もっと知りたいエジンバラ!恐怖のマニアックツアー
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みなさんは旅行に行くとき、現地ではどのような滞在プランを考えますか? のんびりホテルで過ごす、観光地を巡る、とにかく食!という方が多いのではないでしょうか。エジンバラにはちょっぴりコワ~いマニアックなツアーがあり、観光客にもとっても人気があるんです。エジンバラだからこそ味わえるオプショナルツアーなら、いつもの観光とは少し違う、ユニーク(?)な体験ができること間違いなしです! では、どんなツアーがあるのか、早速ご紹介したいと思います。
◆目次◆
1.ゴースト・ウォーキングツアー
2.エジンバラ・ダンジョン
当社のエジンバラツアーはアレンジ自由自在!
1.ゴースト・ウォーキングツアー
まずは「ゴースト・ウォーキングツアー」です。その名の通り、歴史あるエジンバラの地で起こった身の毛もよだつ恐ろしい出来事について学び、実際の心霊スポットを巡るツアーです。
ツアー内容
・ロイヤルマイルで起こった恐ろしい歴史を学ぶ
・世界最恐といわれるグレイフライアーズカークヤードへ
・長い歴史をもつ地下都市ブレア・ストリート・ヴォールトへ
ツアーガイドは、あの世とこの世を行き来する墓守人。というのは冗談で、雰囲気のあるコスチュームを着たツアーガイドが恐ろしい雰囲気で、みなさんを観光ルートから外れた裏道へと誘い、恐ろしい歴史について語ってくれます。イングランドと度重なる宗教戦争や抗争を行っていたエジンバラは、一説によると“世界で最も侵略を受けた都市のひとつ”と言われています。そのため、戦いの跡や虐殺場、ヨーロッパに多い魔女裁判の跡地など、ホラータウンなのでは?と思わせるほど、たくさんの心霊スポットがあるのです。
ツアーで向かう「グレイフライアーズ・カークヤード」は、世界一呪われた墓場と言われています。ここは、夜間ツアーでしか訪れることができないスポット。しかも、これまで訪れた人の内、約170人が意識を失い、様々な霊的現象が500件以上も報告されているのです。ツアーは夜なので怖さも一層増すと思いますが、墓地自体は穏やかな雰囲気で特に心霊現象が起こりそうにない感じはありません。しかし、一度足を踏み入れると、ひっかかれる、噛まれる、押されるなどの心霊現象に見舞われる人が必ずツアーで何人かはいるのだそう。そこには一体どんな霊がいるのでしょう?
墓地なのでたくさんの霊がいてもおかしくないのですが、その中でもひと際力が強い霊が、ジョージ・ブルイディー・マッケンジーという人だと言われています。彼は17世紀のスコットランドで弁護士をしており、当時の王でもあったチャールズ2世に敵対していた約1万8000人もの民衆たちを殺したのです。反逆者の多くは、この墓地に隣接した刑務所に収容されました。しかし、これが問題ではなく、問題はマッケンジーの趣味にあったのです。彼の趣味は拷問。収容された人たちの前で、一人また一人と身体をバラバラにしていき、切断した頭を鉄柵に刺したそう…。
そんな彼の墓を、ある日ホームレスがうっかり壊してしまうというハプニングがありました。ホームレスによると、壊れたときに誰かが墓のなかから飛び出てくるのを見たと証言したのです。実はその後から、原因不明のやけど、鼻血、骨折などなど様々な説明のつかない症状に見舞われる人が増えたんだとか…ジョージ・ブルイディー・マッケンジーの霊が、未だに刑務所と墓地を行き来し、次の拷問者を探しているのかも知れませんね。
そして最後に訪れるのが、地下都市「ブレア・ストリート・ヴォールト」へ。かつては数千人もの身分の低い人々が、地下の小さな部屋で暮らしており、死体なども安置されていたことから、幽霊が出るスポットとしてもかなり有名なんだそう。所要時間は約1時間15分、大人1,776円~、子供1,184円~(6-15歳まで)学生や60歳以上は割引もありますので、身分証明書を提示してくださいね。幽霊に自信のある方はぜひご参加ください・・・日本語ツアーもありますよ!
2.エジンバラ・ダンジョン
次にご紹介するのが、エジンバラ・ダンジョンと呼ばれる「お化け屋敷」です。
ここエジンバラで起こった恐ろしい事件や黒い歴史について、ストーリーテラーが語ってくれます。ストーリーテラーが話す話とリンクした部屋に移動し、計11の部屋と2つの乗り物を回ります。ちなみにこのストーリーテラーは俳優さん。そのためなかなかの演技力で、実際にその時代にタイムトリップしたような感覚と恐怖を味わうことができます。観客の中からボランティアで何人か選ばれ、処刑台などを体験することができるのですが、このエジンバラ・ダンジョンは残念ながら英語のみの施設。もし、英語にも恐怖にも打ち勝つ自信がある方は、チャレンジしてみては?
本当の恐怖は、このエジンバラ・ダンジョンで話されることはすべて実話であるということ。ネタバレも少し含まれますが、ツアーの内容の一部をご紹介したいと思います。食人鬼 ソニー・ビーンのお話です。ビーンのお話は、あまりにも残虐だったため出版物などにされることなく表にでることがありませんでした。それが1843年にジョン・ニコルソンによって世間に広まります。
14世紀、ビーンの幼少期は日雇いで働く父の手伝いをして過ごしていました。とにかく働くことが嫌いなビーンは家を出て、一人の女性と知り合います。労働を嫌った二人は、当然お金もなく海岸の洞窟に住むことにするのです。ここは満潮時には、海面下になるため人目につかず最高の場所でした。食料や金品を狙うため、二人は旅人を襲うようになり、死体を必ず洞窟に持ち帰りました。奪った金品で食料を買っていましたが、十分な量ではなく、腹を空かせた二人は人肉を食べる術を覚えたんだそう。彼らは洞窟で暮らし、近親相姦を繰り返して家族が48人に!そして見事な連携プレーでその後も旅人を捕まえて続けていたんだそう。ダンジョンではボートに乗ってビーンの住む洞窟へ。すると遠くから「お腹すいたよ~」という子供の声が…あたりには、あちらこちらに人肉が…さてあなたたちは逃げ切れるのか?
苦痛、恐怖、死をテーマにした黒い歴史をリアルに伝えるエジンバラ・ダンジョン!こちらのダンジョン体験は大人(16歳以上)2,109円、そして子供(5歳~14歳)は1,702円です。もしこちらのツアーに参加する場合は、恐怖に立ち向かえるか、そしてツアー時間80分が耐えられるかを、よく考えてみてくださいね!
いかがでしたか?今回はエジンバラの綺麗な部分だけではなく、黒い歴史にまで触れられるマニアックなツアーをご紹介しました!幽霊が見えるか見えないかは、責任は持てませんのであしからず・・・。
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