ブリュッセルにはドバイ空港から約7~7時間半のフライトで到着。ブリュッセルといえば言わずと知れた美食の国ベルギーの首都として人気を誇るグルメの玄関口だ。ミシュランガイドをはじめ世界のグルメランキング本に掲載される店が多数あり、グルマンの舌を満足させている。予約が必要な高級店で世界が認めた味を堪能すれば誰もが至福のひととき。値段もそれなりにするが素敵な思い出になって残ることでしょう。もちろんブリュッセルは高級店ばかりではなく、気軽にベルギーの味を楽しめるお店も豊富にあるのが旅行者にはうれしいところ。ブラッスリーで郷土料理をベルギービールとともに楽しんだり、屋台でフリットを立ち食いしたり、カフェでワッフルを味わったりとグルメのバリエーションはかなりのもの。しかもどれもが美食の国ならではのレベルの高さを誇っている。
一方のドバイでは、非日常的とも言える“豪華さ”とともに味わうグルメがお勧め。世界最高峰の7つ星ホテル、ブルジュ・アル・アラブでのアフタヌーンティなら世界一豪華なホテルの内部を見学することができ、優雅なひととときが過ごせる。また、迫力満点の噴水ショーを観ながら食事を楽しめるお店もありドバイでは、豪華さで魅了される。
ベルギー料理の定番、ムール貝
ローカルエリアではドバイ伝統料理が味わえる。写真はアラビックケバブ
ワッフル、チョコレートも人気
ワッフル、チョコレートも人気
ブベルギー料理の定番と言えば、深鍋で蒸したムール貝が有名。セロリやポロネギと一緒に蒸したマリニエール風や白ワイン蒸しなど、味付けもさまざまで楽しめる。付け合せにはフリッツ(ポテトフライ)が定番だ。また、ベルギー国内には約120社ものビール醸造所があり、銘柄も800種類ほどもあるビール大国。トラピストビールをはじめさまざまなテイストを楽しめる。さらに忘れてならないのがスイーツだ。ワッフルやチョコレート、シナモン味の伝統的クッキーのスペキュロース、お米のタルトなど甘党も満足できる。
ドバイでは、世界の一流シェフと厳選食材が集まる妥協を許さない味の追求で訪れる人を納得させてくれるレベルの高さが自慢。キャビアやフォアグラ、ロブスターといった一流食材を使った料理はお勧めだ。ローカルエリアではドバイ伝統料理などを味わうことができる。
ヴィクトル・ユゴーは「素晴らしく大きい広場」と呼び、ジャン・コクトーは「絢爛たる劇場」と称えた市の中心となる広場。主として17世紀の歴史的建造物群としてのギルドハウス、市庁舎、王の家、ブラバン公の館が建築的かつ芸術的に見事な均衡を保ち、商業都市の成長と最盛を如実に表現している点などをもって世界遺産に登録された。
グラン・プラスの北東に延びる瀟洒な商店街が、ヨーロッパ最古のアーケードのひとつといわれている「ギャルリ・サンテュベール」だ。ガラス張りの屋根が特徴でネオ・クラシック様式とネオ・イタリア様式からなっている。J.P.クリュイズナールの設計で1846年から1847年にかけて建造され、現在でも洒落たショップやカフェ、レストランなどが並ぶ観光名所として有名。「女王」、「王」、「王子」の3つの通りに分かれている。
レシーヌで生まれ、ブリュッセルに長く暮らしたベルギーを代表するシュルレアリズムの画家、ルネ・マグリット(1898~1967)の美術館が「マグリット美術館」。2009年にオープンした比較的新しい観光スポットだ。200点もの作品が所蔵され、世界で最も充実したコレクションと評判が高い。代表作「光の帝国」はもちろん、「ブリュッセルとマグリット」「戦争に対して」「マグリットとコミュニズム」「黒魔術」なども鑑賞できる。
爆弾の導火線に小便をかけて爆発を防ぎ、市民を救った少年の武勇伝に由来する(諸説あり)という「小便小僧」は、17世紀に。J.デュケノワによって作られた噴水彫刻。「マヌカン・ピス」や「プチ・ジュリアン」の愛称で親しまれている。小便小僧と対をなす「小便少女」は、グラン・プラスを挟んで反対側に建っているのでぜひとも両方鑑賞したい。
ベルギーの60年以上にわたるマンガの歴史紹介している博物館。タンタンをはじめ、スマーフやラッキー・リュークなど世界に知られるマンガを生み出しているベルギーはマンガの王国ともいわれている。館内には4,500点以上の原画と約3万冊のマンガを所蔵。マンガをアートの1ジャンルとしてとらえているという。建物の設計はアール・ヌーヴォーの巨匠ヴィクトル・オルタによるもの。
世界最大級のモールとして知られるドバイモールは、ダウンタウン・バージュ・ドバイに位置しメトロから直結でアクセスも便利。2つのデパートのほか120軒のレストラン・カフェも含め1200以上の店舗が入っていて品揃えもドバイ随一だ。ギネス記録を持つ水族館やアイススケート・リンク、セガのテーマパークやキッザニアなども併設している。
2009年5月にオープンした世界最大の噴水がダウン・タウンエリア内の人工湖にあるドバイ・ファウンテンだ。アメリカ・ラスベガスのホテル・ベラージオの噴水をすべての点で上回るというその噴出の高さは150m、噴水の広場の長さは275mあり世界最大。さまざまな音楽や光に合わせて演出され 毎晩壮大な噴水ショーが開催されている。
2010年1月4日に落成式を行った、人類史上最も高い(2015年2月現在)建造物がブルジュ・ハリファ(バージュ・カリファ)である。地上160階、高さ828mを誇り、中はホテル、高級マンション、オフィスによって構成され、世界初のアルマーニホテルも入っている。エレベーターも世界最速の秒速18mで、建物のデザインは、砂漠の花、ヒメノカリスをイメージ。
スークとは、小さな店が軒を連ねるアラブの伝統的な市場のことで、ドバイの人々の生活に長年密着しているもの。アラビアンナイトの世界を彷彿させるエキゾチックな場所がスークなのである。中でもゴールドスークは、金専門の市場で、300以上の貴金属を取り扱う小さな店舗が密集し、ゴールド、シルバー、パール、宝石、高級時計などを扱い、アラブ式の交渉で売買する楽し体験ができる。
ブリュッセル&ドバイの発着地別フライト情報
成田発 - ブリュッセル行 スムースな乗り継ぎで日中にヨーロッパに到着可能 |
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ブリュッセル発 - ドバイ行 同日のフライトでヨーロッパから移動可能 |
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ドバイ発 - 成田行 深夜出発で最終日も夜まで楽しめる |
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羽田発 - ブリュッセル行 深夜出発のため遠征からでも余裕を持った行動が可能 |
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ブリュッセル発 - ドバイ行 同日のフライトでヨーロッパから移動可能 |
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ドバイ発 - 羽田行 羽田同日到着なので翌日から仕事でも安心 |
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