、洞窟内まで行列になる事もあります。
9時~13時は人気の時間帯であり、ピークに巻き込まれると、炎天下の中ずっと並んでいなければいけません。シュノーケリングも体験ダイビングも催行時間が決まっているため、運が悪ければ待ち時間の間にツアーが終了してしまうケースもあります。
そのためアクティビティを確実に体験するなら、混雑する時間帯を避けるのが賢明で、早朝7~8時か夕方が狙い目となります。気温は下がりますが、水温は1日を通してそれほど変化はないため、アクティビティも問題なく楽しめます。人が少ないため青の洞窟をゆっくり満喫できること、特に早朝は海水の透明度も高いのでより幻想的な世界を堪能出来ます。
青の洞窟で海の世界を体感しよう
沖縄で海外旅行気分を味わおう(イメージ)
青の洞窟を楽しむには、シュノーケリングか体験ダイビングのどちらかを選ぶことになります。マリンスポーツの経験が無い人は不安を感じるかもしれませんが、インストラクターが引っ張っていってくれるため、泳げない人でも安心して参加出来ます。
気軽に海の世界を楽しみたい人はシュノーケリング、より感動を感じたい人ならダイビングがおすすめで、ピーク時を避けた時間帯を選んだ方がゆっくり楽しめます。
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