北海道ひとり旅におすすめの観光スポット特集
北海道といえば、広大な大自然によって作り出された絶景スポットや美味しい食べ物などが国内外から注目されており、行ってみたい観光地としても常に上位を占めているほど人気です。一言で表せないほどとても広く、中心的な札幌や年中観光客が訪れている函館や小樽など、地域ごとや季節ごとで有名な観光地がたくさんあります。魅力的な場所ばかりなので年代や性別を問わず快適に過ごせ、一人でのんびり旅行をしたい方も楽しめます。
北海道ひとり旅!気を付けることは?
せっかく北海道に来たからには隅々まで楽しみたいですが、初めての旅行や一人旅を行う場合に気を付ける点として、環境の変化が挙げられます。北海道は季節や時間帯によって起こる気温の変化があったり、大自然を楽しむ場合には事前の知識や対策がないと危険な状態になる可能性も出てきます。また一つの地域だけでも広いので、複数の観光スポットを訪れる場合は、交通手段や移動する時間や手間に気を付けることが必要です。特に女性だけの女子旅や一人旅をする際、荷物が負担になってしまうかもしれません。スムーズに旅行が行えるように、事前の下調べや準備をしておくと安心ですね。
北海道はどんなところ?
日本の最北端に位置している北海道は、日本列島を構成する主要4島のひとつです。総人口が5,267,762人(令和2年1月1日)で、総面積 83,424.39平方km(北方領土 5,003.1平方kmを含む、令和元年10月)で4島の中でも一番大きい土地です。とても広いため4つのエリアに分けられ、中心地である道央や旭川などがある道北、函館が位置する道南や釧路や根室などの地域は道東と呼ばれています。
服装はどうする?
北海道の気候を一言で表すと、夏は涼しく冬は寒いです。季節ごとによって服装が異なるため、一人旅をする場合は持っていく服に注意しなければいけません。春や秋の気温は15度から20度前後が一般的です。この時期は長袖や上に薄手のアウターがあると快適に過ごせます。GWは気温が上がり暖かくなる場合もありますが、朝晩は冷え込むため着脱しやすい格好であることが大切です。夏の季節は地域によって気温も変化しますが、基本的に25度前後が続くため半袖だけでも過ごせます。またアウトドアを楽しむ場合や夜に出掛ける際には、すぐ着れる薄手のアウターを持っていく必要があります。
11月頃になると気温が下がり始め、早いところでは雪が降っている場所もあります。この時期は厚手の長袖やトレーナー、セーターにダウンコートや厚手のジャケット、インナーなどの重ね着が必要になってきます。ただし室内外で気温差があるので、なるべく着脱しやすい服装の方が気温を気にせずに観光がしやすいです。
交通手段は?
北海道を観光するには、複数の交通手段を使うことが欠かせません。主な移動手段には、バスや電車、レンタカーなどがあります。また札幌にある地下鉄や市電、函館の市電などはアクセスが良好なので、行き先にあった交通機関を利用することで、ストレスなく観光出来ます。
【札幌】ひとり旅におすすめの観光スポット
さっぽろテレビ塔
札幌の中心にある大通り公園に出ると左端に見えランドマークとしても有名です。高さが147mで90mのところにある展望台からは札幌の街を360度一望出来ます。大通公園は季節ごとにたくさんのイベントが開かれており、その様々な移り変わりを、上から眺めることができます。低層階にはショップやレストランも入っています。
住所:北海道札幌市中央区大通西一丁目
電話番号:011-241-1131
URL:http://www.tv-tower.co.jp/
アクセス方法:地下鉄大通駅から徒歩5分
営業時間:10:00~20:00
休業日:設備点検日(年3回)
料金:大人(高校生以上)800円小・中学生400円
札幌市時計台
国指定重要文化財でもある札幌市時計台は、札幌農学校の施設として、初代教頭であるクラーク博士が明治11年に建設し、現在も時を刻んでいます。赤い三角屋根の可愛らしい洋風建築で、2階建ての館内は、1階が大展示室、2階がホールとなっており、この建物の歴史を知ることができます。
住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号:011-231-0838
URL:http://sapporoshi-tokeidai.jp/
アクセス方法:JR札幌駅から徒歩10分
営業時間:8:45~17:10
休業日:1月1日〜3日
料金:大人200円、高校生以下は無料
モエレ沼公園
札幌にある大きな公園の一つで、季節によって異なった空気を味わえます。世界的な彫刻家であるイサム・ノグチが設計を担当しており、モエレ沼公園にしかない遊具やガラスのピラミッドが特徴的です。三角面と四角錐の立方体が組み合わされたガラスの建築物「ガラスのピラミッド」は時間ごとに映りこむ景色が変わり、様々な表情を見せてくれます。
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話番号:011-790-1231
URL:https://moerenumapark.jp/
アクセス方法:地下鉄東豊線環状通東駅からバス25分
営業時間:7:00~22:00
休業日:無
料金:無料
円山動物園
円山動物園は1951年、北海道で初めての動物園として開園されました。水中トンネルから覗くことが出来るホッキョクグマやエゾヒグマなど北海道ならではの動物も見ることが出来ます。タイミングが良ければホッキョクグマが水槽にダイブする姿が見られることもあります。水中で動物たちがどういった行動をするのかは、普段は見られない珍しい光景です。
住所:北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話番号:011-621-1426
URL:https://www.city.sapporo.jp/zoo/
アクセス方法:地下鉄東西線円山公園駅から徒歩15分
営業時間:9:30~16:30(冬季は16:00まで)
休業日:毎月第2・第4水曜日、年末年始他
料金:大人800円高校生400円中学生以下無料
二条市場
札幌市民の台所とも呼ばれています。青果物や水産物などの食材が豊富にそろっており、市場内にある飲食店では新鮮で美味しい食事が味わえます。お土産に特大サイズのほっけやトウモロコシなど北海道のおいしいものを買ってみてはいかがですか?
住所:北海道札幌市中央区南3条東1丁目〜東2丁目
電話番号:011-222-5308
URL:http://nijomarket.com/
アクセス方法:地下鉄東西線バスセンター前駅から徒歩3分
営業時間:7:00~18:00※飲食店街は6:00~21:00
休業日:店舗により異なる
【函館】ひとり旅におすすめの観光スポット
五稜郭
五稜郭は函館の中で代表的な公園であり、星形になっている構造が特徴的です。全面ガラス張りの展望フロアから、星形五稜郭の外郭を見ることができます。展望1階には、強化ガラスでできたシースルーフロアがあり、タワーの高さを実感できます。春には桜が一面に咲き、秋は紅葉を楽しめるなど季節ごとに美しい景色が広がります。
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
連絡先:0138-51-4785
URL:https://www.goryokaku-tower.co.jp/
アクセス:市電「函館駅前」~「五稜郭公園前」下車、徒歩約15分
営業時間:年中無休
料金:大人900円、中・高校生680円、小学生450円
函館ロープウェイ
函館山の山麓から山頂を繋ぐロープウェイで、標高334mの位置から函館の街を眺められます。夜景を見るなら、日が落ちる少し前に展望台に着いて、街が夜の輝きを帯びていく一部始終を眺めるのがおすすめです。夜に見ることが出来る世界三大夜景の景色は、息を吞むほどの美しい光景です。
住所:北海道函館市元町19-7
連絡先:0138-23-3105
URL:https://334.co.jp/
営業時間:始発10:00~最終22:00(時期や天候等により変更になる場合があります。)
料金:大人(中学生以上)往復1,500円片道1,000円、小人往復700円片道500円
金森赤レンガ倉庫
ベイエリアに1909(明治42)年から建築された建物で、街のシンボルとしても有名です。7棟の施設は、テーマごとに「函館ヒストリープラザ」「金森ホール」「金森洋物館」「BAYはこだて」に分かれていて、クリスマスなどにはイベントが開催されるなど、季節によって違った雰囲気を楽しめます。
住所:北海道函館市末広町14番12号
連絡先:0138-27-5530
URL:https://hakodate-kanemori.com/
アクセス:JR函館駅より車で約5分、徒歩で約15分
営業時間:9:30~19:00(年中無休)
八幡坂
函館にはいくつもの坂がありますが、その中でも八幡坂は海に向かってまっすぐ伸びる一本道が美しいとビュースポットとして有名です。冬は夜間にライトアップされ、街路樹と石畳が美しく照らしだされます。訪れる季節や時間によって異なる情景を楽しむことができます。
住所:北海道函館市末広町
連絡先:0138-23-5440
アクセス:市電 「末広町」電停 下車徒歩1分
カトリック元町教会
いくつかの教会が立ち並び、異国情緒豊かな景色が広がる函館元町エリアですが、カトリック元町教会は、1859(安政6)年に創建され、国内で最も古い歴史を持ちます。建築物は12世紀のゴシック建築様式を採用していて、大火に襲われる度に再建を繰り返してきました。聖堂の祭壇はローマ法王ベネディクト15世から贈られた日本唯一の貴重なものとなっています。
住所:函館市元町15-30
連絡先:0138-22-6877
アクセス:市電 「十字街」電停 下車徒歩10分
開館時間:10:00~16:00
休館日:年末年始12月30日~1月5日、聖堂使用時
【小樽】ひとり旅におすすめの観光スポット
小樽運河
大正12年に完成し、緩やかに湾曲しているのが特徴となっています。運河沿いの石造倉庫群は、当時の姿のまま残されておりレストランなどに再利用されています。運河沿いの散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れ時には運河や石造りの倉庫がライトアップ、日中とはまた違った雰囲気を味わうことができます。
住所:小樽市港町5小樽運河
アクセス:JR小樽駅から徒歩約10分
北一硝子
小樽を代表するガラスブランドで、お土産や制作体験などが観光客に人気です。小さなスタンドタイプや天井から吊すペンダントタイプ、さらには職人の技が光る高価な一点物まで、多彩なのステンドグラスなど魅力的な作品が多く販売されています。
住所:北海道小樽市堺町7番26号
連絡先: 0134-33-1993
URL:https://kitaichiglass.co.jp/
アクセス:南小樽駅から北一硝子三号館約10分 小樽駅から北一硝子三号館約20分
営業時間:10:00~18:00
小樽オルゴール堂
明治45年に建てられた建造物を再利用しており、日本最大級のオルゴール専門店です。本館だけで約3,400種類、商品約25,000点以上のオルゴールを揃えています。ガラスの天使のオルゴールやユニークなお寿司のオルゴールもあります。定番のジュエリーボックスのオルゴールなどもお土産に人気です。
住所:小樽市住吉町4-1
連絡先:0134-22-1108
URL:https://www.otaru-orgel.co.jp/j_main.html
営業時間:9:00~18:00
旧国鉄手宮線
北海道初の鉄道である官営幌内鉄道の一部です。2018年には小樽の鉄道遺産に選定されています。鉄路に上って、普段では撮ることのできない風景を撮ることができます。散歩にもおすすめですが、イベント会場としても利用されます。夏には期間限定でアイアンホースの乗車体験もできますよ。
住所:小樽市色内1-15-14
連絡先:0134-32-4111
アクセス:JR小樽駅から徒歩約15分
北一ホール
167個の石油ランプのみの幻想的なカフェで、コーヒーやビールを飲みながら落ち着いた雰囲気を楽しめます。小樽観光の休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?ピアノの生演奏などもあり、ゆったりとした空間で非日常を味わうことができます。
住所:北海道小樽市堺町7番26号
連絡先: 0134-33-1993
URL:https://kitaichiglass.co.jp/kitaichihall/
アクセス::南小樽駅から北一硝子三号館約10分 小樽駅から北一硝子三号館約20分
営業時間:10:00~18:00
【旭川・富良野・美瑛】ひとり旅におすすめの観光スポット
旭山動物園
日本最北端の動物園で、行動展示という展示方法が特徴的です。野生に近い環境を作り出すことで動物本来の行動が見れると観光客にも人気です。飼育スタッフがエサを与えながら動物について解説をしてくれる「もぐもぐタイム」では、間近で動物がエサを食べる姿を見ることができ、驚く豆知識を聞くことができますよ。「行動展示」では、動物たちの本来の姿を見ることができます。
住所:旭川市東旭川町倉沼
連絡先:0166-36-1104
URL:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
アクセス:旭川駅前バスタッチの6番のりばから、旭川電気軌道のバス(旭山動物園線41・47番線)
営業時間:夏期開園 午前9時30分~午後5時15分(最終入園/午後4時00分)
冬期開園 午前10時30分~午後3時30分(最終入園/午後3時00分)
料金:大人(高校生以上)1,000円、団体900円、小人(中学生以下)無料
上野ファーム
ガーデニングの聖地とも言われており、多くの観光客が訪れています。オーナーがイギリスで庭造りを学び、独自に北海道ガーデンとして鮮やかな庭造りを行っています。コンセプトの異なる10のエリアに分かれています。射的山を登ると見晴らしの良い景色が広がっています。園内ショップには、植物のタネや苗、オリジナルグッズなども販売されています。
住所:北海道旭川市永山町16丁目186番地
連絡先:0166-47-8741
URL:https://uenofarm.net/
アクセス:道北バス666番旭台上野ファーム線
営業時間:10:00〜17:00(公開時期はその年によって異なります)
料金:大人1000円。中学生500円、小学生以下無料
ファーム富田
中富良野町にある農園です。ラベンダーを中心に80種類の花が咲いており、満開の時期には良い匂いと一面に咲き誇る景色が美しく、圧巻です。「倖の畑(さきわいのはたけ)」は、ファーム富田の入り口から右にあり、園内のほぼ中央にあるラベンダー畑です。ファーム富田を訪れる人々の「倖せ」(しあわせ)を願って名づけられたラベンダー畑で、開花時期は6月下旬から8月上旬で、見ごろは7月上旬から中旬です。
住所:北海道空知郡中富良野町基線北15号
連絡先:0167-39-3939
URL:https://www.farm-tomita.co.jp/
アクセス:中富良野駅から徒歩20分
営業時間:9:00~17:00
ニングルテラス
まるで妖精がいるような幻想的な空間のニングルテラス。新富良野プリンスホテルの目の前の森の中にあるショッピングエリアです。15のロッジが並んでおり、工芸品などが販売されています。手作り体験もあり、「夕焼けランタン」や「木製オーケストラ人形つくり」、「ミニカードピクチャー(額絵)つくり」、「万華鏡つくり」などを体験することができます。予約が必要な体験もありますので、公式サイトを確認してみてくださいね。
住所:北海道富良野市中御料
URL:https://www.princehotels.co.jp/shinfurano/facility/ningle_terrace/
白金青い池
美瑛にある水面が青く見える不思議な池で、神秘的な雰囲気が人気を集めています。季節や天候によって様々な景色を楽しむことが出来ます。撮影する時間帯や天気、角度によって池の色合いなどの見え方が変わります。風が少なく、水面が安定しやすい朝は、木々や山々が美しく映り込んだ池を撮影できます。
住所:上川郡美瑛町白金
連絡先:0166-94-3355
URL:https://biei-shiroganeaoiike.business.site/
アクセス:美瑛駅より車で約20分、道北バスで約20分
白ひげの滝
日本でも珍しい潜流瀑に分類される滝です。白い髭のように見える落差30mの滝を近くの橋から見ることが出来ます。コバルトブルーの美瑛川がしぶきを上げる様子を、間近で見る事ができます。冬にはライトアップされ、幻想的な姿を見ることができますよ。
住所:上川郡美瑛町白金
アクセス:美瑛駅より車で約30分、道北バスで約30分
季節ごとに様々な雰囲気が楽しめる北海道
北海道は魅力的な観光スポットが数多くあり、一人旅や女子旅にもぴったりです。また季節によって変わる景色やアクティビティなど、その時期によって様々な雰囲気を楽しむことが出来ます。ただし、とても広いので地域による気候の変化や移動時間などに気を付ける必要があります。スムーズに旅行を行うためにも、よく調べて事前に準備をしておくと安心です。