【イタリア家族旅行記】還暦記念で息子とローマへ！圧巻の歴史的建造物の撮影旅| トラベルスタンダードジャパン

ローマ（イタリア）旅行体験記・レビュー『還暦記念で息子とローマへ！圧巻の歴史的建造物の撮影旅』。【トラベル・スタンダード・ジャパン】をご利用されたお客様によるクチコミ・評判をご紹介します。当社では自由にツアーアレンジが可能、オリジナルのローマ（イタリア）旅行をお楽しみいただけます。

イタリア旅行の訪問スポット

還暦記念、母の供養、映像撮影を兼ねたイタリア旅行を計画！

4泊6日で息子とイタリアへ行って来ました。「映像撮影」「還暦記念」「母の供養」が目的の旅でした。目的地をイタリアに決めたのは、昨年初めてのヨーロッパでフランスに行ったので、次行くならイタリアだね！と思っていたこと、友人からローマの素晴らしさを聞いていたこと、そして母と一緒に行きたい国だったからです。行きの飛行機の中で「新婚旅行ですか？」と聞かれ、すっかり気分を良くし、長時間フライトもなんのその！元気いっぱいイタリアに降り立ちました（笑）。

ローマに到着！初日は美味しいピザを堪能しました

今回利用したのは「アリタリア航空」。イタリアの航空会社なので、邦画は少ないことは覚悟していましたが、やはり2本のみ。帰りの便は、モニターも古く音声も悪かったので、映画は観ませんでした（苦笑）。イタリア人のCAの方は、ユーモアのある気さくな方で、楽しかったです。行きも帰りも、日本人スタッフは2名はいらっしゃいました。

空港から高速鉄道でテルミニ駅へ。そこから「ホテル・ミラニ」まで徒歩5分ほどで、ホテルに到着したのは20時頃。「ホテル・ミラニ」は駅からも近く便利。古いけれど、館内も室内も清潔でした。無事ホテルに到着後、夕飯を食べに出かけました。お目当のレストランは「Trattoriaa Dell'OMO」でしたが混んでいたので、断念。残念でしたが諦めて近くの「Trattoria Ristorante Da Nazzareno」へ。歴史ある伝統的なお店のようで店内にたくさんの古い写真が飾ってありました。ピザもとても美味しかったので満足です。

テルミ二駅

2日目はフォロ・ロマーノ、コロッセオ、真実の口へ

2日目は朝7時にホテルを出発し、地下鉄24時間券を買って「フォロ・ロマーノ」「コロッセオ」へ地下鉄と徒歩で回りました。紀元前の建造物があのような形で現存していること、当時の人々の息遣いが聞こえるようで、感慨深かったです。コロッセオはどこもかしこも観光客で溢れていましたが、フォロ・ロマーノは場所によっては、ほとんど人もいなく、石や切り株に腰掛けていると、鳥の声と時折吹く風で木々の葉がこすれる音が聞こえるほど静か。素敵な空間で当時に思いを馳せることができました。

フォロ・ロマーノは場所によっては人も少なく静かでした

コロッセオはやはり圧巻でした！

パンテオン聖堂正面

5つ星カタール航空で行く！歴史と芸術の街ローマ

昼食はスペイン広場のすぐ近くのレストラン「Cardesi」にて。お店の2階からスペイン広場が見えローマの景色も楽しめます。カプレーゼとマルゲリータのピザをいただきましたが、さすがイタリア！トマトもモッツァレラチーズもとても美味しかったです。

昼食後スペイン広場からトレビの泉まで移動。人の多さにびっくりしながらも、ジェラートを食べながら歩きました。まだ真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会へ間に合うのでは？と思い歩いて向かうことに。閉館50分前になんとか到着！長い列ができていましたが、私たちも並び、真実の口の前で、母の写真と共に無事撮影することができました。こうして母と来られてよかったです（涙）。真実の口からコロッセオ駅まで、結構な距離がありましたが歴史的な建物がたくさんあるので、楽しく歩けました。

「Cardesi」にてカプレーゼとマルゲリータ

ジェラートを食べながら歩きました

真実の口にて。亡き母の写真と一緒に

3日目はフィレンツェへ。ジョットの鐘楼からの素晴らしい景色
ウフィツィ美術館では数々の名画に心打たれる

3日目は、事前に予約していた高速鉄道フレッチャロッサでフィレンツェへ。フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からは、徒歩でサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へ。ここの「ジョットの鐘楼」は、事前に予約していたので、予約済みの入り口からスムーズに入ることができました。頂上から見るフィレンツェの街並みは、赤い瓦で埋め尽くされ、美しく、写真や絵で見ていた世界が目の前に広がっていることに感動。鐘楼から降りてきた頃には、大聖堂の入り口は長い長い人の列ができていました。

「ジョットの鐘楼」の頂上から眺めるフィレンツェの街並み

その後はウフィツィ美術館へ。ボッティチェリやラファエロなど、名作の宝庫で、天井画なども素晴らしく、ため息の連続。窓からヴェッキオ橋が見えるスポットもあり、3時間ほどかけて見ましたが、本当は1日かけて見ても時間が足りないくらいです。ヴェッキオ橋の通路の両側は、ほとんどが宝飾品の店！渡りきった向こう側のワインのお店「Fuego Srl」で昼食をいただきました。テラス席が空いていれば、そこからヴェッキオ橋を眺めながら食事ができそうです。

ミケランジェロ広場までは、結構坂道を登っていくのですが、頂上からはフィレンツェの街が見渡せて、清々しい気持ちになりました。この後は市場へ。革製品などを売っている露店など見て歩きました。天井が恐ろしく高く、様々なお店がたくさん入っていて、活気がありました。

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」

ヴェッキオ橋

ミケランジェロ広場の頂上から見渡す素晴らしい景色

5つ星カタール航空で行く！歴史と芸術の街ローマ

4日目はバチカン市国へバチカン美術館の作品に大感動
夜はバルコニー席でオペラ鑑賞を楽しみました

この日は地下鉄でバチカン市国へ。地下鉄の駅から徐々に国境の壁が現れ、ワクワク、期待が高まります。朝イチだったのでわりとすんなり入れました。7階までエレベーターで上がるチケットを購入しエレベーターへ。そこで働く係の方と話をしながらエレベーターの中は和かな空気に。この後クーポラの頂上までの階段は本当に厳しかった！狭い螺旋階段を登りやっとの思いで頂上へ！眼下に広がる景色と気持ち良い風！天国のような幸福感に包まれました。カトリックの総本山と言われるだけあって、サン・ピエトロ大聖堂の芸術はすべてが圧巻でした。日本ではこんな作品群を一挙に見ることはないので、感動という言葉では言い切れない気持ち。

この日の夜は、スペイン広場の近くの「テアットロサローネマルゲリータ」でオペラを鑑賞。バルコニー席を予約しました。バルコニー席では食事をしながらオペラを観ることができます。演目は「椿姫」。声量もあり見応えがありました。小さい劇場ながら「ローマの夜」を満喫しました。

「サン・ピエトロ大聖堂」の芸術はすべてが圧巻でした

美術館の螺旋階段

バルコニー席でオペラ「椿姫」を鑑賞。ローマの夜を満喫

5日目はローマ国立博物館、ディオクレティアヌス浴場など散策

ホテルから徒歩で、ローマ国立博物館へ行きその後、ディオクレティアヌス浴場へ。なぜこんなに大きなお風呂場が！と驚くほどの巨大な建物。高い天井やプールの跡など、とにかく何もかも大きくて驚きでした。サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂、その周辺を散策し、ホテルに戻り、荷物をピックアップして、高速鉄道で空港へ。帰国の途に就きました。

ディオクレティアヌス浴場

池畠さん、ありがとうございました！

私が日頃、映画や動画を制作していることもあり、あの圧倒的な歴史的建造物は、まさに「カメラを止めるな！」の世界。ローマでは、コロッセオからはじまりフォロ・ロマーノ、スペイン広場やトレビの泉はもちろんのこと、パンテオン神殿、サン・ピエトロ大聖堂やバチカン美術館。フィレンツェでは、サンタマリアデルフィオーレ大聖堂やウフィッツィ美術館、ミケランジェロ広場、そして最終日はローマ国立博物館、ディオクレティアヌス浴場やサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会など帰国間際まで、歩き周り、撮り続けました！

そして、この春に他界した母が行きたがっていた「真実の口」に、写真という形にはなりましたが、一緒に行って来ることができました。また、ヴィルトゥオージデルオペラディローマでも母にオペラを楽しんでもらいました。

毎日3万歩近く歩き、ヘトヘトでしたが、念には念を入れた防御策で、スリにも合わず無事帰国いたしました！最高に楽しい機会を頂き、本当にありがとうございました。行きたいところにほぼ行けましたし、トラブルもほとんどなく、思い出に残る楽しい旅行ができました。ありがとうございました。

担当者より

この度は弊社「お客様の旅行記」へご寄稿いただき、誠にありがとうございます。

今回のご旅行は映像撮影が目的のおひとつとのことで、旅行記のお写真も非常に綺麗ですね。
特にフィレンツェの絵画のようなお写真は圧巻です！！
私もフィレンツェに行く際には、こんな素敵な写真が撮れるようチャレンジしたいと思います。

お母様のご供養もされ、ご希望の観光地もほぼご訪問いただけたご様子、
そして何より無事にご帰国されましたこと大変うれしく思っております。

お客様の旅行記を拝見し、旅行は人生において大きなイベントであり、
おひとりお一人のご旅行を大切にご案内をしていきたいと、改めてより一層強く感じました。
これからもたくさんの思い出作りのプランをご提供できるよう精進してまいりますので
次回ご機会がございましたら、お手伝いさせていただければ幸いでございます。

この度は誠にありがとうございました。
またいつでもご連絡お待ちしております。

担当：池畠