緊急事態宣言全面解除!旅行や飲酒はどうなる?※9月29最新情報
緊急事態宣言全面解除!まん延防止等重点措置も9月30日から全面解除となり、緊急事態宣言からの移行もありません。旅行や飲酒、イベント参加はどうなるの?政府は1ヶ月間段階的な制限解除期間とし、11月ワクチン・検査パッケージも含む行動制限の本格的な緩和を目指します。それができるよう最後の感染リバウンド防振に努めましょう。
9月30日緊急事態宣言解除・まん延防止等重点措置も解除
政府は9月28日、2021年9月30日に期限を迎える緊急事態宣言とまん延防止等重点措置について全面解除すると正式に発表しました。
「やった!これで今までの苦労は全部終わり、さあ、マスクはずしてどこか行こう」と思った皆さん。ストップ!
緊急事態宣言・まん防完全解除=感染防止策解除ではない
筆者もやっとこの記事に「緊急事態宣言解除」って書ける日が来たぁー!とテンション高くビールをあけたところで、気付きました。
まだステージ4(爆発的感染)指標を抱える都道府県があるのに、完全解除。こちらは内閣官房公式サイトに出ている最新の各都道府県の指標。
東京都はステージ4がなくなった!
出典:内閣官房公式サイト
沖縄県と愛知県は実のところ今回緊急事態宣言解除解除は難しいという見方もありましたが、こちらも解除。
しかし人口10万人の感染率は相変わらず沖縄がトップ。この状況で緊急事態宣言編解除をされて、沖縄県に何の感染防止策もしない観光客が流れ込んで来たらそれはもう大変。
1ヶ月間は段階的制限緩和期間
政府は10月1日から10月30日を段階的制限解除期間とし、感染リバウンドを防ぐ構えです。
「また今回もリバウンドするに決まっている」「第六波が来る」
そう言われて非常に心配されている方も多いですが、日本のワクチン接種率は必要回数が終わっている人が既に58.1%。あれだけスピードの速かったアメリカの接種率である56%を軽く抜いてしまったのです。
オータニさんの活躍をテレビで見ると、観客みんなマスクしていないですよね。56%であれです。若干引きます。アメリカはまだしっかり1日+2000人台の死者数が出ています・・・日本でそんな状況で解除するのはあり得ない。
とはいえ、ワクチン接種が進めばどこの国もある程度行動制限はしているわけで、いよいよこれからワクチンで武装し、ウィズ・コロナの時代に入っていくわけです。
年内には飲み薬が出るのではないかと言う菅総理大事の発言からも、治療薬の登場で、コロナがインフルエンザなどと近い存在になる日も遠くない未来にくることが考えられるのです!
みんな我慢してきた!
9月30日まで緊急事態宣言中の都道府県
9月28日に緊急事態宣言が解除されるという発表があったとはいえ、今はまだ緊急事態宣言中です。世間は総裁選でそれどこではないようですが、はい、まだ緊急事態宣言中なのです。
9月30日までは19都道府県に緊急事態宣言
現在緊急事態宣言の対象の自治体は19都道府県です。
北海道・東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・静岡県・岐阜県・愛知県・三重県・滋賀県・広島県・大阪府・京都府・兵庫県・福岡県・沖縄県
9月30日までまん延防止等重点措置の県
出典:内閣官房公式サイトより
9月30日までまん延防止等重点措置:宮城県・福島県・石川県・岡山県・香川県・熊本県・宮崎県・鹿児島
画像出典;内閣官房公式サイト
まん延防止等重点措置の県はステージ3があるのは宮城県と熊本県、しかも一つだけ。ほぼステージ2ということでまん延防止等重点措置の全面解除は妥当と言えるでしょう。
1か月間の段階的解除期間とは?
政府が示した1ヶ月の段階的制限解除期間はどのような制限が行われるのでしょうか。
旅行大好きな我らが期待する旅行はどうなるの?そして、ずっと待っていた飲食店での飲酒はどうなるの?
しっかりと把握していきましょう。
飲食店での飲酒について
飲食店の営業:
宣言解除後1か月間程度は、感染対策について認証を受けた店は21時まで。認証を受けていない店は20時まで。
酒類の提供はいずれも可能。ただし、都道府県の知事が適切に判断し、厳しくすることも、緩くすることも可能で、制限解除などの時期も知事が決定する
飲食店の皆さんのこの間の苦労は、計り知れない
朗報!感染対策が万全であれば旅行も可能!
外出や移動について:緊急事態宣言中は「不要不急の外出や県をまたぐ移動を控える」とされていましたが、10月1日からが混雑を避け、少人数での行動を呼びかけています。
私たち旅好きが気になる旅行=県をまたぐ移動については、ワクチン未接種など感染リスクの高い人はPCR検査を受けて旅行をすることを推奨。
これらの制限は各自治体の感染状況の変化によって、知事が適切に判断することになりました。
つまり!感染防止対策ができていれば旅行が可能になったのです!
イベントについて
イベントについてこれまで宣言が出されていた地域は人数の上限は収容定員の50%以内で最大5000人でした。
解除後は、1か月間の経過措置は収容人数5000人以下の会場は100%まで入場が可能に。大部分のコンサートはこれで潤うのではないでしょうか?また、5000人より多く入れる会場では定員の50%または1万人が上限となります。
「大声あり(ロックミュージシャンやスポーツ観戦)」「大声ナシ(映画など)」など細かい内容は各都道府県での判断となるため、お住いの自治体の公式サイトを必ずチェックするようにしてくださいね。
旅行はどうすればいい?
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置とも全面解除となり各都道府県に制限解除や緩和はまかせるとしてるとはいえ、感染防止策をすれば県境移動を承認することに。
といことは?
その前に感染防止策をしっけりとね!
10月1日からの旅行のリサーチを始めましょう!いえ、予約しちゃいましょう!
さあ、そろそろ10月1日以降の旅の計画をたてようじゃありませんか!いや、もう安全を買って、11月1日以降のワクチン・検査パッケージ以降のツアーを抑えちゃってもいいかも!
国民の接種希望者の全てがワクチン接種を終えていそうな年末年始の旅行予約してしまうのもありですね。今のうちなら安くツアーがゲットできますよ!
ちょっと前までは絶望的な話しか書けず筆者も「明るい話書きたいわい!」と泣きそうになっておりましたが、大進歩。やっと出た明るい話題です。「GoToトラベルキャンペーンが再開するならそれまで待っていた方がいいのかな?」なんてちょっと期待してしまいますよね。
そんな時、断然おすすめしたいのが「あとから割引」を適用している旅行会社でのツアー予約です!
これは「予約した旅行が、GoToトラベルキャンペーンが再開された時、取り直しをすることなくGoToトラベルキャンペーンの割引を行う」というもの。
ただし、この「後から割引き」はGoToトラベルキャンペーンが再開しなければ、割引されない上に、以下のような危険性があります。
◆政府はGoToトラベルキャンペーンの延長を正式発表しておらず、延長の予約をいつから開始するかなど不透明
◆既にGoToトラベルキャンペーンは、停止前に「見直しをしてから延長する」という発表があったため、中断前と同じ条件の割引になるのか不明。割引だけではなくクーポンの配布枚数、平日・休前日・祝祭日の割引率などが変わる可能性がある
◆GoToトラベルキャンペーンが適用されない場合でも、旅行会社はキャンセル料を規約通り徴収する
◆政府の発表からキャンペーン開始までの期間により「後から割引き」が間に合わない可能性も
緊急事態宣言が明けたとはいえ、まだまだ段階的解除。このような状況なので「キャンペーンが再開しようが、しまいが、この時期に旅行をする」という人が「GoToトラベルキャンペーンが再開して後から割引きされたらラッキー」と、いう程度の期待で予約をしておくのが良いかもしれません。
もし利用したい、という方は上の点に気を付けて、キャンセル発生日など問い合わせしておきましょう。トラベル・スタンダード・ジャパンなら、きちんと細やかに電話で対応してくれるので安心です。